64 レベル上げ!
次の日〜
リンが帰ったあと、図書館でフラの事を調べてみたが、自我をもつ剣なんて、のってなかったのだ。
まあ、そのうちわかるでしょ!
それよりも今日はちょっと遠い森にレベル上げに行こうかな!
私はルイに森に行ってくると言って学園の近くの森に向かった。
遠いので、グラに乗ってく予定。
そのためグラのいる森にきたというわけだ。
普通にいけば、帰るのは3日後になるだろう。
そんなことしたら、ルイになんて言われるか・・・
その話はおいといて、それよりも、
できれば、もっとグラと一緒にいたいんだよね。
学園に入れない以上会える機会はへるというものだ。
うーん。どうしたものか。
私が頭を悩ませていると、森から何やら声が聞こえてきた。
「だあー!」
「えい!」
「やー!」
と、いった声が聞こえる場所に向かうと青江達が一匹の魔物と戦っていた。
「これで!トドメだ!」
青江がそう言ったあと、魔物に火魔法を放っていた。
どうやら決着は着いたようだ。
そして、私がみているのにカイがきづいた。
「あれ?さおさん?」
そうカイが私に話かけてきた。
「本当だ!さお!どうかしたの?」
カイに続きホシがそう言ってきた。
「えっと、グラにのってちょっと遠くの森に行こうかなって。」
私はホシの問いにそうこたえた。
「そうなのか!」
青江はそう言ってホシとカイをみた。
そしてお互い頷きあってから口をひらいた。
「さお!俺たちも行っていいか!」
青江が急にそんなことをいいだした。
私としては別にいいけど、急にどうしたんだろう。
「別にいいけど、どうしたの?」
私は気になったので、聞いてみた。
「・・いやさ、俺らダンジョンにいって思ったんだ!このままじゃだめだって!もっと強くならないと!」
青江が力強くそういった。
「あの時はさおがいてくれたから攻略できたんであって、私たちだけだったら、全滅してたよ。」
青江に続きホシが悔しそうにいった。
私だってみんながいなかったら、無事に帰って来れなかったかもしれない。だからこそ、私も強くなろうって思ったのだから。
「いつか、魔王軍と戦うとき!その時に少しでも役に立てるように!強くなりたいんです!」
いつもは臆病なカイも今回はすごくやる気に満ち溢れている。
確かに、彼らにはいずれ魔王を倒してもらう必要があるのだ。
あと2年以上あるが、それでも、のんびりしていたらそんな時間あっという間だ。
もしかしたら、みんなも、私と気持ちは同じなのかもしれないな。
それが少し嬉しくて、それでいて、頼もしかった。
まるで、私も仲間になったみたいで・・
「よし!わかった!なら、みんなで強くなろう!」
「「「おー!」」」
私の言葉にみんなも賛同してくれた。
そして、私は、私たちは、グラにのって、森に向かった。




