70 グロース・デビルバット!
「キーン!」
私が目をつぶって身構えいると、剣と剣のぶつかったような音がしていた。
そして、いつになっても、痛みと衝撃が来ないことに気づき薄らと目を開けた。
するとそこには、大きな鳥の爪を弾いたフラの姿があった。
「「「「!?」」」」
私達は何が起こっているのかわからず、唖然としていた。
ピッカー!
私が固まっていると、フラの魔石が突然光り出した。
あ!そうだ!今のうちに逃げないと!
私はその場から一目散に逃げ、青江たちの元にむかった。
そして、私が逃げたのを確認したように、フラが私の鞘に戻っていった。
「さお!大丈夫か!?」
青江が心配したように話しかけてくれた。
「うん、フラのおかけでね。」
「フラってその剣のことですか?」
私の答えに今度はカイがそう聞いてきた。
「うん。この剣は自我があって・・・」
「ぎーー!」
私がフラの事を説明しようとすると、大きな鳥、いや、グロース・デビルバットが唸り声をあげた。
「聞きたい事は山積みだけど、今は無理そうね!」
ホシが、そう言って、杖を構えた。
他のみんなも戦闘体制に入ったようだ。
私もフラを構える。
ホシの言うとおり、今は戦闘に集中しよう。
数分後〜
油断しなければ当たることはない。
さっきから回避してばっかだけど、なんで皆んなそんなに防御ばっかしてるんだろう?
私が攻撃しても問題ないよね?
私はそう思い、避けるのをやめ、攻撃体制に入った。
ただ、この魔物はカイに倒して欲しいから、ほどほどにしないと。
となるとやっぱあの魔法にかぎるよね!
ちなみになぜ、カイに倒して欲しいかというと、そう!カイの特殊魔法!倒した魔物のコピーを作って少しの間だけ、戦ってくれるってやつ!
ってなわけで、お馴染み水魔法★5を使っていこうとおもう!
ってなわけで、えい!
私はグロース・デビルバットを水の玉で包み込んだ。
よし!これで、時間が稼げる!
まあ!壊そうとしてるから、もって数分だけどね!
「カイ君!この魔物投げるから適当にきってね!」
そう言って、私はカイにグロース・デビィルバットを投げつけた。




