愛のウンコぶっしゃー
とても寒い朝方だった。
なぜかいつもより早い時間に目が覚めてしまい、布団の中で紋々としていた。そんな時、日比野健司は決まって昔別れた彼女のことを思い出すようにしている。
純子・・・
記憶の糸を手繰り寄せる。あの時、どうしてもっと上手くやれなかったのか。当時の焦燥が記憶の糸から流れ込んできて、体がずっしりと重たくなる。いつもならこれで二度目の眠りが襲ってくるはずだった。しかし・・その日襲ってきたのは、、、もっと巨大な何かとてつもなく凶悪なものだった。その怪物はものすごい早さで体の中を駆け巡って、外へ出ようとしている。
純子・・・俺の事まだ許してないんだな
日比野健司は、その怪物のなすがままにされた。下腹部で怪物が具現化しようと悶えている。苦しいのか純子・・今楽にしてやる、待ってくれ。健司は下腹部に思い切り力を込める。ふぁあああああああああああっつ。ぶじゅうううううううううううう。
出てきた怪物が臀部から太物の内側を支配した。
外から小鳥たちの鳴き声が聞こえる。カーテンの隙間からさす光は音楽のように、小鳥の調べを健司の耳元に運んでくる。
健司はふたたび深い眠りへと落ちていった。