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第116話 ” お仕事 ” 対価、帰還への道順

 



 魔法薬局【月の牙】のドアを蹴破る勢いで入って来たのは、レプラカン族と魔人族の凸凹コンビ。



 で、魔人族の人は、メッチャ偉い軍人さんらしき人。 なんたって、軍装だもんね、その位は判るよ。 そんで、物凄く禍々しい拵えの剣を腰からぶら提げてるの。 これは……ないわ……。 チラッと確認したけど、「業物」なんだよね。 メッチャ斬れる奴。 


 でも、いやらしい符呪(呪いの符呪)は、付いてなかった。 ほんと、純然たる「刀剣」だった。 腕に自信のある人じゃないと、自傷するほどの「業物」だけどね。 


 もう一人のレプラカン族の人も、結構焦ってた。 なんか、汗かきまくって、茶色いベストを着てるんだけど、なんか、いくつも付いてるポケットからメモみたいな紙が、はみ出してるんだよ。 


 そんな二人の様子をシラッと、熱を含まない視線で、ルーケルさんが見てたんだ。 





「ネクサリオ=ガムデン伯爵様……。 というより、「試練の回廊」の南部司令官殿と言った方が宜しいか? 魔法薬局【カロンガロン】の買付人 ブリンクの出した注文は受けかねます。 付随している要望書の要望が荒唐無稽。 そちらは、かなり大ぴらに、薬品の買い付けをしようとして居られますが、” 今の時期に無茶を言われる ” と、同業者たちの嘆きが聞こえておりますよ?」


「ルーケル!! 判っているだろう! 薬師の仕事をしている者が少ない事も。 市井の者達だけじゃないんだ。 各魔王様の宮廷薬師殿にもお願いして居るんだ。 ご返答は芳しくないが、どうしても必要なんだ」


「あれだけの種類、あれだけの量を、あの短期間で、納品せよ……? 無茶もほどほどに。 どれだけの手間がかかるとお思いか? 無理をすればやれぬ事はありませんが、その間の街への供給は誰が行うのです? 原料となる素材の備蓄は有りますが、乾燥から始めねばならぬモノが多々あるのです。 あのご注文の薬品ならば、少なくとも…… ”二年” の時間を貰わねばなりません。 それを、一年足らずで用意しろとは……。 私は、御領主様に、この街(ハヌカ)の薬品の供給の責任を負わされております。 無理な物は無理です。 確約しかねます「ご注文」は、お受け致しかねます」





 ありゃりゃ……、 マズい時に来たね、私。 なんか、薬が大量発注されたけど、捌ききれないって事で、断ってんだね、ルーケルさん。 怖い顔で睨み合ってるよ。 きっと、ココが最後の砦なんだろうね。 だって、「政治力」が在りそうな伯爵様が、同行して、街の薬師に圧力掛けてんだよ? つうか、懇願? もう後がないような顔をしている、レプラカン族の人も、アウアウして言葉も出て無いよ。


 沈痛な面持ちの伯爵様が口を開かれたんだ。 





「判っている。 無茶は承知なのだ。 だが、魔法薬局【カロンガロン】の在庫は今、危険なほど少なくなっている。 【カロンガロン】の店主に、ブリンクとの同行を願われていたのも、その為なのだ。 お前も知っているだろう、ルーケル。 ……此処五年の間に、ミッドガルドから「試練の回廊」を、通過しようとした者達が急増したのを――― 」




 ルーケル様に、懇々と説得を始める、ガムデン伯爵様。 眼は金色に輝き、妖しい光を宿しているんだ。 なんとしても、説得するぞって、気合入りまくり。 威圧感、半端ねぇ!




「 ――ミッドガルドの百年条約の更新使節団が、重なってしまった。 担当各国の魔王様方への「跳躍門」への誘因を含めた審問に、我等《南部審問軍団》も相当の被害が出ているのだよ。 頼むよ…… それに、予想されている、最大の兵力を送り込んで来るであろう、エルガンルース王国(強力な兵力)が来てないんだ。 あいつ等だけだぞ? 「渡り人(勇者)」無しで、試練の回廊を突破する奴等は。 今のままじゃぁ、《南部審問軍団》が大損害を被る。 前回の時を思い出せ!」





 なんだ? なんか、偉い事に成ってるよね。 我が母国(エルガンルース王国)の使節団が強いって? 前回の事って? もしかして、あの騎士団が擦り潰された前回の百年条約更新の時の事? 前回の時って、たしか、勇者召喚出来なかったんだっけ? なんか、前々回の時から百年経ってなかったって事で……、それで、騎士団全力出撃で対応したんだっけか。


 あぁ、今思い出したよ。 自前で勇者用意できなかったから、どっかの国に勇者借りたんだっけ……。 そんで、その勇者が逃げちゃったんだよ、このオブリビオンで。 だから、エルガンルース王国の正史に、そん時の勇者の事が記載されてなかったんだよ……。 アノ勇者って……どっから、借りたんだっけ?


