73 プレゼント
あれからいろいろあり、今日は夏休み最後の日だ。
あー!学校いきたくない!勉強したくない!ずっと家でゴロゴロしていたい!
私は心の中でそう叫んでいた。
なんで学校ってこんなに行きたくないものなのだろうか?
なんかの呪いでもかかってるのかな?
はあ、とりあえず、今日は予定があるし、出かけるか。
いま、ルイは料理の研究をしている?らしい。
たまにグロイ料理がでてくるが、苦笑いでなんとか完食している。
もちろん、ちゃんと美味しいものもでてくる。
なので、私にとって、晩御飯までのお楽しみなのだ。
だが、正直楽しくはない。
これはしかたのないことだろう、なぜなら晩御飯がかかっているのだから。
まあ、そんなかんじで、ルイは今料理を作るのにはまっている。
そして、ご飯はいまルイがほとんど作っている。
なので、日頃の感謝もこめ、なにかプレゼントをあげようと思う。
なので、私はルイに外に出かけると伝えて街に向かった。
といっても、もう渡すものは決まっている。
私が来たのは魔道具屋だ。
ここは、魔道具の販売はもちろん、素材などを持っていって作ってもらうことができるらしい。
そして、私は前に素材を持っていって作ってもらっていたのだ。
「よう嬢ちゃんできてるぜ!」
私が店に入ると、少しコワモテのドワーフがいた。
「こんにちは。ありがとうございます。」
私は軽く挨拶とお礼をいった。
そう、この人こそが私の依頼した人で、この店の店長だ。
私が店の物を見ていると店長が出来上がった物を持ってきてくれた。
「ほらこれだ。」
店長の手には紺色の手袋があった。
おー!カッコいい!でも、問題は性能だよね!
私はそう思い手袋を鑑定した。
名前 熱耐性手袋
レベル 1
分類 手袋
持ち主 なし
能力 グロース・デビルバットの皮を高熱で焼く事で手に入る皮で作られた手袋。
高熱を浴びたことにより魔力を使えば熱を吸収する事ができる。
吸収した熱は魔力になり持ち主の元に帰る。
おー!いい感じ!これは能力にも書いてあるとおり、カイにもらった、グロース・デビルバットの皮を使った手袋だ。
皮を鑑定したとき、熱耐性があるって書いてあったからいけるかなと思ったが、予想通り熱を吸収する手袋ができた。
何に使うかというと、いい加減火を使う時持ち手に水魔法をかけるののがめんどくさい。
ルイなんて毎日やってるから、そろそろイライラすると思うんだよね!
どうやら魔力を使うみたいだけど、どっちみち水魔法を使ってるから床がぬれないだけ、こっちの方が楽な気がする。
ていうかそもそも、熱が魔力に変換されるみたいだけど。
とにかくとてもいいものができた。
私は店長にお礼をいってから店をでた。
いやーいいものが手に入った。
んー、でもなんか、寂しいな。
もちろんこれだけでも十分な気はするけど、もう一つくらいほしいなー!
そう考えながら街を歩いてると雑貨屋があった。
ん?
そして、私は綺麗な赤いノートが目に入った。
そうだ!
そして、私はある事を思いつきそのノートを買って学園にダッシュでかえっていった。




