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蒼竜世界の勇者 -鍛冶屋が勇者になる物語-  作者: mao
第二章〜魔族の鳴動編〜
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第二十八話・水の王都シトゥルス


「――くしッ!」


 翌朝早く街を発つべく宿を出たジュード達は、行商人から奇妙な噂を聞いた。

 雪が降ったそうだよ、雪に気を付けるようにね、と告げてくれた行商人の親切に礼を向けてからジュード達は馬車で北東へと向かう。この時期に雪などと。誰もが、そう思っていた。

 水の国の王都シトゥルスは、この街から更に北東へ向かった場所に位置している。途中に危険が潜んでいそうな森や山はなく、平地が続くばかりだ。

 そんな中、冷えた空気を感じて馬車の中でカミラが一つクシャミを洩らした。


「カミラさん、寒い?」

「だ、だいじょうぶ」


 隣に座っていたジュードが彼女を見遣ると、両手を口元に添えて震えている。見るからに寒そうだ。

 ルルーナに借りたと言うドレスは背中部分が大きく開いていて、水の国にはやや不向きな装いである。寒さを感じるのも無理はなかった。

 正面に座るルルーナを見ても同じだ。寒そうに自らの身を抱くように両手を二の腕に添え、眉間に皺を寄せて耐えているらしい。だが、その身は小刻みに震えていた。

 マナは多少なりとも生地の厚いマントを羽織っているが、剥き出しになる足はどうしようもない。膝を抱え込んで、少しでも暖を取ろうと必死になっていた。

 ジュードは困ったように眉尻を下げると、馬車にある備え付けの窓から外の景色へと視線を投じる。手綱はウィルが握っている、彼女達と変わらず寒い想いをしているだろうとは容易に想像が出来た。


「まいったな、こんなに寒いなんて……」


 無論、ジュードとて平気な訳ではない。

 露出などほとんどなかった元の自分の服であれば多少はマシであったかもしれないが、今ジュードが着用しているのはウィルに借りた衣服だ。

 常の彼のように肩など丸出しである。包帯やガーゼを替えるには楽だが、気候を考えるとこちらも聊か不向きだ。

 ジュードが洩らした言葉にまるで応えるように馬が嘶き、馬車が止まる。そして外からはウィルの呼ぶ声が聞こえてきた。

 なんだろうとジュードが壁を支えに立ち上がると、慌ててカミラが横から支えてくれる。一言礼を告げ、彼女に支えられながらジュードは馬車を降りた。

 外は更に気温が低い。剥き出しの肌に容赦なく突き刺さるような、そんな寒さだ。寧ろ寒いを通り越して、いっそ痛い。

 「ひいぃ」といつもとは違うか細い声を洩らすカミラも、随分とツラいようだ。身を縮こめてガタガタと小刻みに震える姿は見方によれば小動物のようではあるが、やや痛々しい。抱き締めて暖めてあげたい、などとジュードは思うのだが、即座に頭を横に振りその考えを追い払った。自分は何を考えているのかと思わず失笑する。

 思考と意識を切り替えるべく、ジュードはウィルに視線を向けた。

 ――筈だったのだが、その視線はウィルを捉えるよりも先に別のものを捉えてしまう。そして、それだけでウィルが呼んだ理由を理解した。


「雪……」


 ジュードの目の前には、真っ白な雪に支配された平原が広がっていたのである。

 街で聞いた噂そのものであった。


 水の国は、一年を通して比較的寒い方である。夏であっても気温はあまり高くはならない。

 しかし、雪が降るには流石にまだ時期が早過ぎる。初雪が降るにしても、二ヶ月は先の筈であった。

 だが、幾ら目を擦っても目の前の現実は覆りようがない。確かに目の前は雪で覆われた平原――否、雪原だ。しかも、空からはまだ粉雪が舞い踊るように降ってくる。


「ジュード、雪だぜ、雪」

「ウィル、大丈夫か?」

「ああ。けど……こりゃ、どういうことだろうな。まさか本当に雪が降ってるとは思わなかったぜ」


 ウィルはいつも腰に巻いていた上着を羽織っていた。無理もない、雪が降る中を両肩まで露出した格好では厳し過ぎる。それではただの罰ゲームだ。

 馬の後ろから降りたウィルは、ジュードやカミラを一瞥してから改めて雪原へと視線を投じる。水の王都シトゥルスはもう目と鼻の先だ。ここがこの有り様では、王都も恐らく雪が降っている。大混乱が起こっていてもおかしくはないだろう。

 大量に積もっている訳ではないが、草が見えないほどには雪が辺りを支配している。延々降れば明日には辺り一面が銀世界。真冬並みの積雪になると思われた。冷え込む訳である。

