84 弟子入り?
えっ?えっと?は?
私は突然の事で驚きを隠せないでいる。
「急にこんな事言われてもびっくりするわよね。順を追って説明するわ。」
混乱した私をみて、ホシがそう言ってくれた。
いや、うん。まじ意味不明。急に現れたかと思ば弟子にしてくれって言われて驚かない方がおかしい。
いやさ、確かに私の方が年上ではあるけど普通同級生に言う言葉?
てか、私になにしろと?ゲーム知識が少し多いただの女子中学生よ?
なんなら、ゲームばっかしてたから勉強とか何もできないんだけど。
いまは、ゲーム知識でなんとかついてけてるけど。
てか、私ゲーム以外に特技あったけ?うーん。な・・それ以上言うな!私の心がもたないぞ!
さーてと、この話はおわり!一旦みんなの話を聞こうではないか!
これは決して逃げているわけではない!決して!
そして、今度は青江が話しだした。
「そうだな!急に言われても無理だよな!
そうだなーまず!俺たちは前からさおに憧れてたんだ!」
ストップ!ストーップ!
え?なに?憧れってどこに?てか知らないんだけど。いや!嬉しいよ?そりゃ主人公達に好かれるのはね?
いやでも、なんで?意味不明度がさらに増したんですけど?
そんな私の事を無視して話は続く。
「それでよ!ずっと前から弟子入りしようか迷ってたんだ!だけど、エリとの戦いを見て思ったんだ!これは何がなんでもさおに弟子にしてもらって強くなるって!!」
そして、青江の話は一旦終わった。
あー強さ?いや、確かに弱いとは思ってはないよ?
確かに君たちよりは少し強いかもだけど、そんな弟子入りするほどじゃなくない?
でも、確かに青江達には魔王を倒してもらわなければならない!
今のままでは確実にやられてしまうであろう。
とはいえ、私が彼らを強くできる自信はない。
なにしろ私もレベルが足りないからだ!
そんなものこそ、エリさんの方が向いているだろう。
きっと少しは魔王軍の対策もわかるだろう。
それにエリさんならご飯をあげればやってくれそうな気がする。
私はみんなにその事を言おうとしたが、彼らのまっすぐな瞳をみて、言葉がつまる。
「・・・少し考えさせて。」




