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『異世界議員はつらいよ』  作者: カリア
第2部《改革の壁編〜副魔王省と予算バトル〜》
22/23

第12話「選挙カー爆破大作戦!静かな選挙を取り戻せ!」

異世界首都・選挙管理塔──

俺たちは、異世界史上最も騒がしい制度に立ち向かっていた。


「次なる敵は──“爆音選挙カー文化”です♡」


リエルがキラキラ笑顔で爆弾発言。


「異世界選挙では“音量の大きさ”が票に繋がる謎ルール♡最大デシベル制限なし♡」


「選挙=騒音テロ……って、地獄かよ!」



今日の対戦相手は、選挙管理庁選挙騒音推進課課長──

ドカドカ・ウルサイン。


「吠えろ!叫べ!騒音こそ民主主義の花だァァ!!」


背後には魔改造選挙カー、【魔音砲ギガント号】。



討論開始!


ウルサイン「静かな選挙は民意の死!」


俺「爆音で洗脳される選挙は民主主義の死だ!」


クラリス「実際、爆音選挙区域の“投票率と幸福度”は最低よ」


ミャウルが一句。


「静けさと

選挙の権利

共にあり」



俺は叫ぶ!


「発動──【静音選挙魔法・耳と心の幸福結界】!」


ズゴォォン!!

国民アンケート魔法起動!


《うるさい選挙カーは嫌だ》《静かに政策聞きたい》《騒音より議論しろ!》



ウルサイン「それでも!!音量最大化魔法【ガンガン大勝利アナウンス】!!!」


議事堂が揺れる爆音!!


だが──俺たちは負けない。



俺「この国に静かな夜を返す!

帰宅後の平穏を、子供の寝顔を守る!!」



最後の一撃──【静音幸福討論・家族団欒フィナーレ】!!!


爆音選挙カー崩壊。民意は静かな選挙を選んだ。



リエル「残業ゼロ党、討論12連勝達成♡」


俺は笑った。


「次こそ“普通の暮らし”を取り戻す!」


ミャウル「まずは……定時帰宅から、だな」



異世界改革、道半ば──

だが俺たちは進む。


──静かな日常と笑顔のために!



(第2部 完)

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