表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
マリエル・クララックの婚約  作者: 桃 春花
マリエル・クララックの出陣
10/27

三人称で書いたらどんな感じになるかしらと試してみました。

長くなったので続きます。




 届けられた封書を確認していたマリエルは、ふとその中の一通に首をかしげた。差出人の名前はアシル・デルヴァンクール。知った名ではあるが、知り合いではない。


 窓の外の木はすっかり葉を散らせ、冬の訪れを知らせる風が吹くようになった。天気のよい昼間ならばまだ暖かいが、朝晩には暖炉が必要だ。そんなある日のできごとだった。


 シメオンとの婚約から大分日がすぎて、そろそろ社交界の反応も落ち着いてきた。はじめのうちこそなにかと噂のネタにされ、行く先々で注目を浴びていたものだが、いかに不釣り合いな珍カップルといえどいつまでも人々の関心を独占してはいない。話題になるできごとや人物は他にいくらでも存在し、流行を追うように人の目も移る。社交の季節が終わりを迎え、地方在住の貴族たちは皆帰っていったことや、マリエルとシメオンが仲むつまじく、破談になるようすがまったくないことなども重なり、しだいに騒がれることはなくなっていった。


 そんな頃に届いた、一通の招待状であった。送り主は婚約者の家に匹敵するほどの、名家の御曹司だ。あちらも爵位は伯爵で、資産家であるところも共通している。さらには互いの長男が同い年とくれば、どういう関係になるかは推して知るべし。犬猿の仲――とまではいかずとも、なにかと張り合うことの多い相手だった。

 その長男同士というのがくだんのアシルと、マリエルの婚約者シメオンである。当然両者は昔からの知り合いではあるが、友人関係にあるとは聞いた覚えがない。どちらかというと仲が悪い方ではなかったかと、マリエルは頭の中に詰め込んだ情報を引っ張り出した。


 型押しと金刷りの模様に飾られたカードには、お茶会に招待したい旨がつづられている。はるか格下の中流子爵家の娘にまで送ってくるとなると、そうとうに大がかりなお茶会なのだろうか。マリエルも一応デビューを済ませ社交界に認められている存在なので、そうした招待じたいは珍しくなかった。ほとんどの招待主は名前だけしか認識しておらず、マリエルの顔も髪の色も覚えていないだろうが。

 しかし妙な話だ。招待状は普通当主かその妻の名前で送られる。特にこれはお茶会への誘いだ。男性が主催することもないではないが、たいていは女性が中心になって開かれる。デルヴァンクール家の奥方は立派に健在なのだから、息子の名前で送られるはずがなかった。集まる客も、ほとんどが女性だろうに。

 さらに驚かされることに、お茶会の日取りは明日だった。今日届いて明日。ずいぶん急な誘いである。

 マリエルは椅子の背にもたれ、手にしたカードをヒラヒラともてあそんだ。どうやらこの招待状は、文面にない目的を隠しているらしい。


「……うふふ」


 マリエルの口元が、にんまりと弧を描いた。机に飛び乗ってきた猫が、置かれていた封筒やカードの上にわざわざ座って彼女を見上げる。かまってほしいという視線に応えてやわらかな毛並みをなでてやり、マリエルは小さな頭に頬をすり寄せた。


「見てー、素敵なお誘いよ」


 猫は見せられた招待状に鼻を寄せ、少し匂いをかぐと前脚でつついた。遊ぶのかと思い揺らしてやれば、すぐに興味を失って寝そべる。文字を読まない彼女には、紐やネズミほど魅力的ではないらしい。これみよがしに腹毛を披露し、なでろと無言の要求をしてきた。

 これにも応じて豊かな腹毛をなでてやりながら、マリエルは上機嫌でまくしたてた。


「お嬢様たちからのいやがらせは何度も経験してきたけど、今度は殿方からよ! 新・鮮! アシル様といえば、シメオン様に対抗意識バリバリな方で有名よね! はっきり言ってシメオン様の方がかっこいいし、有能だし、王太子殿下からも信頼されてるし、とうてい勝負にならないんだけど! でもご本人はそうは思ってなくて、ライバルのつもりなのよね。なにかにつけてシメオン様につっかかっては、ろくに相手にされていないのだけど、今度はわたしに目をつけてきたのね。どうするつもりかしら。よってたかってわたしを笑い者にして、こんなつまらない女と婚約するなんて、とシメオン様を馬鹿にするつもり――は、ちょっと困るかしら……」


 興奮気味な言葉が、最後は勢いを失って消えた。片手に振り回していた招待状も、机の上に戻される。

 猫の腹に顔をうずめて、マリエルはうーんとうなった。


「わたしが馬鹿にされるのは全然かまわないのだけど……取材になるからむしろ大歓迎なのだけど……アシル様の本当の目的はシメオン様だものね。わたしをダシにして、シメオン様をけなしたいのよね。そういうのは、困るわよね」