 ジュードの視界の片隅には、やはり寒そうに表情を強張らせて身を震わせるカミラの姿が映る。馬車に入っていても構わないのに戻らないのは、本調子には未だ程遠いジュードの身を心配してのことだろう。長居するのもそんな彼女が可哀想だ。


「とにかく王都まで急ごう、着いたらまずみんな暖かい服とか買った方がいいな」

「だな、カミラなんて今にも凍っちまいそうだ」

「ささささむい」

「そうだね、馬車入ろうねカミラさん」


 ジュードが促すとカミラは何度も頷いた。長い髪で隠れてはいるが、背中部分が剥き出しだ。刺さるような寒さが辛いのだろう。

 ジュードは彼女を馬車の中に促しながらウィルに目を向けた。寒さに彼の頬や鼻先は赤く染まっている。


「ウィル、寒いだろ。代わろうか?」

「ジュード、お前は怪我人なんだぞ。怪我してる時くらい大人しくしとけ、俺は大丈夫だから」

「あ、ああ……うん」


 当たり前のように返る返答に、ジュードは小さく頷く。いつものことなのだが、どうにも彼はマナだけでなくウィルにも頭が上がりそうにない。

 ジュードはウィルに促されるまま、馬車へと乗り込んだ。

 馬車が、白く染まりゆく雪原をひたすらに走る。王都シトゥルスはどうなっているのか、そればかりが懸念された。


 * * *


 やがて馬車の窓から見えてきた王都は、やはり雪にまみれていた。一面が銀世界とまではいかないが屋根は真っ白に染まり、道にも結構な量の雪が積もっている。流石にまだ足元までが凍ったりはしていないらしく、滑って転倒の心配はあまりないようだが、油断は出来ない。

 ウィルは王都の出入り口で馬車を停めると、それに合わせて中から降りてくる仲間達に目を向けた。


「さっむーい! 早く暖かいとこまで行きましょ、風邪引いちゃうわ!」

「そうよそうよ、まずは暖かい服がほしいわ……」


 マナとルルーナはそれぞれ両手で自らの身を抱き締めるように手を添え、手の平で二の腕を摩ることで必死に暖を取っていた。こんな時ばかりは何かと息の合った二人である。

 ジュードはカミラを振り返るが、彼女の顔色の悪さに軽く眉を顰めた。


「カミラさん、大丈夫? あまり顔色が良くないけど……」

「う、うん。大丈夫……ちょっと疲れちゃっただけだから……」

「風邪引いたかな……行こうか。まずは着替えて、それから暖かいところで休もう」


 ジュードがそう告げると、カミラはふわりと薄く笑って頷く。ジュードがウィルに目を向けると既にマナとルルーナが彼の背を押して早く早くと、洋服屋へと連行していく姿が見えた。ジュードはそんな様子に思わず苦笑いを浮かべつつ、カミラに片手を差し出す。

 するとカミラは笑みを浮かべたまま、いつものようにその手を取り歩き始めた。

 こうしている間にも、王都シトゥルスは白銀に支配されていく。雪は降り止むことを知らず、次から次へと天から舞うように降ってきていた。

 ジュードは、雲で覆われた空を心配そうに見上げる。目的とした鉱石が採掘される鉱山が雪の被害を受けているのではないか、その可能性を考えてのことだ。

 もし鉱山が雪の被害を受けて採掘が中止になっていたら。そう考えると、自然とジュードの足取りは重くなる。

 しかし、今は容赦なく肌に突き刺さる寒さから逃れる方が先。半ば無理矢理に思考と意識を切り替えると、カミラの手を取ったままウィル達が入っていった洋服屋へと足を向けた。


 洋服屋の中はとても暖かかった。客が寒くないようにとの配慮か、出入り口近くに設置された暖炉からは暖かい熱が伝わる。余計な風を受けないような配慮もされているらしく、暖炉横には風除けも置かれていた。

 店の中は暖炉から伝わる暖かな熱で満ちており、これでもかと言うほどに冷えていたジュード達はようやく安息を得たように腹の底から安堵を吐き出す。未だ寒さはあるが、外にいるよりは遥かに暖かく、そして安心出来る。

 ジュードは仲間達が店の中で安堵を洩らして表情を和らげる様を確認すると、そこでカミラを振り返った。

 彼女も少しは落ち着いたのか、未だ顔色の悪さはあるものの表情に穏やかな笑みを湛えている。取り敢えず熱があると言う訳ではなさそうな様子に、ジュードは人知れず安堵を洩らした。

