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小さな奇跡の童話箱  作者: ムーンキャット


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11/33

絶対神ゼアスの創世日記 ①

〜宇宙、はじめます〜

むかしむかし、

うーんとむかしのおはなし!

まだ宇宙も星も、なにもないころ。

まっくらな世界のまんなかで、

絶対神ゼアスはごろーんと寝ころんでいました。

「……ひまだなー。」

すぐそばで、羽をきちんとそろえた天使シエルが答えます。

「神さま。全能の存在が“ひま”とはいかがなものでしょう。」

「では“余裕がある”に言いかえましょう。」

「言いかえれば良いという問題ではございません。」

ゼアスはむくりと起き上がりました。

「シエルよ!生きものを作ってみようか?」

「その前に“世界”が必要でございます。」

「おお、そうでした。」

ゼアスは両手を前に出し、

なにもない空間をぎゅっと丸めました。

きゅっ。

きゅううううう……。

「神さま、それは何を――」

「宇宙のたねです。」

どんどん小さく、どんどん重く、

ぎゅうぎゅうに力をこめて――

シエルは記録帳を握りしめます。

「神さま、少々圧縮しすぎでは……」

「だいじょうぶ、だいじょうぶ。」

ゼアスはにっこり笑って、

ぽんっ、と手をはなしました。

――――どんっ!!!!!!

まぶしい光とともに、

宇宙は一気に広がりました。

星のもとが、きらきらと四方八方へ。

空間そのものが、ぶわあああっと

ふくらんでいきます。

シエルは目を見開きました。

「……これが、宇宙の始まり。」

ゼアスは腕を組みます。

「うん。なかなか派手でよろしい。」

「“派手”で済ませてよい規模ではございません……。」

こうして――

宇宙は生まれました。

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