表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小さな奇跡の童話箱  作者: ムーンキャット


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

17/33

絶対神ゼアスの創世日記 ⑦

〜こころという、いちばんふしぎなもの〜

人間は立ち上がりました。

けれど最初は――

取りあい、ぶつかりあい、

争いばかり。

シエルは少し心配そうです。

「神さま、これは……」

ゼアスは静かに人間を見つめます。

「力だけを与えすぎましたね。」

しばらく考えたあと、

ゼアスは胸に手を当てました。

「では、これを加えましょう。」

ぽん、と見えない光が

人間の胸に宿ります。

それは――こころ。

うれしいと笑い、

かなしいと涙を流し、

誰かを思う力。

人間は少しずつ変わりました。

やがて火を見つけます。

ぱちぱちと燃えるあたたかな光。

寒い夜に集まり、

語りあい、助けあいます。

村ができ、町ができ、

国ができました。

ときにはまた争いもありましたが、

それでも――

学び、作り、守ろうとしました。

高い建物を作り、

遠くへ旅をし、

空の星を見上げます。

その星の向こうで――

ゼアスは腕を組みました。

「ふむ。」

シエルがたずねます。

「満足でございますか?」

ゼアスは、少しだけ笑います。

「まだ、観察中です。」

地球は今日も回っています。

太陽に照らされ、

月に見守られながら。

そして人間は――

考え、迷い、

それでも前へ進みます。

ゼアスの創世日記は、

まだ続いているのです。

ここまで読んでくれて、ありがとうございました。

このお話は、

むずかしい宇宙のはじまりや、

いのちの進化を――

子どもにもわかりやすく、やさしく伝えたい。

そんな気持ちから生まれました。

本当の宇宙は、もっともっとふしぎで、

もっともっと長い時間をかけてできています。

でもこの物語では、

絶対神ゼアスと天使シエルといっしょに、

楽しく旅ができるように、

童話のかたちにしました。

これはあくまで――

子ども向けの、やさしい創世のおはなしです。

もしこの物語をきっかけに、

「宇宙ってどうやってできたの?」

「恐竜ってほんとうはどんな生きもの?」

そんなふうに思ってくれたら、

それがいちばんのよろこびです。

宇宙は、いまも広がりつづけています。

そして人間も、まだまだ成長の途中です。

ゼアスの創世日記も、

きっとどこかで続いているでしょう。

ついでに気に入って頂けたらブクマ、リアクション、コメント等して頂けたら本当に嬉しい限りです。作者のやる気も爆発します(笑)ので宜しくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
とても分かりやすくて面白かったです。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