3 なんだと!この世界にはステータスがあるのか!
・・・あぶねー。
なんとか逃げ切れた。
コケた時は終わったかと思ったけど、結果的に助かった。
まさしく、怪我の功名だあね。
転がってる時なんか聞こえたような・・・
気のせいかな。
ところで、ステータスとかあんのかな?
あったらいいなぁ。
あるかわからんけど、ステータスオープン!!!!!!!!!!!!!!!
スモールレッサードック LV1
HP10/10
MP 4/4
SP 5/5
攻撃 8
防御 4
速度 14
魔法 2
精神 8
器用 1
スキル スキルポイント400
[犬の嗅覚LV1][噛みつきLV1][転がるLV2]
スモールレッサー・・・絶対劣等種じゃん。
強さの平均はわからんけど、絶対弱い。100%弱い。
ハァ、これから大変そうだ。
・・・スキルポイント400あるやん。
ザコさが目に入って気づかんかった。
ん〜?スキル取れるんかなぁ。
もし取れるなら鑑定がいいな。
ものは試しだ。やってみよう。
鑑定!
<スキルポイントは400あります。
スキル[鑑定]を30ポイントで、獲得し
しますか?>
はい!はい!獲得します!
<スキル[鑑定]LV1を獲得しました。>
・・・ヨッシャァ!!!
鑑定獲得してやったぞーー!
あの異世界もののライトノベルの定番チートスキルの鑑定を獲得してやったぜヒャッホイ!
これで私も鑑定無双だ!
最初の鑑定先はーーそこら辺の木にしておくか。
では、鑑定発動!
<マリロー大森林の木>
・・・それだけ?なんかもっと詳しい説明が出るもんだと思ったわ。
う、うーんLV1って言ってたし、こんなもんなのかねー。
鑑定にテンション上がりすぎて何故か声が聞こえたということを忘れてたよ。
一体あの声はなんなのかな?
・・・まぁ考えてもわからんことはわからんからね。
よし、一旦あの声のことはおいておこう。