 飼い主に好きなようにさせながら、仰向けになったまま猫は前脚を舐めはじめる。片手に乗るほどの子猫の時から育ててきたので、急所である腹をいじり回されてもいやがらない。マリエルも喜ばせるなで方を心得ているので、気持ちよさそうに喉を鳴らしながら伸びていた。

 やわらかくて長い毛はたまにもつれて毛玉を作ってしまうので、毎日の手入れが大切だ。マリエルは優しく毛をかき分けて、もつれているところがないかをたしかめた。


「お嬢様がたからの挑戦状なら、いくらでも受けて立つんだけどなあ……彼女たちはわたしだけを攻撃したいのであって、シメオン様には憧れているから心配ないのよね。でもアシル様は……うーん」


 小さな身体をコロリとひっくり返してやっても、猫は抵抗しない。練乳にショコラの粉をうっすらまぶしたような背中をなで、濃いショコラ色になっているふさふさしっぽの付け根をトントンと指先で叩いてやる。とたんに猫の反応が変わり、落ち着かなげに身をくねらせた。しっぽはピンと立ち上がり、寝そべったまま後脚がもじもじと動く。トントントントン。猫のツボを刺激してやりながら、マリエルは考える。


 いつもならば可もなく不可もない、絶妙に無難で地味な装いをして出向くところだが、今回ばかりはそうも言っていられない。マリエルがとりたてて美しくもない娘であることはとうに知られている――十人中九人は平凡と評し、残り一人は悪意をこめて不細工と評するだろう。その程度だ。今さら無理に飾りたててもしかたないが、シメオンの婚約者としてあまりに見劣りしすぎない程度には飾る必要があった。


 いつしか手を止めてマリエルは思案を続ける。あいにくとマリエルの持っているドレスは、どれもこれもがぱっとしないものばかりだ。目立たないよう、そういったものばかり作ってもらっていた。両親にねだればもっと華やかなものだって作ることはできた。クララック家とて、その程度の財力は持っている。もう少しおしゃれしたら、という母の言葉にも耳を傾けず、ひたすら地味を追及してきたのはマリエル自身だ。それを、ほんの少しでも後悔することになるとは思わなかった。


 お茶会は明日だから、新しく仕立てる時間はない。誰かから借りるくらいしか手はないだろう。

 華やかな衣装をたくさん持っていて相談に乗ってくれそうな相手を考え、真っ先に思い浮かんだのは老舗娼館の妓女たちだった。美しさと華やかさにおいて、並の令嬢ではとうていかなわないトゥラントゥールの花たちならば、マリエルでも美しくなれるすべを心得ているだろう。友人たちに頼んでみようか、とマリエルは少し考えたが、すぐにその計画は取り下げた。トゥラントゥールの最高位にあり、いちばん人気の妓女たちだ。今夜も予約が入っていることだろう。急に押しかけてそんな頼みごとをしては迷惑だ。

 それに、貴族同士の付き合いならば、彼女たちよりもっと適任がいる。デルヴァンクール家にどう対応すればよいのか、熟知している人物がいるではないか。


 マリエルは一つうなずいた。そう、彼女しかいない。シメオンの母、フロベール伯爵夫人たるエステルに、この招待状を見せて相談すればいい。

 おしゃれが大好きな女性だし、因縁のデルヴァンクール家から売られたけんかとなれば、張り切って高く買うだろう。彼女以上に心強い助っ人はいない。

 そうと決まれば急がねば。まずは伯爵家に遣いを出して、訪問の許可をとりつけるところからだ。礼儀よりも、エステル夫人が在宅しているか確認の面が強い。連日茶会や宴が開かれる季節はすぎたが、彼女が毎日かならず在宅しているとはかぎらないのだ。

 買ったばかりのカードを出そうと手を動かしかけたら、小さな前脚が引き止めた。ちゃんと爪は引っ込めて、遠慮がちにマリエルの腕を引く。シメオンと同じ水色の目がじっとマリエルを見つめ、ほんの少し不服そうに「みゃん」と甘い声を上げた。


「ああんもうこのおねだり上手! はいはいはい!」


 時間がない。ないけれど、愛する毛玉の要求には逆らえない。

 口だけ文句を言いながらも顔をとろけさせ、もうしばらく猫への奉仕を続けるマリエルだった。






「よく相談してくれました。よい判断よ」


 マリエルを迎え入れたエステル夫人は、事情を知るとそう言って息子の婚約者を誉めた。


「明日のお茶会なんて、知らなかったわ。わたくしには招待状は来ていなくてよ。あなただけを呼び込んで、なにをするつもりなのやら。でも、お断りするつもりはないのよね?」