 そんでも、遣らねばなら無いって、頑張ったのが、エルガンルース王国の騎士団の方々だったんだよね。 無理に無理を重ねて、ほぼ壊滅状態まで磨り潰されたって、書いてあったよねぇ……。 だろうねぇ……。


 磨り潰されたって言っても、大部分はミッドガルドに帰ってこれたんだよなぁ。 ただ、もう騎士として使い物ならなくなってた……だったよね。 まぁ、普通の人が、この魔力濃度の濃い「オブリビオン」に来たら、精神的におかしくなるよ……。 でも、条約更新は行わなくてはならないから……。 無茶したんだ……。 


 そうか、そう言う事だったんだ。 





「……あの時は、大変でしたね。 覚えております。 人族の恐ろしさをまざまざと見せ付けられました。 人族の事を侮ってました。 「個々の戦闘力」は無いものの、集団で目的に向かうあの突進力には、目を見張らされました」


「ならば、判るであろう。 前回、あの使節団(エルガンルース騎士団)狂戦士(バーサーカー)と化し、《南部審問軍団》の実に六割が重傷を負った事を。 諜報によると、今回も「渡り人(勇者)」は居ないらしいのだ。 そんな彼等に、やせ細っている《南部審問軍団》には「試練の回廊」での審問作戦は厳しいものがあるのだ。 薬品は何もかもが足りない。 ……頼む、各国の王宮薬師殿にもお願いはしたのだが、何処も余剰は無いというのだ」




 勇者召喚失敗してるもんね……。 あの御方は……失意の中で、死んじゃったもんね……。 間違いで、召喚されて、アーバレスト陛下に手籠めにされた……サリュート殿下の御生母様。 色々と腐ってるよね……。 本当に、人族って奴はね……。 ハァ……。 溜息くらいしか出ないよ。




「そうでしょうね。 ここ五年、「試練の回廊」では薬品類が、凄まじい勢いで消費されましたからね。 備蓄も無くなりましょう。 だからと言って、あのご注文は無いと思います。 市井の薬師が本来の仕事の他に、片手間に作れるような量では御座いませんよ? こればかりは、いくら買取金額を増額して頂いても……」





 ふ~ん、そっかぁ……。 薬師さんの頭数が足りないのか。 なら、錬金術師が居ればいいんじゃないのか? えっと……アレルア様が言ってたな、そう言えば。 オブリビオンには、錬金術士って、居ないって……。 お薬作るのは、全部薬師さんの役目なんだとか……。 そんで、薬師さんに成れる人って、そうそう居ないらしんだ。 


 ガムデン伯爵だっけ、この人の話しぶりだと、ルーケルさん、薬師さんらしいね。 へぇ…… そんで、” 乾燥 ” が、どうのこうの、言ってたよね…… 。





「僅少の回復量のモノでも構わない。 出来るだけの量が欲しいのだ」


「在庫が、無いんだ! 何処に行っても、断られる。 もう、無理を聞いてくれる、ルーケルの所しかないんだ。 頼むよ~~ルーケル!! 本当に頼むよ!!! なんなら、ご店主様に頼んで、資金ありったけ持って来てもいいよ!!!」


「だから、言っているでしょう、お金の問題じゃぁ無いと。 判りませんか?」






 半泣きに成ってるのか、きっと、カロンの街の魔法薬局【カロンガロン】の買付け担当の人だろうね。 御名前は、たしか、ブリンクさん。 レプラカン族独特の容姿をしてらっしゃるんだけど、普通、レプラカン族って、かなりの「策士」なのに、もう、策も何にも無い様に見えるのよ。 そうね、大分追い詰められているんだろうね。 


 試練を受ける人も、審問する人も、命懸けなんだもんね。 そのどちらも、必要としているのが、薬草、お薬、ポーションなんだよね……。 なんか、お役に立てそう……。 それに、事は私の母国(エルガンルース王国)も、絡んでるみたいだしね……。


 私の持病の(困っている人がいると)症状(、見捨てられない病)が、私を揺さぶってるのよねぇ~~。


 ……よし、提案(持病の症状)奏上してみるか。







 ^^^^^^






「あの、お取込み中申し訳ないのですが」


「はい、何でしょうか」





 ルーケルさん、不審げに私を見るのよ。 そりゃそうだよね。 でも続けるよ。





「お話を伺っておりましたが、何やらお薬が足りないようですね。 買取をお願いたしましたが、わたくし、少々錬金術を嗜んでおりますので、お役に立てるやもしれません。 最初は、「短期のお仕事」を探していたのですが、お仕事が無いという事で、手持ちの薬品を売ろうと此処へ参りました。 「お仕事」として、薬品類作成のお手伝いをする事も出来ます。 如何でしょうか?」


