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東方飛翔録  作者: 星屑○
3/28

三話:白黒少女と弾幕勝負

書くの忘れてましたが、季節は夏です。


うーん‥キャラが変になってしまう‥‥




追記:途中で三人称になっていますが気にしないで下さい。


追記:3/25

規制に掛かりそうな部分がありましたので一行変更しました。



幻想入りして、早一日がたった。昨日、霊夢から色々聞かされた。

幻想郷のこと。此処では、俺は外来人と言うらしい。

それと、俺は元の世界に帰れない可能性が高いようだ。何故かは知らないが、俺を戻せないらしい。まあ、気長に考えるとしよう。

後、俺の能力のこと。

「鳥を操る程度の能力」というらしい。

だから、喋れたり、懐いたりしたのか。


そう思い出しながら朝食を終え、今は縁側で寛いでいる。

それと、俺はその話しの後、霊夢に此処に住まして欲しいと頼んだところ、「私の手伝いをしてくれるなら、良いわよ」と言ってくれたので、霊夢の手伝いをする条件で居候することにした。


「鳥を操る‥‥ねえ」


以前も何かと好かれたり、俺の言うこと聞いたりしてたしな。

庭の雀に手を向けて‥‥


「‥こっちに来い」


そう言うと雀数匹がこっちに来た。


「なんか用っスか?」


「飯くれぇ」


「腹減ったぁ」


「旦那ぁ、なんかねぇか?」


こいつ等食い意地すげえな‥‥まあ呼んじまったことだし。


「ほれ、これで良いか?」


ポケットから、袋に入ったちょっと古い米を庭に投げる。


『『あざーす!』』


そう言ってから米を啄んでいる。


「これ‥‥使い道あんのかな?」


能力の使い道を考えていたら、だんだんと眠気が襲ってきた。


「この能力、何か‥使えない‥もの‥か‥‥すぅ~‥すぅ~」








~霊夢 side~


私は、博麗霊夢。幻想郷と外の世界の境界を管理する素敵な巫女よ。(ツッコンだ奴、後で夢想封印ね)

