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74 夏休みのお決まり。

あれから私は部屋にこもりノートにひたすら書いていく。

何を書いているかは後のお楽しみというやつだ!

よし!完成!


「姉さん晩御飯ができたよー!」


私が一息ついているとルイの声が聞こえてきた。


さてと、ルイにサプライズといきますか!


「ルイ!これ、いつもありがとね!」


私はそう言って手袋、そして、私が書いたレシピ本だ。

まあ、レシピ本はうろ覚えなので、少し違うかも知らないが、そこはルイに修正してもらうとしよう。

さて、ルイは喜んでくれるか・・


私はルイの反応を伺う。


「!?ありがとうございます!!」


ルイは突然の事で少し驚いたが、素直によろこんでくれたようだ。


よかったー!少し不安だったんだよね。


「このノートはなんですか?」


私が心のなかで安心しているとルイがそう言ってノートを開いた。


「え!これって、もしかして料理のレシピ!

すごい!料理の内容から材料までかいてある!」


ルイがノートを見て楽しそうにそう言った。


よし!どうやらレシピの方も喜んでくれているようだ!

こんなに喜んでくれるなら頑張ったかいがあるというものだ!

ただ、材料の分量までは流石に書けなかった。

まあ、大さじ1とか書いてもルイにとっては意味不明なだけなのだが。


「本当にありがとうございます!大切にします!」


ルイがノートを一通りみて大げさに感謝してくれた。


「喜んでくれたようでよかった!ちなみにそっちの手袋は魔力を使えば熱を吸収してくれるから、フライパンを使う時とかに付けてみて!」


「え!そうなんですか!?ありがとうございます!実は毎回水魔法を使うの大変だったんですよね!」


私の言葉にルイが少し驚いたように手袋を見た。


「いやー!姉さんがまさか僕のプレゼントを作っていてくれているとは思ってもみませんでした!

ノートを持って部屋にこもっていましたから宿題をやっていたと思っていましたよ!まあ流石に最終日まで宿題を残すことはないですか!」


ルイがそう笑って言っている。


だが、私の顔はみるみる青ざめていく。


「あー!宿題わすれてたー!!」


そう、私が焦っていたのは宿題をやっていなかったからである。

しかも、存在を忘れていたのでほとんどやっていないのだ。


「え!本当に!?最終日の夜だよ!?できるの!?」


私の叫びにルイも驚いたように聞いてきた。


「終わらないから焦っているんだよー!!」


そして、ご飯を食べた後ルイにも手伝ってもらってなんとか、朝日がのぼる直前に終わることができた。


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