58 リンの性格・・
「それで、どうかしたの?」
買い出しが終わり、部屋に戻ってから、リンに聞く。
リンが急に「一緒に言っていい?」言った事が、気になったのだ。
普通に唐揚げに興味があっただけかも知らないが、
リンは料理に興味ないみたいだし。
後でもらった方が、早くすむ。
「あっばれてた?まあ、普通に唐揚げが食べたいのもあるけど!
実はさおにダンジョンの事聞きたくて、
冒険者ギルドとしては、ダンジョンの情報は欲しいからさ!」
私の質問にリンが答える。
ただサボっている訳ではなかったのか。
「・・やっぱ、リン機嫌今日いいよね?」
この隙に、ずっと気になっていた事を聞いてみる。
「わかる?!実はさー!
いつも、兄貴達手伝いサボってるんだよねー、
そしたら!今日の朝!兄貴達がサボってるのバレて、重い荷物運んでたんだよね!!ざまー!」
私の質問にリンが機嫌よく言う。
・・つまり、お兄さんが怒られていたのを見て、
気分がよくなったって事?
リンってこんなキャラだっけ!?
いや、もしかして、こっちが本当の性格なのか?
「兄貴達が働いているから、僕がいなくても、大丈夫!」
リンが嬉しそうに右手を高く上げて、そう言った。
だが、その手が、調理器具が積んである棚に当たり、・・落ちた。
ガッシャーン!
運悪く、鍋などは、私の後頭部に直撃した。
「いったー!」
「大丈夫ですか!姉さん!」
ルイが心配して、駆け寄ってくれた。リンは・・
「・・ごめん。」
リンは申し訳なさそうに謝る。
・・まあ、わざとじゃないし・・
その後、リンは、全ての調理器具を洗って、許された。