昨日は外来人の不知火悠がやってきたわ。どうやら彼は、能力の持ち主だったようね。手を触ったときに、強い霊力を感じられたしね。

で、今は朝食終えて、境内を掃除している。悠治は食器を洗ってくれたので、休ましている。


「ま、こんなもんね」


一通りの掃除が終わったので、箒を置いて、その足で居間に向かい、お茶を飲むことにした。


「そういえば、悠治はたしか、縁側に居るって言ってたっけ」


湯飲みを2つお盆に乗せて、縁側に向かった。






「悠治、お茶が入ったわよ‥って寝ちゃってる‥‥」


そこには、寝息をたてながら、気持ちよさそうに寝てる悠治が居た。


「昨日は意外と冷静に聞いてたけど、なんやかんやで、悠治なりに色々考えてたのかしらね。寝顔‥ちょっと可愛いじゃない」


自分で言ってなんだが、なんでこんなこと言ったんだろ‥‥恥ずかしい‥‥///



そう言いながらも、悠治の頭を撫でる霊夢であった。





















~悠治 side~


「ん~‥」


頭に何か感触があり、それで目が覚める。


「あ、起きた」


「ん?あぁ、霊夢…居たのか」


俺が目を覚ましたら、隣に霊夢が座ってお茶を飲んでいた。頭触ってたのは、霊夢か‥‥


「お茶あるわよ?」


「おぉ、サンキュ」


そう言ってから、お茶を受け取り飲む。


「うん、美味い」


「そう、ありがとう」


何気ない会話をしながら庭を眺める。

うん、平和だなぁ。

その時‥‥


「お?珍しく霊夢以外に人が居るんだぜ」


突然空から、声が聞こえた。

そこには、全身黒色で白いエプロン付けていて、とがった黒い帽子、(いわゆる魔法使いが被っているような帽子)を被って、箒に乗っている少女が居た。


「あ、魔理沙、なんの用?」


魔理沙と言う少女は、ゆっくりと降りてきた。


「なんも用はないぜ。暇だったから来ただけだぜ」


そう言ってから、俺の方を向いた。


あ、ついでに言うと、霊夢から幻想郷は空を飛べる奴はいくらでも居ると聞いたので、別に驚いていない。


「で、あんたは誰なんだ?」


「俺は、不知火悠治。此処で言うと外来人って奴だ。今は、博麗神社に居候している身だ」


「へぇ、外来人か、私は霧雨魔理沙よろしくだぜ」


魔理沙は手を出し、握手を求める。


「あぁ、よろしく」


互いに握手をする。


「なあ悠治、暇か?」


「まあやることないし、暇だが」


「なら、弾幕ごっこやろうぜ」


前言撤回、平和じゃねえよ‥‥

弾幕ごっこ‥ルールは聞いている。

此処、幻想郷の決闘みたいなものだ。スペルカードを使い弾幕というものを出すらしく、スペルカードを使わなくても、出せるらしい。


「ちょっと魔理沙!貴女何言ってるの!

悠治は確かに能力を持ってるわ。でも、彼は一度も闘ったこと無いのよ!」


「大丈夫だって、ちゃんと手加減はするぜ?」


おいおい、何故やる前提で進めているのだ。でも、やってみる価値はあるな。


「で、悠治はどうするんだ?」


「ん~、じゃあやってみるか」


「よっしゃー!じゃ、早速やろうぜ!」


すげえ喜んでるな、そこまでやりたかったのか。


「ちょっと悠治、本気なの!」


「霊夢、悠治の合意の上だぜ」


「霊夢、ありがとう。魔理沙も手加減してくれるし、だから大丈夫だろう」


心配してくれてるのか、それとも危険だからなのかは分からないが、礼は言っておくよ。


「全く、しょうがないわね‥‥」


溜め息しながらも、許しを貰えた。






今回が俺の初めての弾幕勝負だ。

今、霊夢がルール説明している。


「いい、ルールはどちらかが一発でも当たったら負け、スペルカード使用は3枚まで、わかった?」


「オッケー♪」


「了解」


どちらも、頷いてから相手を見る。


「それでは、はじめ!!」


開始と同時に、魔理沙が高く飛ぶ。いきなり飛ぶってありかよ‥‥


「悠治、先手はもらったぜ!」


そう言ってカードを出す。


「魔符『スターダストレヴァリエ』!」


カード名を永唱して、周囲に大量の星型の弾幕を放つ。


「いきなりめんどくさいの撃ってきやがるな」


体制を低くし、構える。




ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドォーーーーン




地面に大量の弾幕が当たり悠治の周りに砂埃が舞う。


「悠治、もう終わりか?」


魔理沙が砂埃の中に問いかける。


「どうやら、終わりのよう「鳥符『エアロバースト』!」

‥!?」










~魔理沙 side~


「どうやら、終わりのよう「鳥符『エアロバースト』!」‥!?」


突然、鳥の形をした弾幕が飛んできた。


私は驚いたぜ。いくら手加減と言ってもスターダストレヴァリエを濃く撃った筈なのに、一発も当たらずにしかも、砂埃の中からスペルカードを放つなんて。


「まさか、私のスターダストレヴァリエを避けるなんてなでもなんで私の場所が分かるんだぜ?」

弾幕を避けながら悠治に問い掛ける。


「俺には見えるんだよ、見えなくたって魔理沙の居場所も弾幕も何となくな」


そう言いながら悠治は弾幕を放つ。


「でも、当たらなかったら意味がないんだぜ」


悠治の弾幕を避けるが‥‥


ヒュンッ


「うわっと!なんだなんだぜ!?」


悠治が撃ってきた弾幕が周りを飛び回っている。


「初めて使ったが、なかなか面白い動きをするな。自由自在だ」


「まだまだいけるんだな、悠治は面白いぜ!」


弾幕を避けて反撃の体制に入る。




















~悠治 side~


(ん~今のが当たらないか‥まあ、彼女なら避けると思ったけど。)

