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蒼竜世界の勇者 -鍛冶屋が勇者になる物語-  作者: mao
第二章〜魔族の鳴動編〜
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第二十四話・休息と暗躍


「お父さん! お母さん!」


 夜も深まった時刻。

 普段ならば人々は各々、眠りにつく時間である。

 そんな時間帯にも拘らず、街には歓喜の声が響いた。

 吸血鬼により連れ去られた娘達を出迎える街人や、再会を心から喜ぶ少女達の声だ。

 親達は涙を流して最愛の娘との再会と、その無事を喜んだ。

 ウィル達はそんな様子を嬉しそうに、そして安心したように見守る。心暖まるような光景。それと共にカミラは、ずっと感じていた不快感や気持ちの悪さが和らいでいくような気さえした。

 そして、そんな彼らの元へ一組の夫婦が駆け寄ってくる。目尻が下がった容貌の人が良さそうな印象を与える夫婦だ。


「本当にありがとうございました、まさか生きて娘と再会出来るなんて……」


 涙ぐみながら礼を紡ぐ夫婦に、ウィル達は自然と表情を和らげる。年長者と言うこともあってか、ウィルが一歩前に出ると緩やかに頭を左右に揺らして返答を向けた。


「いえ、お役に立てて良かったです。それと、どこか休める場所はありませんか? 仲間が吸血鬼との戦いで重傷を負ってしまって、手当てが出来る落ち着いた場所が必要なんです」

「な、なんと、そうでしたか。分かりました。では宿の一室をお使いください、すぐに話をつけてきますので。――お前は教会に行って神父様を呼んでこい」

「え、ええ、分かったわ!」


 慌てたように頭を下げて駆け出していく夫婦を見て、ウィルは目を丸くさせる。夫は妻に指示を出して宿へと走っていった。

 妻は何度も頷いてから夜の闇の中を大慌てで駆けていく。第一印象を裏切らない、なんとも人の良い夫婦である。

 ウィルは周囲で再会を喜ぶ親や少女達を後目に馬車に歩み寄ると、静かに扉を開けた。


「……ジュード」


 薄暗い馬車の中。窓から射し込む月の光くらいしか灯りと呼べるものはない。

 そんな中で、ジュードは未だ目を覚ますことなく眠っていた。馬車の中で応急処置は済ませたが、それだけでは当然足りない。ジュードの身に刻まれた傷は応急処置で事足りるほど浅くはないのだ。

 ウィルは馬車に乗り込み、目を覚ます気配もないジュードの身を両腕で抱え上げる。彼自身まだ本調子ではないが、今はそんなことも言っていられない。とにかく、一刻も早くジュードを休ませてやりたかった。

 ゆっくりゆっくりと、極力ジュードの身を揺らさないように気を付けながらウィルは馬車から降りる。

 その腕に抱えられるジュードの姿を見て、それまで再会を喜んでいた住民達はそれぞれ言葉を失ったように片手で口元などを押さえ、痛ましそうに表情を歪ませた。

 青いジャケットには血が染み込み、すっかり黒く変色して固まっている。インナーは元々の色が黒な為に目立たないが、肩口に巻かれた包帯に多量の血が滲んでいるのを見れば、嫌でもその重傷度は分かるだろう。「ひどい」や「惨い」と街の住民達は口々に呟いた。

