九話:狂気の境界線(再製作中&閲覧禁止)
未完成なので閲覧はお勧めできません
少しづつ書いていくのでよろしくお願いします!
2回失敗してやる気がががが……
「こ、殺し合い‥‥?」
「うん、殺し合い!」
俺たちの目の前にいる少女、フランドール・スカーレットは無邪気な笑顔でそう答えた。だけど、あの子から感じる謎の違和感は一体なんなんだ?
「こいつ、本気で言ってるの?だとすると相当ヤバいわよ‥‥」
「ねえ、やろうよ!殺し合い!」
「‥‥いや、殺し合いはやめて、弾幕勝負にしよう。ルールは俺と君が戦ってどちらかがギブアップするまでってのはどうかな?」
「っ!?何バカなこと言ってんだよ悠治!!」
「至って俺は真面目だ」
「フランは別にいいけど、お兄さんはそれで良いの?」
「じゃあ、三対一ならどうかしら?」
霊夢は札を取りだし、一歩前に出て札を構えた。
「れ、霊夢?」
「悠治、あんたには少し荷が重すぎるわ。魔理沙もそれで良いでしょ?」
「あ、ああ!」
同様に魔理沙も前に出た。その手には八卦炉が握られていた。
「二人とも、此処は俺が何とかするからさ、任せてくれ」
「悠治‥‥私、約束したよな。だから一緒に戦うぜ!」
「あんた達が何の約束をしたか知らないけど、少しは私たちを信用しなさいよ。全く」
霊夢の言葉に俺は二人に何も言い返すことは出来なかった。「ハァ‥‥」と一つため息を吐いて前を向いた。
「‥‥分かったよ、頼むぜ」
「それで良いのよ」
「ねぇ、まだなの?フラン退屈だよぉ」
フランを見ると、ふらふらと暇そうに浮いている。
「ごめん、待たせちゃったね。俺たちは何時でも構わないよ」
「それじゃ、いっくよ!」
フランから尋常じゃない量の弾幕が放たれる。あまりの迫力に吃驚するが、冷静に一枚のスペルカードを取り出す。
「二人とも動くなよ。鳥符『エアロバースト』!」
俺を中心に鳥型の弾幕で二人を囲ませる。
「お兄さん、面白い使い方するね。でも、それで耐えられるのかな?」
「耐えてみせるさ‥‥!」
俺の弾幕の壁はフランの攻撃を防ぐが、弾幕の衝撃が俺に伝わってくる。
「くっ‥‥!!」
「あはは、すごいすごい!じゃあもっと行くよ!」
「まだ来るの!?」
フランから放たれる弾幕は、より一層濃いものとなる。このままじゃ盾が破られるのも時間の問題か‥‥
「二人とも、飛ぶ準備をしてくれ。今から道を造る‥‥!」
「造るったって逃げ場なんてないんだぜ!?」
「こうすんだ‥‥っよ!!」
弾幕を真上に飛ばし、頭上に穴をあける。
「早く行け!そろそろこれも限界だ‥‥!」
「分かったわ。魔理沙、行くわよ」
「悠治は?悠治はどうするんだぜ!」
「俺には構うな、先ずは二人が最優先だ。上なら多少弾幕は薄いだろ‥‥!」
霊夢と魔理沙が上に行ったことを確認してから弾幕を消す。
完全にフランの弾幕を防ぎきることは流石に無理で、残りの弾幕が向かってくる。
「さて、と‥‥此処からが問題だな‥‥」
次のスペルカードを発動する間もなくフランの弾幕が襲ってくる。それを可能な限り回避するが、この濃さだ、被弾は避けられない。
「ッつ‥‥!!」
「お兄さん凄いね!でも、いつまで避けれるかな?」
「霊符『夢想封印』!」
「えっ?」
霊夢の夢想封印は周りの弾幕を打ち消しながらフラン目掛けて放たれる。
フランは一瞬驚く素振りを見せたが、余裕でそれを躱してみせた。
「おっと、あぶないあぶない。お姉さんたちのこと忘れるとこだった」
「ふん、言ってくれるじゃない」
「今度はお姉さんと遊んであげるね!」
「霊夢、退いて良いぜ!」
「!?」
フランは霊夢の体で死角に居た魔理沙に驚く。その魔理沙の手には光を纏った八卦炉が構えられていた。
「いっけえええ!恋符『マスタースパーク』!!」
八卦炉から放たれたマスタースパークは周りを強い光に包ませ、一本のレーザーを照射する。
やがて光は収まり僅かな静寂が訪れた。
「ハァ‥どうだぜ!ってあいつは何処いったんだ!?」
フランが居た場所には影も形もなかった。
だが、あの子の気は至るところから感じられる。
「何処にいるんだ!あれくらいでやられる訳ないだろ!」
「‥‥コウモリか?」
「あはは、正解だよお兄さん♪」
周りに居たコウモリ達が一ヶ所に集まると、フランの姿に変わる。
「まさに吸血鬼って感じね‥‥」
「じゃあ次はフランからいくよ!」
「来るか‥‥!」
俺は直ぐ様陰陽玉を取りだし、飛ぶ準備をする。そしてフランは、一枚のスペルカードを取り出した。
「禁忌『クランベリートラップ』!」
此処まで見たのならお願いです。
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