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75 魔王兵!

ふぁ、眠。


昨日宿題を忘れてしまって結局寝れていないのだ。


「・・・さお大丈夫?」


一緒に登校していたリンが突然そう聞いてきた。


「ん?あー、大丈夫。」


私は今にも閉じそうな目をあけてリンにそう答えた。


「本当に?すごいクマだけど。」


リンは私の目元をみてそう言った。


確かにリンの言ったとうり、私のクマはすごいことになっているだろう。


「あはは、徹夜でゲームすることなんてよくあったから大丈夫だよ。」


私はリンが心配しないように、笑ってそう言った。


「・・それはそれで心配になる。」





やっと昼休みかー!


午前の授業が終わり私が背伸びををしているときだった。



バゴーン!!


そんな大きな音がグランドから聞こえてきたのだ。


私は眠い目をこすりながらしぶしぶグランドに向かった。




「エリ様エル様!寝返ったとはどういう事ですか!?」


「そのままだ!美味しいご飯を食べれそうだったから魔王軍の情報を売った!だから私は今魔王軍ではないのだ!よって城にはかえらんぞ!」


そこには焦ったような魔人と少し怒ったようなエリさんがいた。


どういう状況かはしらないが、とりあえずグランドに大きな穴を開けたのはエリさんだな。うん。

よし、今日のエリさんのお昼ご飯は少し減らすとしよう。


私がそう考えていると隣にエルくんがやってきた。


「えっと、さおさんですよね?この通り姉様が暴れてしまって、グランドに大きな穴が空いてしまって。お願いです!姉様をとめてください。このままでは大騒ぎになってしまいます。」


エルくんは突然そんな事を話し始めた。


すでに大騒ぎだわ!はあ、なんでそうなったかは後で聞くとして、エリさんを止めるのかー

正直断りたい。私は1秒でも早く寝たいのだ。

とはいってもこのままではうるさすぎて寝れたものではないな。

はあ、しかたない。


「エリさーん。止まってくださーい。」


私は近くまで行きエリさんにそう叫んだ?


だが、全く止まる気配はなく、状況はさらに悪化しそうである。


「くっ!こうなったら、強引にでも魔王城に帰ってもらいます!」


そう言って魔人は魔法をエリさんに向けて放った。

だが、その攻撃はエリさんになんなくかわされてしまった。

次は私の番だと言わんばかりにエリさんが攻撃をしようとしたので、私は慌てて止める。


「さおか?今は魔王兵を追っ払ってるから邪魔しないでくれ。」


エリさんはこっちを一瞬みて、そう言った。


それはよそでやってもらっていいですかね?


私は多少イラつきながらもエリさんを止める方法を考える。


そして、私がどうしようかと悩んでいると、魔人が私の背後に回り込み首元を剣で抑え、何やら呪文を唱えた。


う、なんだか頭が痛くなってきた。


「エリ様!この娘は私が操らせてもらいました!お願いですエリ様エル様大人しく魔王城に戻ってきてください!そうすればこの娘は解放します!」


私の気分が悪いなか、魔人は大声でそう叫んでいる。

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