 そんな中、マナが駆け寄ってくる。マナはウィルの片腕に片手を添えると、その顔を心配そうに覗き込んだ。


「ウィル、大丈夫なの? ウィルだってまだフラフラなんじゃ……」

「そうだけど、ジュードに比べりゃ全然元気だよ」

「それはそうだろうけどね……無茶はしないでよ」


 今のジュードに比べれば、恐らくは皆元気である。それほどまでにジュードはボロボロだった。

 カミラもルルーナも心配そうにジュードを見つめる。ウィルは緩く眉尻を下げて笑うと、彼女達に声を掛けて歩き出した。


「ほら、早いとこ休ませてやろうぜ。俺達にも休息は必要だしな」


 その言葉通りウィル達もクタクタである。

 ルルーナは戦闘に参加してはいないが、囚われていた少女達のように衰弱もあるだろうと考えられた。

 魔族のこと、ジュードの突然の変貌など、話すべきことはたくさんある。それでも今は全員の休息が最優先だ。

 ウィルの言葉にカミラは静かに頷いて彼の後に続く。マナとルルーナは、そんな彼らの後を追った。


 宿に行き着くと、先の夫婦の旦那の方がカウンターの前で待っているのが見えた。ウィル達の姿を見つけるなり、座っていた椅子から立ち上がり駆けてくる。

 そして、ジュードの様子を見て泣きそうに表情を曇らせた。


「これは酷い……妻が神父様を呼んでくる筈ですので、ひとまず先にお部屋へ」

「はい、……ありがとうございます」


 ウィルはジュードを抱えたまま、部屋まで案内をしてくれる男性の後に続く。勝手が分からない以上、街に慣れ親しんだ者に案内を任せるのが一番だ。

 早く休ませてやれるようにと気を利かせてくれたのか、彼が取ってくれた部屋はロビーから然程離れていない場所だった。

 出入り口傍らの燭台にある蝋燭に火を灯し「どうぞ」と室内へ促してくれる。室内には寝台が二つ、部屋の中央に木製の丸テーブルが一つあるだけの至ってシンプルな部屋だ。カーテンは夜だからか閉められている。

 しかし、蝋燭の火が照らす室内には何処か暖かい雰囲気を感じた。

 ウィルは窓際の寝台に歩み寄ると、男性が掛布を剥いでくれるのを確認してからジュードの身を静かに横たえる。

 寝台が二つあると言うことは、女性陣が眠っている間はウィルが面倒を見てやれる。一人にせずに済むことに、ウィルは小さく安堵を洩らした。


「ジュード……」

「……大丈夫だって、少しすりゃ目を覚ますさ」

「うん……」


 ウィルはカミラに向き直ると、心配そうな表情を浮かべる彼女に緩く頭を左右に揺らす。自分自身にも言い聞かせるように言葉を向けてから、ウィルはふと紫紺色の双眸を丸くさせた。

 カミラは、そんな彼の様子に不思議そうに小首を捻る。親切に宿を取りここまで案内してくれた男性は頬を人差し指で掻きながら慌てたように、且つ忙しなく視線をあちこちに向け、時折盗み見るようにチラチラと見遣ってくる。蝋燭の灯りの影響か否か、その頬は赤くも見えた。

 疑問符を浮かべるカミラに、ウィルは片手で緩く拳を作ると己の口元へ運び、咳払いを一つ零してから言い難そうに口を開いた。視線だけはしっかり、カミラから外して。


「なあ、カミラ……服、着替えようか」

「え?」


 言い難そうに紡がれた言葉に、カミラは思わず間の抜けた声を洩らす。そして自分の今現在の装いを見下ろし、青褪めた。

 ジュードの手当てをしなければ、と慌ててはいた。早く少女達を街に帰してやりたい、とも思った。

 だからこそ特に構わなかったし、気にもならなかったのだ。ウィルに言われて、カミラはようやく気が付いた。

 自分の衣服が、ビリビリに裂かれた状態のままであったことに。


「キャ……、……ッ!」


 それを認識した途端、カミラは哀れなほどに顔を真っ赤に染め上げ、いつものように甲高い悲鳴を上げかけた。

 だが、寝台で眠るジュードの存在と今現在の時間帯を考えて、悲鳴が上がる前に自分で自分の口を両手で押さえ、声を無理矢理に封じ込めたのである。

 馬車の中で傷だけは魔法で治療したが、当然服までは再生しない。吸血鬼に襲われた時のままだったのだ。

 長いワンピースの裾部分は大きく裂けて太腿上まで晒され、上に着ていた青いクロークも引き裂かれてズタボロ状態。胸の辺りが露出し、チューブトップ型の下着が完全に見えてしまっていた。

 クロークは既に肌を隠すものにさえなっていない。ただ肩に引っ掛かっている程度の存在である。

 カミラは両手で自らの身を抱き締め、羞恥心から涙ぐむ。マナはそんな彼女の肩に手を置き、据わった目でウィルと男性とを眺めた。


「どこ見てんのよ……」

「し、仕方ないだろ」

「そうよ、どこを見てるのよ」


 マナに続いて、同じようにルルーナもカミラの肩に手を置いて文句を連ねる。

 結託した女は怖い。ウィルは直感でそう悟ると、改めて小さく咳払いしてから慌てて彼女達に背中を向けた。


「と、とにかく。そんなカッコで看病してたらジュードの奴、目を覚ましても今度は鼻血吹いて倒れるぞ。早いとこ着替えてこい」

「う、うん……」

「じょ、女性の方々のお部屋は隣に取ってありますので」


 男性の言葉に了承と礼を返すマナの声を聞きながら、ウィルは静かに目を伏せる。

 内心の呟きは、マナに知られれば殴られるのは必至であった。


「(――カミラの下着の色は白、か……)」


 纏め役として日々しっかりしなければならないウィルとて、健全な男である。幾らそう言った対象として見ていないとしても女性の素肌――オマケに下着とくれば興味を持つなと言う方が無理なのだ。