 明るい青い目が挑発的に笑ってマリエルを見つめる。彼女と向かい合わせに座るマリエルは、しっかりとうなずいた。


「ええ、お断りすればそれを理由に攻撃されそうですから」

「そのとおりね。こんな急なお誘いですもの、都合がつかないと断っても問題はないけれど、そうしたら怖じ気づいただのなんだのと言うに決まっているわ。息子の嫁を馬鹿にし、そこから息子を馬鹿にし、ひいてはわがフロベール家を馬鹿にしようという腹でしょう。負けてはだめよ、マリエルさん! くだらない挑戦ではあるけれど、デルヴァンクールとの闘いはこのフロベール家の威信に関わるの。あなたには頑張っていただくわ!」


 椅子から身を乗り出してエステル夫人はマリエルの手を取る。勢いに少しばかり気押されながらも、マリエルはふたたびうなずいた。そう、この勝負、負けるわけにはいかない。愛する婚約者の名誉を守らなければ!


「とはいうものの、わたしが美人になれるはずもありませんし、せいぜい普段よりましになる程度ですが。それで大丈夫でしょうか」


 頑張ったところでマリエルではたかがしれている。周りを圧倒する美女になどなれない。着飾ったところで相手は関係なく攻撃してくるだろうが、それをどう迎え撃てばよいのか。多少の不安を覚えて尋ねる未来の嫁に、エステル夫人は心得顔で答えた。


「よいのです。必要なのは、格にふさわしい装いとふるまいです。この場合の格はフロベール家の方よ。いつものように中流だのなんだのと言ってへりくだらず、堂々とするのが必要なのです。別にね、美人でなくともよいのよ。美しいにこしたことはないけれど、そうでなくても魅力的な女性はたくさんいます。そういう人たちは内側からの輝きを持ち、それをさらに引き立ててくれる装いを心得ているものなの。あなたには、そういう女性になっていただきたいわ」


 マリエルの手を放し、今度は頬に添えてくる。


「伯爵家に嫁ぐ人として、恥ずかしくないふるまいを心得なさい。すみっこで壁に同化していたり、風景にまぎれていたりしないで、人の輪の中で存在を主張するのよ」


 この要求には、うっとたじろぐマリエルだった。


「そ、それは……存在にいち早く気付かれるのって、なんだか生存に関わるような不安がありまして。隠れていられないのが、とても落ち着かないのです」

「ここは野生の王国ではなくラグランジュ王国よ! あなたは貴族の娘であって、虫や小動物ではないのですからね!」

「でも風景に同化できると、なにをしても平気という自信が持てるのです。だって誰も見ていませんし、見ても気付きませんから」

「なにをしに行くつもりなの! 売られたけんかを買う話ではなかったの!?」

「あ、そうでした」


 本題を思い出したマリエルに、エステル夫人は疲れた息を吐いた。

 マリエルと話していると、たいていの人間はつっこみ役になる。このとぼけた娘のどこに、息子はああも惚れ込んだのだろうと、これまで何度も抱いた疑問を彼女はまた考えた。


 容姿が決め手ではないだろう。それだけはありえない。別にマリエルが不器量というのではなく、決め手になるほどの印象がないのだ。いっそ不器量な方が人の記憶には残る。とにかくマリエルには、特徴というものがなさすぎる。


 色白なところはいい。髪も、色はありふれているが艶のあるきれいな髪で、くせもなく絹糸のように流れ落ちている。口元はかなりよい方だ。大きすぎず、小さすぎず、唇もちょうどよい形をしている。鼻は少々低いが気になるほどではないし、目も細すぎるということはない。こうして並べると、わりと器量良しなのではないかと思うのに、じっさいに彼女を目にすると、どうにもさえないという印象が拭えなかった。やはりこの眼鏡のせいだろうか。若い娘の顔に大きく存在を主張する眼鏡は、知的な印象を与える効果よりも、野暮ったさの方を強く感じさせた。


 まさか眼鏡が決め手ではなかろうし。


 おなじく眼鏡を常用する息子に、一瞬不安を覚えるエステル夫人だった。いやいやいや、そんな変質的な嗜好などないはずだ。そこまで眼鏡に執着する息子ではなかったはず。

 そうであってくれと願いながら、他にどんな決め手があるのだろうと彼女は頭を悩ませた。まあ、性格が悪いわけではない。どこかおかしな、とぼけた娘だが、基本的に明るく素直な人柄は好感が持てる。人見知りでも内気でもなく、けっこう社交的な性格だ。初対面の相手とでも、物おじせずにうちとけていく。