悠治が心の中でそう言ってたら魔理沙が攻撃の構えをしていた。


「面白くなってきた!!いくぜ、悠治!魔符『スターダストレヴァリエ』!」


「同じ物は簡単に避けられるぞ!お次はこれだ!音符『ソニックバード』!」


さっきの弾幕より大きめの鳥型の弾幕を作る。


「いっけえ!!」


自分の弾幕を魔理沙の弾幕にぶつける。

俺の撃った弾幕は、魔理沙の弾幕を消し去りながら進んでいった。


「おお‥我ながら凄いな‥弾幕を破壊しながら進むなんて‥‥しかもかなり速い」


「ちょっ!そんなのありか!!」


「俺も初めて使ったスペルカードなんだ、カード名で弾速は速いと思ったけど‥ズバリ的中だな」


さらに弾幕を撃ち続ける。


「うわっと!危ないぜ、こっちも負けていられないんだぜ」


魔理沙が大量の弾幕を撃ってくる。


「流石に、これはヤバいな‥‥」


これは濃すぎる‥‥なら当てるより、隙間を作るように撃った方が良いかもな。


「弾幕はパワーだぜ!」


「うわっと!当たるかよ!」


弾幕を打ち消しながら避けていく。反撃ができなくなってきたな‥‥


「悠治!そろそろ決着をつけるんだぜ!」


魔理沙が小さな八角形の箱を前に構えた。これはまずいな‥‥嫌な予感しかない。

‥‥この最後の1枚に賭けてみるか。


「いくぜ、悠治!」


「恋符『マスタースパーク』!!」


八角形の箱から極太のレーザーが悠治に向けて発射される。



ズガアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァン




マスタースパークが当たった地面が深くえぐれている。

「やったかだぜ」


「ちょっと魔理沙!やりすぎよ!」


「え?‥‥あー!やっちまったああ!!おーい悠治ー大丈夫か!?」


魔理沙が急いで降りてくる。




そのとき‥‥




「ったく‥‥あんなもんくらったら大丈夫じゃすまねえっての」


「「!?」」二人が、声のする方向を向く。

そこには、悠治がいた。

だが、そこは地上ではなく空中に浮いていた。


「悠治どうしたん「その前に‥‥ほいっと」‥?」


俺は魔理沙の帽子を取って頭に軽くチョップした。

「霊夢、勝負は決まったよな」


「え?‥あ、ええ‥そうね。勝者不知火悠治!」


霊夢の掛け声で、この弾幕勝負は終わった。


「ったく‥‥こんな小せぇ女の子があんなの撃つとは、思わなかったぞ?コノヤロー」


そう言って、笑いながら魔理沙の頭をワシャワシャと撫でた。


「わぁ~///や、やめろ~///」


魔理沙は顔を赤くしながら、俺の手を退かそうとする。

男口調だったからか女の子らしさが出ていているのが可愛らしい。


「いい加減やめてくれ///じゃなく‥って!悠治、その翼はなんだぜ?」


「そうよ、悠治それは一体なんなの?」

霊夢がこっちに飛んでくる。


「これか?これはこいつのおかげだ」


そう言って1枚のスペルカードを見せた。


「翼符『シルバーウィング』スペルカードの能力さ」


「「へぇ、スペルカードの能力か(ねぇ)」」


二人が物珍しい顔をして俺の翼を見る。普通はないのか?


「なあ、弾幕も撃てるのか?」


「多分な‥‥あのさ、そろそろ降りて良いか?これ使ってると、すんげぇ疲れるんよ‥‥あと肩貸してくれ‥‥」


かなりの霊力使ったからな、もうバテバテな状態‥‥そろそろ効果が切れるな‥‥


「ああ、ごめんなさい(す、すまないぜ)」


二人の肩を借りながら、ゆっくりと降りた。ちょっと情けなく感じるな‥‥


「にしても派手にえぐったな‥‥」


「魔理沙?分かってるわね?」


ちょっ霊夢の顔がマジ恐いんですけど…


「!!‥わわわ分かってるぜ!ちゃんと元どうりに戻すから、怖い顔しないでくれ!」


「魔理沙、俺も手伝うよ‥‥」


「悠治~、感謝するぜ~」


半泣きするほどかよ‥‥どんだけ嫌なんだ‥‥








そのあと、少し休んだあとに、魔理沙と一緒に境内を修理した。



初の戦闘シーンものすごく難しかったです。


次回は悠治のステータスでも投稿しようと思っています。(すいません嘘です‥‥)



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