二十六話:曖昧のままは‥‥
相変わらずの表現の仕方が上手くできず、微妙なとこが出来てしまいます‥‥
今後の作者の能力向上があることをご期待ください。
今回、久しぶりの戦闘です。
「いい加減にしなさい、あんたのせいであいつは苦しんでいるのよ」
「!!?」
今俺はアリスの人形達に囲まれている。その人形の手には西洋騎士が持つような槍、その矛先を俺に向けられていた。
「なっ‥‥!?」
「『何でだ、意味が分からない』とでも言うつもり?何度もそんなこと言って逃げるわね。これ以上魔理沙を悲しませるなら私は‥‥!!」
「ま、まて、落ち着けアリス!」
どうしてこうなったのか、そしてどうして敵意を向けられているのか、俺は今までの経緯を思い出していた。
~十数分前 迷いの竹林~
霊夢達を探して竹林に入ったが、未だに手掛かりになるものは見つからずにいた。
「悠治、そんなに急ぐと迷っちゃうよ?」
「その辺は大丈夫だっての。それよりも茜、何か感じられるか?」
俺達は神経を研ぎ澄ましながら竹林を移動している。茜はどうやらこの姿になってから妖気などの感知能力が高くなったらしい、俺も多少出来るが範囲は目視の方が早いだろう。
但、こんな視界が遮られてる場所なら別だな。
「色々いるけど当たりは無し、もう少し遠い場所にいるみたい」
「そうか、何処にいるんだ‥‥」
「あ、待って‥‥誰か近付いてきてる‥‥二つ‥‥この気は」
「誰なんだ、霊夢達か?」
「‥‥いや、どうやら違うみたい」
茜は気を感じられる方向に目を向けていた。俺も同じように見る。
そこから二人の人影が俺達の前に現れた。
「魔法使いの二人組みたいね」
「魔理沙にアリス?お前達も異変に?」
「悠治‥‥ゆう、じっ‥‥!!」
「っ!?」
魔理沙は俺に飛び込んできた。目の前に来た瞬間腕を振ってくるのを慌てて抑え、魔理沙を落ち着かせる。
「魔理沙、いきなり何だよ。落ち着けって!」
「っ!!‥‥ゆうじ‥‥わたし‥‥たちは‥‥こい‥‥びと‥‥だよ‥‥な?」
「??当たり前だろ?だから止めてくれ」
魔理沙は腕に掛ける力を緩めることはしなかった。魔理沙の手は力の入れすぎによって徐々に青白くなっていく。
「魔理沙‥‥もう止めてくれよ‥‥手が‥‥」
「魔理沙、悠治はなにも知らない。それに、私に用事があるんでしょ?」
茜が魔理沙の手を掴み、俺から離した。魔理沙は茜
を睨み付けて明らかな敵意をみせている。
「幽霊巫女‥‥!!」
「悠治、ちょっとこいつと話があるから少しだけ待ってて。悠符『無限結界空間』」
「あ、おい!」
茜と魔理沙は結界に包まれ、中の二人を外から確認することが出来ない。
「どうしちまったんだよいったい‥‥」
「貴方は何も知らないのね、それともあえて知らされてあかったのかしら。それでも無知過ぎるわ‥‥」
結界から目を放すと、アリスが呆れた顔をしていた。そして自分の周りに人形を漂いさせていた。
「新聞、見てないの?」
「新聞ってこれのことか?」
手に持っていた新聞を前に出した。この新聞は結界に入る前に茜が手渡してきたものだ。
新聞を開き中身の記事を見る、そしてひとつの記事に目がいった。
「っ!?‥‥こ、これって‥‥どういうことだよ!!」
記事には俺と茜について書かれていた。内容はあることないことが書かれている。
「それが魔理沙の行動の理由よ、誰でもこんなこと書かれていたら不安に思うでしょうね。それが本当のことなら尚更でしょ」
「‥‥俺と茜はそんなんじゃねえよ!」
「それは貴方の中での解釈、他人から見れば誰だってそう見えるでしょ?」
それに、と、アリスは続けた。
「何を悩んでいるか知らないけど、いつまで曖昧な気持ちでいる気?」
「え‥‥どういうことだ?」
「そのままの意味に決まってるでしょ、魔理沙に好きと言っておいて‥‥彼女の気持ちを考えたことはあるの?」
「あるに決まってるだろ!」
アリスの言葉に俺は怒鳴った。確かに会わない日もある。だが、魔理沙に対する想いはあの日から変わっていない。
「なら選びなさい、魔理沙か東風谷茜か」
「選ぶって‥‥分かんねえよ、俺には、アリスの言葉の意味が‥‥選ぶって何だよ」