 ただ、どういうわけか人が大勢集まる場所では、ひっそり目立たないようにふるまいたがる。天敵に狩られる不安でもあるというのか。たしかに社交界は、ある意味弱肉強食の世界だが。

 

 息子はどこが気に入ったのかと聞いてもはぐらかすばかりで答えない。多分、自分の知らない魅力がマリエルにはあって、シメオンはそれにちゃんと気付いているのだろう。いずれ自分にもわかってくるはずだと思いつつも、現時点ではまだ見つけられないでいるのだった。

 気を取り直して、エステル夫人は言った。


「準備にいろいろ時間がかかるし、今日はこのまま泊まっていただくわ。お家の方には遣いを出しておくから、明日はこちらから出発なさい」

「わかりました」

「婚約指輪は持ってきたわね?」


 マリエルからの連絡に、エステル夫人は婚約指輪をかならず持ってくるようにと指示を添えて答えてきた。うなずいて、マリエルは鞄から指輪の箱を取り出す。中にあるのは大粒のダイヤが輝く立派な指輪だ。立派すぎて気後れして、滅多に使わずしまい込んでいた。マリエルでは貫祿や風格が足りなくて、まるで似合わないのだ。手持ちのドレスも指輪の格と釣り合わない。朴念仁の婚約者はそうした女の事情など知らないものだから、店の者にすすめられるまま豪華な指輪を贈ってくれたのだった。


「これを、使うのですか? あの、シメオン様の前では言えませんが……わたしには似合わなくて。指輪の立派さに負けてしまうのです」


 困った顔で言うマリエルに、万事心得ているとエステル夫人は保証した。


「ええ、わたくしもシメオンから見せられた時に、どうしようかと少し迷ったわ。作り直させるべきかと……でもね、この家に入るのだから、このくらいは使いこなせないと」

「はあ……」

「ようはあなたが堂々としていればよいのよ。ドレスもふさわしいものを選ぶから、そんな自信のなさそうな顔をするのではありません」


 ぴしゃりと言われてマリエルは首をすくめる。頼りにするお姑様の指示に逆らう気はないが、本当に大丈夫かしら、と不安を覚えながら手の中の箱に目を落とした。

 ――その夜、近衛騎士団副団長シメオン・フロベールは、予想外な事態に見舞われた。


「お帰りなさいませ、シメオン様!」


 出迎えは執事でも女中でもなく、婚約者の溌剌とした笑顔だった。来ていたのか、と軽く驚き、なぜこんな時間にまでいるのかといぶかしむ。今日は少し仕事が長引いて、いつもより帰宅が遅くなった。結婚準備のために呼ばれたとしても、とうに帰ってよい時間だ。なぜ今ここにマリエルがいるのだろうと、彼は眉を寄せた。


「ただいま帰りました……あなたこそ、もう帰るべき時間では? ご家族が心配なさいますよ」

「今日はお泊まりなのです」


 にこにこと答えた婚約者は、恥ずかしげに頬を染めて近寄ってきた。


「うふふ、どうしましょう。シメオン様と一つ屋根の下――これはもう、次の展開へ進むしかありませんよね!」

「どんな展開ですか!?」


 もじもじしながらも遠慮なくすり寄ってくる身体を押しとどめる。恥じらっているのか大胆なのか、どっちだ。


「泊まりとは、いったいどういうことで」

「あらお帰りなさいシメオン。今日は遅かったわね。マリエルさんはあなたの部屋に泊まるのでよいわね?」

「よいわけないでしょう!」


 後ろから現れた母親が、当たり前のようにとんでもないことを言う。冗談なのはわかっているが、そう思って油断していたら本気で実行しかねない母親でもあった。


「まかせてください! わたし、いろんな物語を読んで勉強しましたから! あ、でも明日はお茶会に行かなければならないので、子供ができてしまっては困りますね」

「話についていけません! 一晩で困るほど子供は育たないというか、できるようなことをするつもりもありませんし、まかせられるべきなのは男の方で――という話はどうでもよくて!」

「あらあら、頼もしいこと。そうね、お式の前に生まれてしまってはいささか外聞が悪いけれど、今からなら大丈夫……かしら?」

「真面目に計算しないでください母上!」


 日頃は冷静でもの静かな一の若君が振り回される姿に、使用人たちは驚きつつも楽しんで眺める。彼らが知らなかった若君の一面を、あの一見特徴がなくておとなしそうなお嬢様が引き出しているのだ。彼女が嫁いでくればこの館はもっとにぎやかに楽しくなるだろうと、当主一家よりも先に使用人たちの方が、春の訪れを待ち望むようになった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