 そして各々暖かな衣服を選び始めるのを見て、カミラに一声向ける。


「カミラさん、オレ達も見ようか。好きなの選ぶといいよ」

「う、うん……ありがとう、ジュード」


 店の中には、所狭しと商品が並んでいる。あちこちにダンボールや木箱が散乱していることから、大慌てで冬用の衣服を店先に並べたのだろう。

 当然だ。季節的には、まだ秋頃の衣服でも外を歩くには充分な時期なのだから。

 それがいきなり秋を通り越す形で雪など降ってくれば、店側も慌てるのは当たり前である。

 店内にはジュード達以外にも多くの客がいる。皆、突然の雪に慌てて暖かい衣服を求めてきたのだろう。

 カミラは店に並ぶ衣服を見回し、困ったように眉尻を下げる。ジュードはそんな彼女を見て不思議そうに首を捻った。


「……? カミラさん、どうし――」


 どうかしたのかとジュードは彼女に問おうとはしたのだが――そこで彼は風の王都フェンベルでのやり取りを思い出す。

 カミラは、衣服のことはあまりよく分からないと言っていた。恐らく何を着ればいいのか、彼女には分からないのだ。

 マナに目を向けてみるが、彼女は彼女で自分の衣服を選ぶのに忙しそうだ。ハンガーに掛かっている売り物の衣服を幾つか手に取っては、ああでもないこうでもないと難しい顔で合わせて戻すを繰り返している。

 ルルーナに至ってもそうだ。何かと自分のことだけで手一杯と言える。

 ジュードは「うん」と小さく頷くと、商品が並ぶ一角へと足を向けた。店内にある衣服は大体が色で分けられているらしく、まずジュードが真っ先に足を向けたのは寒色系の色が並ぶ場所である。

 片手を顎の辺りに添えて、ジュードは思案げに一つ唸る。カミラに似合いそうな色は何色か、それを考えて。

 そして、僅かな沈黙の後に青と言うよりは紺色に近い落ち着いた色をした一着のワンピースを手に取る。袖も長く首周りもハイネックだ、裏地も付いていて非常に暖かそうである。オマケにスカートの裾はふわりと広がっていて重苦しさが感じられない。しかし、生地は厚めで裏地も付いているとは言え、これだけではまだ寒そうだ。

 次に、ジュードは角の売り場へと移動する。そこには白系の衣服がズラリと並んでいた。


「(カミラさんには、白ってよく似合いそうだし)」


 女性の服を選ぶなどジュードにとっても初めてのことである。しかし、カミラが着るとなると自然と頭にイメージが浮かぶのだから不思議なものだと、ジュードは心からそう思った。

 彼の中である程度カミラのイメージが固まっている所為かもしれないが、自分でも不思議なほどに迷うこともなく、ジュードはまた一着を手に取る。それは外にふんわりと広がった姫袖の衣服だった。下部分が左右に開く形で広がっている。ワンピースと言うよりは長めのカーディガンと言ったところだろう。襟元はやや広めで、鎖骨や胸元が露になるような造りだ。直接着込むのならジュードは反対するが、先程の紺のワンピースの上に着るなら問題はない。

 ジュードは一人納得するように小さく頷いてから、カミラの元へと戻った。


「カミラさん」

「あ、ジュード」


 カミラは未だ先程の場所で、陳列される衣服を眺め頻りに首を捻っていた。暖炉に近いと言うこともあり、離れたくない気持ちもあるのだろう。幾ら今現在は暖かい場所とは言え、芯から冷え切ってしまっていた。

 ジュードの声に気付くとカミラは彼を振り返り、その手にある衣服を見てまた不思議そうに小首を傾ける。


「カミラさん、こういうの……どうかな」

「わ、わたしに?」

「うん」


 ジュードが二枚の衣服を手渡すと、カミラは目を輝かせて紺と白のそれを見下ろす。ほんのりと頬が染まっているのは、恐らく寒さの所為だけではない。そして、カミラはすぐに顔を上げて満面の笑みで口を開いた。


「ありがとう、ジュード!」

「う、うん。どういたしまして。試着してみるといいよ」

「うん!」


 至極嬉しそうな笑みで礼を言われて、ジュードは幾分気恥ずかしそうに視線を横に逃がす。当然ながら悪い気はしないのだが、想いを寄せる少女からハッキリと礼を言われた上に笑みを向けられると、どうにも照れてしまう部分がある。

 カミラは当然そんなジュードの心情に気付くこともなく、渡された衣服を大切そうに両手で抱えると試着室の方へと駆けていった。その足取りは軽く、後ろから見ていても喜びが溢れているようである。

