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旧・木花開耶物語  作者: crow
第一章
16/40

木花開耶物語7話 PROLOGUEのみ

急いで書いたので、誤字・脱字、意味不明な文章・言い回し等々、あるかもしれません(>_<)

見つけ次第、直します(;一_一)

ご指摘など期待して待ってます\(^o^)/

それでは、是非最後まで読んで下さいね(^-^)

PROLOGUE

――????年?月?日 ???

 心地良い風が髪を揺らす。

 その風に乗って仄かに桜の香りがする。

 不意に思う。

――暗い、此処は何処だろう……?

 そこでようやく自分が目を閉じていた事に気づく。

 望むままに目を開けると、世界は桃色と緑色で満たされていた。

 地に拡がるは果ての見えない草原、天を埋めるのは無数の花びら。

 景色に見惚れていると何の前触れもなく、後方から女性の澄んだ声が問いかけてきた。

「――お目覚めかい?」

 驚いたまま振り向くが、そこに女性の姿は無かった。

 在るのは古い木の幹だけだった。

 そこに寄り掛かる様に寝ていたらしい。

「本当に、ぬしは寝てばかりだな」

 再び女性の声が響く。

 どうやら、幹の反対側に居るらしい。

 立ち上がり、女性の元へ行こうとすると……。

「悪いが、そのまま聞いてくれ……」

 今にも泣きだしそうな、悲しい声で頼まれた。

 だから、無言で腰を下ろした。

「主は――この桜が好きか?」

 問われて初めて、頭上の桜に目を向ける。

 つい先程、開いたかの如く桜は満開だった。

 散る桜も綺麗だが、咲き誇る桜はその数倍は綺麗だった。

「やはり好き、か。ならば、妾はもう此処には来ない」

 桜が好きだと、女性が此処に来なくなる……?

 一体、どういう理屈なんだ?

 訊き返そうとしたが、先に女性が喋り出したので聞く事にした。

「なあ、主はわらわの事をどの程度知っておる? 恐らく、妾が主について知っている事よりは少ないじゃろうな。どうせ主の事じゃ、先日教えた妾の名も忘れておるじゃろう?」

 そこで女性の言葉は一旦止んだ。

 その代わりに、何かを削る様な音が続いた。

 その音が途絶えると、再び女性の声がした。

「――主が妾を忘れぬよう、此処に、主の好きなこの桜に妾の名を刻んだ。妾が去った後、見てくれ。そして、忘れないでくれ……主は一人じゃない」

 また、あの声。

 今にも泣き出しそうな、悲しみを堪える様な、苦悶の響き。

 手を伸ばせば、届く所にきっと居る。

 その手を取って、抱きしめたい。

 そして、たった一言、その一言で、この人の悲しみを消し去れる。

 しかし、その行動も言葉も出て来なかった。

 否、もう遅かった。

 先に沈黙を破ったのは女性で、紡いだのは別れの言葉だった。

「去らば、愛しき――」

――そこで、僕は夢から覚めた。


――二XX六年六月九日 自室

 時刻は午後五時を過ぎようとしていた。寝起きの曖昧な記憶を辿るが、学校に行った覚えが無い。でも、玄関を出た覚えはある。今朝から夕方までの記憶がキレイさっぱり抜け落ちていた。

(幻覚の次は記憶障害か……。クッシー達にまた心配かけちゃうな……)

――ぐぎゅぅぅうう

 すると、腹の虫が鳴いた。とりあえず、空腹が気になったのでベッドから出て食卓へと向かった。その途中、服が制服から私服に替わっている事に気づいた。

(あれ? 元々、学校に行く気が無かったのか……?)

 そして、もう一つ。頭に包帯も巻かれていた。そこを手で触れると、少し痛んだ。すると、その拍子に何かが頭の中に浮かんだ。

(あれは……に、二ニギ……?)

 深い霧の中に一つの人影が見えた。背丈、格好、そのシルエットから連想される少女は、先日出会ったニニギで間違いなかった。

 言いようの無い不安が、ふと頭をぎる。将又はたまた、さっき見た夢のせいか。自分と彼女があんな別れ方をするかもしれない。そんな根拠の無い恐怖が僕を衝き動かした。

(今度は、今度こそは僕が先に動くんだ……!)

 玄関を飛び出し、全力で走った。彼女と初めて出会った場所、住宅街跡へ。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

どうでしたか?

ミステリアスな展開になってしまいましたが、伏線回収はしっかりしますよ(^^)


本編の方ですが、内容もネームも現在絶賛あやふや中なんで、掲載は未定です(+o+)

それでは次回も是非読んで下さい。 STORY by crow

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