63 深く考えてはいけないこと。
「これは、完全に反応してるね。」
リンはそう言っている。
ちなみにルイは目をキラキラさせてフラを見ている。
ルイはこの状況でも、冷静でいられるのはすごいな。
いや、冷静とは違うか?
私は目をキラキラさせているルイをみながらそう思う。
うーんまあ、でも、驚いたところで、何も起こらないし、会話できるのは、便利なことだし、よし!ポジティブに考えよう!
「私はさおっていうんだ!フラガラッハってちょっと長いからフラって呼んでもいいかな?えっといいなら光ってくれる?ダメならそのままで。」
私はフラにそう言った。
心のなかではもう言ってるけど、一応確認は必要だよね!
その後すぐフラの魔石が光った。
「いいってこと?ありがとう!」
私はフラにお礼を言って鞘にしまった。
「すごい、もう会話してる。それにしても、この剣は謎だらけだね。」
リンが言った。
「そうだね。でも!そのうちわかってくるよ!
あとで図書館にでも行こうかな!」
私はそう言って水を飲み干した。
プハー!主人として認めてもらえるかはわからないけど、認めてもらうにはこっちから知りにいかないとね!
私がそう考えていると、リンが話しかけてきた。
「いいね!僕も行こうかな!」
リンはそう言ってる。だが、
「そろそろ、戻らないと、今度はリンが怒られるんじゃない?」
「う!わかったよ。親父は怒ったら怖いからな。」
リンがそう諦めたように言った。最後の方は小声で聞き取れなかったが。
「なら、僕はグラに唐揚げを届けて来ます!」
ルイがそういって唐揚げを大きなさらに入れていた。
やはり、学園にいないため、グラとは中々会えない。それでも一週間に一度、卵焼きを持っていっている。でも、グリフォンの肉を使った唐揚げでしょ?やっぱり共食いになるんじゃ・・う!考えないでおこう。卵焼もグリフォンの卵だし。うーん、次の料理はグリフォンを使わないでおこう。うん。




