71 カイの気持ち。
カイ視点〜
さおさんは僕にあの凶悪な魔物を投げつけてきた!
ちょ!なんとかってなんですか!?
ていうか、これグレンデルの時にもありましたよね!?
僕の頭の中はぐちゃぐちゃになっている。
さおさんはいつもこうなんだから!
さおさんの世間知らず!!
もう!こうなったらやってやりますよ!
僕だって青江さん達と授業したんです!
こんなでかい鳥くらい斬ってみせますよ!
そして、僕はさおさんにもらった、大会の優勝景品である、愛刀をかまえた。
まあ、さおさんにはいつもお世話になっていますし!
僕だってたまには役にたってみせます!
そう思い、僕は投げられた魔物に目を向けた。
え!思ったよりでかくない!?なんか、さおさんの魔法破ろうとしてるし、無理無理無理!!こんなの斬れませんよ!!
僕が諦めかけたとき、青江さん達のこえが聞こえてきた。
「カイ!頑張れ!お前ならやれる!」
「カイくん!途中で逃げちゃダメだからね!」
そう、青江さんとホシさんが言ってくれました。
・・・こんなのやるしか、ないじゃないですか!
僕はもう一度深呼吸をして、剣を構えた。
はは、そうだよ!僕は強くなるためにきたんだ!
みんなの役に少しでもたつために!
僕の隣にいつもいてくれる彼らに!
臆病で、弱虫でいつも迷惑かけてばっかだけど、たまには僕だってやれるってとこをみせないと!
まあ、さおさんなら余裕で倒しそうですけど。
そして、僕は剣に魔力を流し込み放った。
「爆炎斬!!」
僕の攻撃で鳥の魔物は真っ二つになり、僕の中に入っていった。
・・これは、特殊魔法か。
「すげー!カイ!お前!一撃で倒すなんて!」
「うん!カイくんさすが!」
青江さんとホシさんが、僕にそう言ってくれました。
「いえ、みなさんがいてくれたおかけです!」
僕はみんなに感謝をこめそういった。
これはお世辞なんかじゃない。さおさんがいなかったら攻撃できなかっただろうし、青江さんとホシさんがいなければ、僕はにけだしていただろう。
きっと、この出会いも、こんな生活を送れているのも、きっと全部さおさんのおかげだ。
僕がちらっとさおさんの方を見ると、笑顔でグッドサインをしてくれた。
「!さおさん本当にありがとうございます!」
僕は心の底からお礼をいった。