 ジュードはそんなカミラを見送っていたのだが、ふと彼の視界の片隅には出入り口近くにある装飾品の棚が映り込んだ。


「あ……」


 装飾品が置いてある棚には様々な種類のアクセサリーが並んでいる。

 ピアスやイヤリングに始まり、ペンダントや指輪、髪留めなど種類は色々。デザイン的にも若い女性に好まれそうなものがほとんどだが、今日は見向きもされていないようだ。店内の女性達は皆一様に衣服ばかりを見ている。

 無理もない、着飾るのも大切なことではあるが、まずは身の暖かさが優先されるのである。

 ジュードはその棚に歩み寄ると、金色のカチューシャを片手に取る。彼の脳裏には、風の王都フェンベルで参加した水祭りの光景が思い返されていた。

 あの時、カミラはマナの見立てで同じく金色のカチューシャを付けていた筈だ。彼女にとてもよく似合っていた。ジュードはそう思う。

 本来ならば装飾品の類は細工物を好むジュードが自分で造ることがほとんどなのだが、肝心の腕が傷付いている今はどうしようもない。


「(水祭りの時のカミラさん、カチューシャがよく似合ってたよなあ)」


 そんなことを思いながら手にしたカチューシャを見つめていたが、不意に肩を軽く叩かれる感覚にジュードは意識を引き戻す。振り返ってみれば、ウィルが紫紺色の双眸を半眼に細めて立っていた。


「あれ、どうしたんだ?」

「どうしたんだ、じゃないだろ。お前、自分のモン見たか?」

「……あ、忘れてた」


 その言葉にジュードは小さく声を洩らした。ウィルはそんな彼の反応に「やっぱり」と言いたげに眉尻を下げると、深く溜息を吐き出す。

 そして手にしていた衣服を押し付けるように差し出してきた。それを見てジュードはカチューシャを棚に戻し、改めてウィルと向き合う。


「どうせそんなことだろうと思ってたから、兄ちゃんが選んどいてやった」

「え、本当?」

「ああ。どうせお前、服に変な拘りとかないだろ」

「ある程度の清潔感があって着れれば良いと思ってる」

「よし」


 ジュードとウィルは、もう長い付き合いである。

 ウィルはこれまでにも何度か繰り返してきた問いをジュードに向けた。すると、昔から変わらない彼の返答に一度しっかり頷きを返す。

 そんなウィルこそ、未だ寒そうな元の衣服のままだ。ジュードは緩く眉尻を下げながら一声掛けた。


「ウィル、お前こそ自分の服は見たのか?」

「う、うるさいな。俺はこれからだよ、これから。誰かさんと違ってオシャレさんだから、じっくり見るの」

「はいはい、……ありがとな、ウィル」


 口ではそう言いながらも、自分を後回しにして選んでくれたのだと言うことはジュードにはすぐに分かった。ウィルとはそう言う男である。昔から一緒に育ってきたジュードやマナのことを本当に大切にしてくれる男であり、兄貴分として人知れず無茶や我慢をする嫌いがある。――そして彼自身も洒落っ気など持ち合わせていないのだから、その言い訳が嘘だと言うことは容易に知れた。

 それでもジュードと異なり他人を最優先にして自分が倒れる、と言った失態を冒さないところは流石にしっかり者と言える。

 ジュードが礼を向けると、ウィルはチラリと彼に視線を向け幾分照れくさそうに笑った。


「けど、一人で着替えられるか? 手伝ってやろうか」

「いや、いいよ。少しは自分でやらないと」

「無理に動かして傷口を刺激するなよ」

「ああ、分かってる」


 ジュードの返答に対し、ウィルは安心したように僅かながら眦を和らげる。そして今度こそ自分のものを見る為にまた衣服の波へと消えていった。

 ジュードは試着室に足を向けながら、渡された衣服を眺めてみる。自分のことをオシャレさんだから、と言ってはいたが、人様の衣服をいい加減に選ぶと言うこともない。ウィルが選んでくれた服は野暮ったくもなく変に煌びやかな訳でもない、ジュードの好みに近いものだった。元々着ていた服にも多少似ている。

 黒のインナーは、肩より下部分がふわりと膨らんでいる。バンドで押さえるタイプらしい。これならば腕に包帯を巻いていても、バンドで衣服ごと押さえることが出来る。そこまで考えてのチョイスなのだとジュードにはすぐに分かった。ウィルは何かと気の利く男なのだ。

 試着室に入ると、カーテンを閉めて衣服を備え付けの物掛けに掛けていく。片手でウィルに借りた衣服を脱ごうとはするが、やはり特に深い右肩の傷が邪魔をする。脳に響くような痛みが走り、ジュードは思わず表情を歪ませた。

 時間が掛かりそう。そう思いながら、彼の口からは自然と溜息が洩れた。



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