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絶対神ゼアスの創世日記 ③
〜まぶしい主役、登場〜
青い星・地球はできました。
ですが――
「……少し暗いですね。」
ゼアスは目を細めました。
地球はぽつんと宇宙に浮かび、
どこか心細そうです。
シエルがうなずきます。
「光源が不足しております。」
「では作りましょう。」
ゼアスは両手を広げ、
宇宙のガスと光のかけらを集めました。
ぐるぐる、ぐるぐる。
「神さま、規模が大きすぎるような……」
「主役は大きいほうがよいのです。」
ぎゅううううっ……!
そして――
ぼわああああっ!!!!
まばゆい炎のかたまりが生まれました。
宇宙が一気に明るくなります。
地球が、きらりと青く輝きました。
ゼアスは満足そうにうなずきます。
「名を――太陽としましょう。」
シエルは目を細めながら記録します。
「少々、まぶしすぎます。」
「まぶしいくらいがちょうどよいのです。」
こうして、
地球をあたため、照らす存在が生まれました。