 彼女を助け出した際にジュードも見た筈だが、状況が状況だ。覚えているかどうかは分からない。ジュードが忘れていてウィルが覚えている、知っているとなればどうなるか。

 それを想像し、ジュードの前でだけは言うまいとウィルは固く心に誓った。



 * * *



 薄暗く、寒々しい雰囲気が漂う広い空間。

 部屋の中央には、血にまみれたタキシードを着込む男が両膝と両手を床につき、頭を垂れていた。その身は、怯えるように震えている。

 ジュードが倒した吸血鬼の男である。

 男はあの後、配下の魔物達に命を分け与えられ何とか身を再生させることに成功していた。しかし、完全ではない。だからこそ、こうして逃げ帰ってきたのである。

 魔界へ通じる、闇の居城に。


「ア、アルシエル様……報告は、以上でございます……」


 男の前には玉座がある。

 そして、その赤い玉座にはアルシエルと呼ばれた長い銀髪を持つ男がいた。

 アルシエルは真紅の双眸を細めて、男から受け取った透明な水晶を宙に浮かせながら閉口する。その身から放たれるただならぬ気配に、吸血鬼の男は完全に怯えていたのだ。

 一向に口を開かないアルシエルに男は意を決して顔を上げ、言葉を掛けようとした。


「――それであなたは、情けなく負けておめおめと逃げ帰ってきたという訳ですわね?」


 が、不意に自分の後ろから聞こえてきた、場に不似合いなほどの愛らしい声に慌ててそちらを振り返る。

 そこには、緑掛かった銀髪を持つ少女がいた。アルシエルのように真っ直ぐで、長さは臀部まである。非常に長い。その後ろに他三名の姿も見える。

 少女は両側の耳の上辺りに大きな緑色のリボンを付けており、頭を覆う黒いボンネットキャップを被っていた。

 服装はフリルをふんだんに使った黒のブラウスに、袖は姫袖と言われる外側に広がった形。その上から緑と黒、細かく黄色のラインが入った膝下丈のジャンパースカート姿だ。中には黒いパニエを穿いており、スカートは柔らかそうにふわりと広がっていた。

 足元は同じくフリルの付いた黒いソックスと、黒の編み上げブーツである。

 ロリータと言われるような装いだ。年齢は十二、十三歳程度に見える。

 しかし、男は少女と――その後方に見える三人の姿を見て更に怯えた。


「まさか……ブラック・エレメンツ……!」


 そう呟いた男に、少女は真紅の目を細めて笑う。

 可愛らしい外見ながら、纏う雰囲気は非常に冷たいものであった。


「あなたはもう用済みなのよ、後はわたくし達が引き受けますわ」

「何を! この任務は私にしか……!」

「ヴェリアの結界は直に崩れる、もう貴様などに任せずとも良いと言う訳だ」

「折角アルシエル様が半分人間であるお前に期待して下さったと言うのに……愚かなものね」


 吸血鬼の男は、完全なる魔族ではなかった。人間の世界に嫌気が差し、魔界へ――魔族の道へ走った元人間。だからこそヴェリア大陸に張られた結界では、半分人間のこの男を完全に結界内部に閉じ込めることは出来なかったのだ。

 とは言っても、男も永い時間を生きている。既に半分以上は魔族と言える。

 嘗ての勇者と魔王との戦いの際、世界は荒れ果てていた。治安は乱れ、人々は完全に荒んでいたのである。

 そんな中、魔族の元へ走る人間は少なくなかった。この男もそんな人間の一人だった。

 愛らしい声の少女に続き野太い声の男性、そしてやや低めの声色の女性が畳み掛けるように言葉を連ねる。


「アルシエル様は鬼ではありません、一度や二度の失敗を咎めたりはしないお方。でもね、あなたは決して許されてはいけない過ちを犯してしまったのよ」


 少女は両手を自らの腰の裏側で組み、ゆるりと軽く小首を傾ける。クスクス、と何がおかしいのか小さく笑い声さえ洩らす。その様子は非常に可愛らしいのだが、雰囲気は決して生易しいものではない。氷のような冷たさを孕んでいた。