「‥‥ふざけんじゃないわよ」
アリスは人形を操り、俺の周りを囲んだ。
「いい加減にしなさい、あんたのせいであいつは苦しんでいるのよ」
「な‥‥!」
「『何でだ、意味が分からない』とでも言うつもり?何度もそう言って逃げてるわね。これ以上魔理沙を悲しませるなら私は‥‥!!」
「ま、待て、落ち着けアリス!」
「私はいたって冷静よ‥‥」
俺はアリスに近付こうとすると、人形達が槍を構えて道を遮る。無理矢理行けると思うが後ろにも配置された人形もいる、包囲されちゃどうしようも出来ない。
「‥‥俺にはどっちも大切だ、魔理沙も茜も‥‥俺にはアリスの言うどちらを選ぶことなんて出来ない」
「なら、あんたはこのまま一生曖昧にしてるつもりなの?」
「それは‥‥」
このまま曖昧にしていれば二人とも辛い想いをさせてしまう。でも、俺には選ぶってことが出来ない。なら、俺の答えは‥‥
グッと拳を握りしめ、心の中で決心した。
「俺は‥‥‥」
~茜 side~
「これで二人っきりで話せる、何が言いたいか分かるよ」
私が造り出した結界の中で、私は魔理沙と一対一でと考えた。理由は悠治に聞かれたくなかったから、これを悠治が聞いたらどんな考えに至るか分かるから。
「人里での行動でしょ、私と悠治が一緒にいたってこと、私は悠治の何なのか」
「ああそうだ、お前は悠治の何なんだぜ!?」
「悠治からしたら私は姉のように慕う友人、なのかな?それと命の恩人とも思っているのかな?」
正直後者はそんな大層な事じゃない、悠治にとってはそうかもしれないけど、私にとっては悠治を苦しめているのでしかない‥‥
「お前はどう思っているんだ‥‥悠治のことを?」
「出来ればずっと好きでいたいね、でもそれじゃいけない、自分に決着つけなきゃ。だから‥‥」
私は、あくまでもいつもの私のように振る舞う。人差し指を魔理沙に向けた。
「私は魔理沙に弾幕勝負を挑む!これで勝っても負けても自分の気持ちに決着がつけられる」
「お前の気持ち‥‥私と同じで昔からずっと‥‥でも私はお前が許せない‥‥!!」
「うん、知ってる。それでも私は悠治に対する想いを伝えようとしてた‥‥」
それは限りなく零に等しい可能性、もしかしたら伝わっても私自身が拒んでいるかもしれない。そうしないと悠治が幸せになれないから、かな‥‥
「だから決めたいの、あんたと勝負して、勝って、悠治を想う気持ちを、ね」
「なんだよそれ‥‥自分勝手過ぎるだろ!ふざけるな、絶対負けるか!!」
魔理沙は私目掛けて弾幕を全力で飛ばした。
そりゃ、私に敵意を剥き出しだよね。でも、こうでもしないと魔理沙は攻撃してこないだろうし、それに知りたいんだよ、魔理沙が悠治をどれだけ好きなのかを‥‥
「おらぁぁぁぁ!!」
「っと。そうそう、そうこなくっちゃ!」
弾幕を躱し、私も弾幕を放つ。
「その程度で!恋符『ノンディレクショナルレーザー』!!」
魔理沙を中心として数本のレーザーが不規則に凪ぎ払われる。
「これはこれは、なんとも分かりにくい攻撃ね。よっ」
前方に結界を張り、凪ぎ払うレーザーを防ぐ。
「まだまだああ!!」
「良いじゃない、さすが魔理沙」
「調子に乗るな!お前に絶対渡すもんか!」
レーザーと星形の弾幕が私に襲い掛かってきた。
「っ‥‥!やられっぱなしじゃ終われないね!」
「!?」
張ってある結界を広げ、弾幕を塞ぎながら私は一枚のスペルカードを唱える。
「これで、風陣『風の満ち干』!」
背中に魔方陣を出現させて魔理沙に手を翳す。
「一斉掃射!」
「スペルカードか。でもな、この程度の弾幕‥‥難しくないぜ!」
魔方陣から弾幕を放つ。けど魔理沙は自慢のスピードで軽々と弾幕を避けて攻撃に移ろうとしていた。
「ならもういっちょ!」
「そんな弾幕、何度やっても同じだ!」
「攻撃は前だけじゃないんだよね!」
「なっ!?」
打ち出した弾幕と、さっき放たれた弾幕が魔理沙を挟み撃ちにする。
「こんっの!」
「まだまだ、これだけじゃないからね」
弾幕どうしがぶつかり、小さな衝撃波が起きる。その衝撃で魔理沙は何度も体勢を崩した。
「ぐぁっ‥‥このくらい!」
「無理矢理立て直したか、魔理沙もやるねぇ」