「 ……薬師だと言うのですか? ……貴女が? そう言えば、持ち込まれた薬品類は、貴女がお作りになられた……。 と、言われましたね」


「はい」





 ルーケルさん、 私との会話に、俄然、身を乗り出したの。 薬師さんの絶対量が足りなくて、薬品類の量の確保が出来なくて困っているんだから、当たり前よね。 私の方に端正な狼の御顔を向けられて、興奮気味に口を開かれた。





「私も昔、【カロンガロン】に在籍しておりました。 彼の地では、毎日が戦争の様なモノ。 ミッドガルドから到着される使節団の方々は、我等魔族に対し相当の敵愾心を持っておられる。 そんな彼らを、「試練の回廊」で審問し、それぞれの行くべき魔王様の御座所への「跳躍門」へ誘因する任務に就く、《南部審問軍団》には、本当に頭が下がります。 出来ればお手伝いしたかったのですが、余りに無茶なご依頼でしたので、迷っておりました」


「出来ぬ事の ” お約束 ” は、出来ない。 「信」を、「不信」で返すことは、「不実」であると、お考えなのですね」


「……まさしく」





 振り返って、真正面から、ネクサリオ=ガムデン伯爵様を見詰めてみたんだ。 なるほど、端正な御顔の表情は厳しくてらっしゃるわね。 でも、それは、大きな役目を負って、十全にその任務を果たそうとしている、責任ある立場の人の御顔。 引き締まって、困難に立ち向かおうとされている人の御顔ね。





 ……手伝ってあげる。 そんな表情の人が、絶望に染まるのを見たくないモノ。 





 そう……。 ちょっとだけ、事情を打ち明けて……ね。





「ガムデン伯爵さま。 差し出がましい事なのですが、わたくしは錬金術を嗜んでおります。 縁あって、ルーケル様と、お知り合いになれました。 お話を聴くに、大層お困りの御様子。 僅少では御座いますが、お力添えを致したく思います」


「……う、うむ。 頼みたいが…… 貴女は…… 見た所、魔族のモノでは無いようだな」


「はい、わたくしは、ソフィア=レーベンシュタインと申します。 「半妖」にございます。 さらに言えば、出身は、ミッドガルド。 《エルガンルース王国》に御座います。 事情があり、此方に飛ばされて来てしまいました。 ミッドガルドへの道を探しつつ、カロンの街に向かう最中に御座いました」





 事情を聴いた、ガムデン伯爵。 なんか、納得されたみたいね。 私から出てる妖気が、なんか違うって感じてたみたい。 それに、半分人族だし、半分妖魔(渡り人の魂)だし。 純然な魔族の魔人族とは土台が全く違うよね。 流石に高位の魔人族の方だ、私を見ただけで、「その事」は、判ったらしい。





「なんと、そのような事情が有った方であったか!  もし、お手伝い頂けるのなら、有難い」


「まだ、ルーケル様から、御許可頂いておりませんが……。 それに、出来る事に偏りがあるやもしれません。 どれだけ、ご注文されて居るのかも存じ上げません。 ルーケル様は、ご注文に御答え出来かねるので、お断りに成られたと、理解しております。 ……どうでしょうか、出来ただけ、そちら向けに完成した分のみのお取引といたしましては? ルーケル様の御都合もあり、必要であろう薬品類の名称と優先度を一覧にして頂いて、出来た物をお買い上げになる……。 と言う事であれば、ルーケル様もご納得いただけるのでは?」


「……うむ……。 量は期待できない……、 と言う事になるのか?」





 ルーケル様が渋い顔をされていたの。 ギリギリの折り合いって事かしらね。 静かで、それでいて、意思の強い声で、ルーケル様が応えられたの。





「はい、何分にも、【調薬】には手間がかかります。 出来る限りと、仰られるならば、出来る限りを、ご提供することに、問題は御座いません。 ただし、量は限られます」




 今度は私の方を見ながら、口を開かれたのよ。




「 ……薬品類を作る事が出来ると申されましたね、ソフィア殿。 貴女の力量は、私にとって、未知数です。 此処にある機材で、何処まで出来るかもわかりません。 しかし、貴女が持ち込まれた薬品類は一流のモノでした。 お手伝い頂けるのならば、有難いと思います。 しかし、対価をお支払いするには、いささか心もとない……」





 そう言えば、さっき売り払った傷薬とか回復薬で、【月の牙】のお店のお金、貰っちゃったもんね……。 アルバイト料は……、 いいか。 あれだけあれば、路銀にも困らんしね。 でも、ただ働きは、ルーケルさんの矜持(プライド)が許さんだろうし……。 ふと横を見ると、《カロンガロン》の買付人のブリンクさんと目が合ったんだ。





 ……そうだよ!!! その手が有ったんだ!!!