 その少女の傍に、後方に控えていた女性が並んだ。右目を前髪で隠した、臙脂色の髪を持つショートヘアの女性である。

 立てた襟の下には大きく開いた胸元。下着のようなものは見受けられない、激しく動けば豊満な胸全体が見えてしまいそうな挑発的な装いだ。

 腰には透けないタイプの黒いスカーフを巻き付け、スカート代わりにしている。

 彼女は腰に片手を添えて、言った。


「我々の今の目的が何か、お前も知っているだろう?」


 魔族の今現在の目的。

 それは、彼らの王である魔王サタンのこと。

 魔王サタンは、嘗て勇者との戦いで負った傷が原因で元の姿に戻れずにいるのである。聖剣で斬られた傷は、今も尚サタンを苦しめていた。

 思わぬ問い掛けに、男は半ば不貞腐れたように答える。バカにするなと言わんばかりの様子で。そんな男に対して彼女は小さく鼻を鳴らし、そして更なる問いを投げ掛ける。


「サタン様の完全なる復活だ、無論知っている」

「……ここまで言っても分からないのか?」


 男の様子に、彼女も傍らの少女も呆れたような表情を浮かべて見せる。

 そして、改めて口を開いた。


「お前はサタン様の為の贄を殺すところだったんだよ」

「……なに?」

「アルシエル様に教えて頂いた筈であろう? あの小僧の顔に見覚えはなかったのか?」


 そこまで言われて、男は双眸を見開いた。ようやく思い出した、そんな様子だ。

 以前アルシエル自らが「サタン復活の為に必要なもの」として男に伝えていたことだったのだ。その時にはしっかりと対象の姿形、容貌さえ記憶した筈であった。

 なぜ先程からアルシエルが黙り込んだままなのかも、同時に男は理解する。

 ――表面上は至って普通だが、内面では失望し、更には激怒しているのである。


「お前は危うくサタン様の復活と、完全体へなられる可能性を潰そうとしたのだぞ。あの小僧、捕らえて戻れば良かったものを」

「そ、それはっ……失念していて……!」

「あら。アルシエル様のお言葉を忘れていたと言うの? それこそ許されざることですわ。どうせご自慢のお顔に傷を付けられて逆上していたのでしょう?」


 男は既に理解していた。自分はもう助からないと。

 最後の希望として、震えながらアルシエルへ目を向けるが――それが男の最期であった。

 アルシエルの真紅の双眸と目が合った次の瞬間、男の身は紅蓮の炎に包まれたのである。苦しむような間もなく一瞬にして男の身は猛る業火に焼かれ、今度こそ完全に消滅した。

 届くことはないと理解しながらも、アルシエルは不愉快そうに呟く。


「サタン様の為の贄を殺しかけただけでなく、貴様は傷を付け過ぎたのだ。……死を以て償うのは当然であろう」


 そうして、アルシエルはすぐに少女を始めとする彼らへ視線を投げ掛けた。

 少女と女性、残り二人は男性である。

 野太い声の主は、黄土色の髪を逆立てた見た目的にも厳つい男。腕は大層太く、考えずともパワーファイターであることが窺える。

 もう一人は、薄い青み掛かった長い銀髪を持つ男である。無造作に伸びたままの長髪を結うでもなく好きに遊ばせている。見る者に線の細い印象を与えてくる、どちらかと言えば優男風の男だ。他の三人と異なり先程から一言も言葉を発していない。

 アルシエルは、彼らを見据えて口を開いた。


「――火のイヴリース、地のアグレアス、水のフォルネウス、風のヴィネア。私の可愛いエレメンツ達よ、一刻も早く光の結界を解き、贄を私の元へ連れて来ておくれ」


 アルシエルの言葉に、真っ先に頭を下げたのが豊満な胸を持つ女性であった。彼女が火のイヴリースである。

 先程までは過剰に責め立てるように吸血鬼の男を睨み付けていたが、アルシエルを見る目は何処までも優しく、そして穏やかだった。


「はっ、お任せ下さい。アルシエル様」


 そんなイヴリースを胡散臭そうに横目で見遣る見た目愛らしい少女が、風のヴィネア。

 その後方で太い腕を組み不敵に笑う厳つい男が地のアグレアスであり、最後に残った寡黙な男が水のフォルネウスだ。

 彼ら四人はそれぞれ個々の属性に特化した、アルシエル直属の部下である。

 吸血鬼の男に『ブラック・エレメンツ』と呼ばれた彼らは、音もなく影となり姿を消す。アルシエルに与えられた任務遂行の為に動き出したのだ。

 アルシエルは玉座に深く腰を掛け直すと、吸血鬼の男が残した水晶球を片手に取る。

 そこに映し出される、男が記録した戦いの光景。

 アルシエルの真紅の瞳は吸血鬼の男ではなく、男と対峙したジュードを射抜くように見つめていた。



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