「私をなめるなああ!!」
魔理沙は服の下から筒状の何かを何本か取り出し宙に投げた。そしてミサイルのように星の弾幕を尾に引きながら向かってくる。
私は背中の魔方陣を消し、目の前に結界の壁を作り出す。
「おっとあぶないね、よっと」
「そんな結界‥‥壊れろおお!」
私が作り出した結界に刺さり、結界の内部で爆発し壊された。
「マジですか‥‥まさか結界を通過出来るとはね」
「(本当なら霊夢に使ってやろうと思ってたけど、これには絶対に勝たないといけない‥‥!)はああああ!!」
「結界が突破されたんならもっと工夫すればっと」
垂直壁状の結界から曲線の結界を作り、弾幕を反らせる。
それでもあのアイテムが結界に当たれば刺さって破壊される。
「これでもダメか‥‥」
「もうそんな結界効かないぜ!!」
「かもしれないね。でも生憎、私は諦めが悪くってね」
私が笑うと魔理沙は心底嫌な顔をした。全力の魔理沙の弾幕を躱し、一枚のスペルカードを唱える。
「流陣『二重結界・華』」
私は幾つもの魔方陣をセットし、その上に弾幕が詰まった結界を作り出し、更にその上から結界で囲んだ。
「な、何をする気だ?」
「結界で結界を‥‥圧縮‥‥!」
手のひらを握り、等身位の結界を圧縮し半分以下の小ささにする。
「何もしてこないならやらせてもらうぜ!」
「これを耐えてから、言ってみなさい!」
外側の結界を解き、中の弾幕が詰まった結界が砕けて圧縮された弾幕が放たれる。
私に接近していた魔理沙は弾幕を避けながら距離を置いた。
「くっ‥‥!」
「まだまだ、これからさ!」
魔理沙に攻撃し続けながら、私はさっきより一回り大きな二重結界を作り出す。
「特大の、一発お見舞いしてあげる!」
グググっと結界を圧縮し、外側の結界が徐々にヒビが入る。
「なら、私だって!!」
一旦後ろに下がった魔理沙がスペルカードを唱えた。
「彗星『ブレイジングスター』!!」
箒からマスタースパークが放たれ、その勢いで私目掛けて突進してきた。同時に二重結界が割れ弾幕が飛び交う。
魔理沙はそのまま私の弾幕を消し去りながら迫ってきた。
「おらあああああ!!」
「ッ‥‥流石にまずそうね‥‥!」
前方に結界の壁を張り、魔理沙の突進を受け止める。結界にぶつかった衝撃が空気を揺らした。
「や、やばっ‥‥!」
「くっ‥‥もう一押しだああ!!」
私の結界にヒビがどんどん広がってもう少しで破壊される。
だけど、もう少しだけ耐えれば魔理沙のスペルは切れる‥‥もう少しで、私の。
「‥‥やっぱ私って‥‥」
結界が壊れ、私と魔理沙のスペルが切れる。 でも魔理沙は八卦炉を構えてスペルカードを唱えた。私は無意識に自分の前に一枚、後ろに何重のも結界を展開していた。
「これが、私の、悠治の想いだ!!魔砲『ファイナルスパーク』!!」
~悠治 side~
結界の中から轟音が響いた。さっきから何度も衝撃音が聞こえていたが、今のはそれと比にならなかった。
「な、なんだ一体!?」
轟音が止み、魔理沙と茜を包んでいた結界が解かれた。
そこで見たのは、八卦炉を構えた魔理沙と力無く浮いている茜だった。
「はぁ‥はぁ‥‥私の‥勝ちだぜ‥‥!」
「‥‥ゲホッ‥ゲホッ‥‥決着、ついた‥‥ついちゃった‥‥」
茜はゆっくりと体を起こし、魔理沙を見た。そして「私の負けね」と言った。
俺とアリスは急いで二人の傍まで向かった。
「茜、何があったんだよ!?」
「はは‥魔理沙と決着つけてたんだよ。どっちが悠治を強く想っているかを、さ‥‥」
「えっ‥‥」
俺が驚いた声を出すと、茜は俺に笑いかけた。
「でも、やっぱり私は‥‥悠治を弟のように、姉弟のように思ってたみたい。最初っから決着、ついてたんだよね」
茜は痛みで顔を歪ませながらも何時もの笑顔を俺に見せた。
「茜‥‥俺は‥‥」
「分かってる‥‥言わなくて良い。だから‥‥今は休ませて‥‥」
「茜‥‥あぁ、ゆっくり休めよ」
「うん‥‥」
茜は頷くと俺に少し触れて俺の中へ消えていった。茜が完全に消えたことを確認してから俺は魔理沙の方に顔を向けた。
「魔理沙、聞いてくれるか。俺は茜の気持ちは知らなかった、だから正直複雑な気持ちなんだ。俺だって茜は大切な人だ」
