表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/106

6 料理をしてみよう-2

「あっそうだ名前ないと不便だよね?そうだね

うーん、グリフォンか・・」


グリってのは、なんか単純って思われそうだし。

確か、グリフォンってドイツ語でグライフだっけ?

じゃあ・・・


「グリフォン、君の名前はグラだよ。」


「グゥ!」


「じゃあ私、卵焼き作りに行こう!おいでグラ。」





よしまずはフライパンがいるね。

うーんあまりあの魔法、

物質加工はできれば使いたくないんだけど、

しょうがないよね。じゃあまず鉄を用意して、

次にフライパンを思い浮かべる!


「えい!」


そしてフライパンが私の手に出た。そして、

魔力がものずごく取られた。で、倒れた。

だから使うの嫌なんだよ!めっちゃ疲れるし。

最初は、便利そうだなって思ったけど、

いざ使うと魔力の消費量が凄くて

とても使える物じゃない。

しかも別の事考えたら失敗することあるし。

はあ。少し休憩するか。

・・これって持つところも、熱くならない?

市販のってどうなってるんだろ?・・知らない。

しょうがないよ!そんなに料理やらないもん!

・・でも火傷するのは嫌だし、しょうがないか。・・・





 まず、卵をといて、塩、コショウを振って、

まあ本当は、塩コショウ以外も味付けしたいけど、

そこは仕方ない。で、魔法で火をつけ、

その上にフライパンを乗せ、そして、

火傷しない様に★2の水魔法を使って、

取っての部分に水をかけて、熱くならない様にする。

卵を流し込んで・・・



完成!中々美味しそうじゃないか。・・

いや。卵焼き1つにどれだけ魔力使わせるんだよ!

普通、卵焼き1つにこんなに体力使わないよ!

まあいいか。できたし、じゃあ味見・・・


「姉さん何してるの?」


突然ルイが話しかけてきた。あっそうだ!


「ルイも一緒に食べる?多分美味しいと思うよ!

グラも食べる?」


「グゥ」


「なにそれ?卵?」


中々勘が鋭いね。普通初めて卵焼き見たって、

あのパサパサした卵だとは思わないと思うけど。

(この世界では卵を殻ごと焼いて食べてます。)


「あたり!でもいつもと焼きかたが少し違うよ。」


ルイは不思議そうな顔をして椅子に座った。

私はグラとルイに卵焼きを出した。


「「いただきます。」」


「グゥ!」


おっ!中々美味しいじゃないか!

この世界の卵焼きとは全然違う!


「おっ美味しい!ものすごく美味しいよ姉さん!」


「グゥー」


グラもルイも大満足の様だね。

そうだ!この機会にグラとルイの

ステータスを見よう。まずは、ルイから。


名前 ルイ

年齢 10歳

レベル 10

性別 男

得意な魔法 風 草

覚えている魔法 風タイプ★4  風タイプ★2 風タイプ★1

草タイプ★3  草タイプ★2  草タイプ★1

水タイプ★1

特殊魔法 アイテムボックス


おー結構強いじゃないか、もうレベル10なんて!

一緒に魔物狩り行ったからかな?

それにしても特殊魔法は魔力使うなー、

ステータス見るのも中々いるんだよね。

自分のはそんなに魔力使わないけどね。

まあ物質加工よりは魔力使わないか。

じゃあ次はグラのを見るか。


名前 グラ

年齢 0歳

性別 男

レベル 1

魔物ランク A

得意な魔法 風

覚えている魔法 風タイプ★4  風タイプ★3

草タイプ★3  草タイプ★2

特殊魔法 巨大化、小型化


・・いや強!?まだ0歳だよね?てかAってなに?

ドラゴンと一緒じゃん!?

通りでドラゴンが押される訳だね。

レベルもルイと一緒だし。

グリフォンって結構弱いから、舐めてたからこそ、余計驚く。

まあ、このぐらいなら、飼うのはギリギリセーフかな?

でも、親には一応言わないでおこう。

特にお母さんには。


「ご馳走様。すごく美味しかったよ!」


「グゥ!」


食べ終わんの早っ!

グリフォンの卵って結構でっかいんだけど。

てか私の卵焼きグラに食べられてる!?

そんなに気に入ったのかな?

てか共食いになりそう。

・・・考えないでおこう。

さてと明日は試験だし準備でもしようかな。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