 薬品類をルーケルさんの【月の牙】(魔法薬局)で創る。 そんで、その対価に貰うのが、カロンの街まで路銀と宿代の確保ってどうだろう? 薬品類の納品の時、ブリンクさんと一緒にカロンの街まで行って、向こうでは魔法薬局【カロンガロン】にお世話になるって言うのはどうよ! みんな、納得できるんじゃない? 口添え頂いて、ご了承頂ければ、ウインウインだよね!




 ガムデン伯爵は、薬品類の確保が出来る。 軍団の危機を抑えられる。

 ブリンクさんは、仕入れが出来る。 積み増しする金額は、私への対価に。

 ルーケルさんは、彼等の努力に報いる事が出来て、私への対価もこれで解消される。


 私は……、 ミッドガルドへの道を繋ぐことが出来る!


 どうよ、これ。 





「あの、ルーケル様……。 お手伝いの対価に、頂きたい物が御座います」


「何でしょうか、ソフィア殿?」


「はい、わたくしの全力を以て、お手伝いする対価に、カロンの街まで、ブリンク様との同行をお許しいただいて、カロンの街において、魔法薬局【カロンガロン】に滞在する御許可、頂ければ……これに勝る対価は御座いません。 ミッドガルドへの道を、見つけられます。 お口添えを対価にして頂ければ、有難いのですが?」


「それで……本当に、宜しいのですか?」


「ええ、心配なのは、わたくしが何処まで出来るかでは、御座いますが」





 ルーケル様、ブリンクさん、そして、ガムデン伯爵様が、三人三様の表情で視線を交わしたの。 ルーケル様が、ブリンクさんに視線で、会話して、ブリンクさんが頷かれて……。 大いに満足されたような表情で、ガムデン伯爵様が口をお開きなったよ。





「約定は、定まったようだ。 私が保証しよう。 ソフィア殿、御助力を期待する」


「有難うございます。 どうぞ、よしなに」





 ブリンクさんが手を出して、握手を求められた。





「ソフィアさんだったよね……。 貴方の考え、わかったよ。 ……うん、頼んだよ。 いや、マジで。 もう、ほんと、何処に行っても、何にも無かったんだよ!!! マジ、恩にきます。 ルーケルから仕入れた薬品と一緒に、カロンの街まで行こう! 【カロンガロン】に部屋は、用意しとくよ! 大丈夫、店主様も喜んでくださるよ!!!  ちゃんと連絡取っとくよ!!! ルーケル! 頼んだ!!」





 ブリンクさんと、しっかりと握手をして、ルーケル様を見るの。 いいのか? 雇い主は、ルーケル様だぞ? 真剣な御顔で、大きく頷かれて私を見てね……。 右手を出されたの。 その手を握り返して、雇用契約を結ぶんだよねっ!  温かい、しっかりした、薬師様の手。 包み込むように私の手を握られたんだ。





「ソフィア殿。 約定は固まった。 お手伝い、宜しく頼む。 何時からでもいい。 時間の許す限り、お願いしたい」


「判りました。 それでは……此方(【月の牙】)に泊めて頂けないでしょうか? 対価は私の働きで」


「勿論、その方が手間を省けます。 まぁ少々、薬臭いですがね。 ただ…… 私が独身の男性だと、お教えしますが、それでも、住み込まれますか?」


「ルーケル様が紳士で在らせられる様ですので、問題は御座いますまい」





 苦笑いを浮かべてらっしゃる、ルーケル様。 握手している手に力がこもってるよ。 うん、紳士だよ、紳士だよね……? 紳士であってね! 約束よ!! 面白そうに、その様子を見ている、ガムデン伯爵さまがボソッて呟かれたんだ。 聞こえたぞ!





「……剛毅なお嬢さんだ」





 魔族の世界を、一人きりで動き回るんだから、この位は覚悟の上だよ。 さて、お仕事が決まった。 住み込みで働けるから、宿賃も要らない。 【マルグレッド楼】のミラーケスさんによくお礼を言って、こっちに移って来るか!


 さぁ、頑張んなきゃね!


 銀級錬金師の資格取っといて、本当に良かったよ。


 うん、良かった。


 また、あの魔女(エミリーベル先生)に、感謝を捧げる事になるとはね。








        鍛えてくれて、ありがとう。








        私は、道を外さずに歩けるよ。












           感謝してる。









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