80 勝負の決着
よし!エリさんの動きを封じた今が攻撃しどきだよね!
・・どう攻撃しよう。
なんかやだなー!動けない人に攻撃するの!
いじめてるみたいじゃん!!
えー!でも、今攻撃しないと、やばいよね?
とはいえ、下手に拳を握ると・・・
よし。この想像はやめよう。
うーん。どうしたものか。ちょっと申し訳ないけど、勝負を仕掛けてきたのはあっちだしね。
私はそう決心して、エリさんに近づく。
「エリさん悪いけど・・」
私がそう言いかけた瞬間、小石を踏み、そして・・
「うわ!!」
転んだ。
うー!恥ずかしい!
!それよりも!早く立ち上がらないと!
あれ?立ち上がれない。なんか頭も痛い。やばい。目眩もしてきた。
私が不思議に思っているとエリさんが、魔法を破ってきた。
うわ。ミスった。早く立ち上がらないと!でも・・・
そして、私の意識は無くなった。
エリさん視点〜
むー。どうしたものかのー
私は何やらさおの魔法にかかり、身動きが取れない状況だ。
なんとかして脱出しないとな。
私は魔法の解除をしようと試みるが、一筋縄ではいかない。
くっ、完全にゆだんしていた。
はあ、今回は負けてやるか。
私が半分諦めていると、さおが恐る恐る近づいてきた。っと、思ったら急に石に躓いて転けてしまった。
すぐに立ち上がると思いきやなかなか起き上がらない。
少し心配になりながらも、何とか魔法の解除に成功した。
さおの方をみると、気を失ったように倒れている。
「さお!!」
私は慌ててさおに駆け寄った。
!・・寝ておるのか?なんていうか呑気だのう。
そういえば、さおは、宿題のせいで睡眠不足だったな。
まったく。私のようにそもそもやらなければ良いものを!!
私はそう思いながらさおが目を覚ますのを待った。




