77 エリさんの挑戦状
私は魔人に叫んだあと、ふと我にかえった。
あ、やりすぎた。
正気になった私の目の前には気絶している魔人と混乱中の生徒がいた。
はあ、どうやら少し眠気でイライラしていたようだ。
いつもの私なら魔人からサッとにげて後は誰かに任せてみんなの所に戻る行動をするであろう。
だが、現実はイラついたわたしが、魔人を殴って気絶させてしまった。
まあ、生きてはいるが、この後兵士に連れて行かれて無事では済まないだろう。
だが、これは攻めてきたあっちが悪いという事にしておこう。うん、私は悪くないはず。
少しすると、みんなも状況が理解できたようで大きな声で話し始めた。
「え、魔人の魔法で洗脳されたんじゃないの?」
「ミスか?」
「そもそも、魔人の洗脳自体がただのハッタリかもしれないよ?」
ん?洗脳?あーなんか気分が悪くなったのはそう言う事か。
でも、別に洗脳された感じはなかったけどなー
「てか、宿題に関しては魔人悪くなくない?」
中にはこんなことを話している生徒も・・
って!リンじゃん!なんだよ!私だってわかってるよ!八つ当たりだってことは!しょうがないじゃん!無意識なんだから!は!もしかしてこれが洗脳か!
よし!魔人の洗脳のせいってことにしておこう!
なんか、自分の洗脳で、気絶してるって事になりそうだけど、気にしない!気にしない!
私がそんなことを考えていると、エリさんが目の前にきて、私を指差し言った。
「さおよ!気にったぞ!お前の精神力とレベルは大したものだ!なので、私と勝負しろ!!」
はあ!?