「っ‥‥う、うん‥‥」
「魔理沙、俺はこれからも魔理沙を悲しませることが多いかもしれない‥‥今もそうだよな」
「‥‥」
魔理沙は戸惑いながらも小さく頷いた。
やっぱりそうだよな‥‥最悪な男だ、俺は。お互いに好きだって言っておいて知らず知らずに俺から拒んで、魔理沙を悲しませてたんだ。
「魔理沙、すまなかった!」
「えっ‥‥ゆ、悠治?」
俺は魔理沙に頭を下げた。今から言う言葉で俺達の今の関係でいられなくなるかもしれない。それでもずっと魔理沙を悲しませるくらいなら、俺はそれで良い。
俺は魔理沙から目を反らしながら話を続けた。
「俺は、魔理沙がそんなおもいをしてたなんてアリスに言われるまで知らなかった。俺は‥‥魔理沙のことを全然見てなかったんだ‥‥だから、嫌われるのも分かってるさ‥‥」
「‥‥‥」
「俺、茜にまた会えて嬉しかったんだ。茜の幸せを奪った俺が言えたことじゃないが、罪滅ぼししたかったんだ‥‥奪った時間を少しでも取り戻せるならって。‥‥でも、魔理沙に辛いおもいをさせた‥‥俺は、大切な恋人を、傍にいてやるっていったのに、俺は‥‥」
俺が今まで俺がしてきたことは結局、自己満足にすぎなくて、魔理沙や茜のことなんて見てなかったんだ。
どれだけ最悪な奴なんだ俺は‥‥こんな奴が人を好きになる資格があるかよ‥‥
「魔理沙、俺はお前の傍にいる資格はないんだ‥‥」
「え‥‥それって‥‥嫌いって‥‥」
「俺は魔理沙が好きにきまってんだろ!お前を嫌いになんかならない、なるわけがない。だけど、俺は魔理沙を不幸にする‥‥俺のせいで魔理沙を悲しませる位なら‥‥俺はっ!!」
「悠治!!」
俺が言い掛けた瞬間、魔理沙は俺の陰陽玉に飛び移り抱きしめられた。
「私は、誰にでも優しくする悠治が好きなんだ!わたしは、そんな悠治が大好きなんだ‥‥!」
「ま、魔理沙‥‥でもよ‥‥」
「悠治は悪くない、誰も悪くない‥‥だから言わないでよ‥離れるなんて‥‥私の傍からいなくならないで‥‥」
涙声で、だけど強く俺を抱きしめる。今直ぐにでも抱きしめてやりたいのに‥‥できない‥‥ほら、また、魔理沙を‥‥
「また、魔理沙を泣かしちまったんだぞ‥‥こんな俺が傍にいるから、泣かすことになったんだぞ‥‥だから俺は‥‥」
「ゆうじがそんなこというからだろ!!ゆうじが‥‥ずっと、そばにいるなら‥‥だいすきな、ゆうじがいるなら‥‥」
小さな、今にも消えてしまいそうな小さな魔理沙の声。何度も俺の名を言って、抱きしめる。俺が何処にも行かないように、強く、俺がいることを感じるように。
「魔理沙、良いのか‥‥俺なんかで」
「わたしのすきなゆうじは、やさしくてだれでもたいせつにおもうひと‥‥わたしの、だいすきなひとだから」
「っ‥‥!」
俺は強く抱きしめた。今、この腕の中にいる大切な、俺を好きになってくれた大切な人を絶対に失わないように、強く、でも優しく抱きしめた。
「(なあ、私の声聞こえるか。私、悠治のことが大好きだ。あんたが悠治のことが好きなのは知ってる‥‥でも、私も同じ様に好きなんだ。だから、悠治を、私に下さい)」
「(‥‥なら、条件を出そうかな。‥‥絶対に幸せになりなさい。それが出来なきゃ私が奪っちゃうからね♪)」
「‥‥あぁ」
「わりぃ、苦しかったか?」
「ううん、大丈夫‥‥」
魔理沙は俺から少し離れ、俺に笑って見せた。
一瞬、俺の中で茜が何か言っていた気がしたが、聞き取ることは出来なかった。
「俺は戻るよ、後のことは魔理沙たちと霊夢たちに任せる。」
この異変、俺が行っても意味が無いだろうな。
「この異変、頼んだぜ。魔理沙」
「あっ‥‥なんか久しぶり‥‥///」
魔理沙の頭を撫でる。撫でられる魔理沙は恥ずかしそうにしながらも嬉しそうにしていた。魔理沙の頭から手を放すと、名残惜しそうな顔をしたけど、こうしてやれるのはいつでも出来るんだ、今は戻って異変の解決を待とう。
これにて永夜抄終了となります。
もっと異変パートを長く書いたほうが良いのでしょうか‥‥
次回は宴会です。はっちゃけない程度でお送りしたいと思います。
その他ご指摘、誤字脱字がありましたら宜しくお願いします。