54 作戦会議!
「こっここがボスの部屋!」
カイがボスの扉を見てそういった。
おーここに来るのも久しぶりだなー。
嫌な思い出しか、出てこないけど!
「よし!早速行こうぜ!」
青江が早速とばかりに扉を開けようとするとホシに止められた。
やる気があるのはいいけど、鎧ないとクリアできないよ!
私は心の中でホシ、ナイス!といった。
「躊躇なさすぎでしょ!それにほら!ここになんか書いてあるよ!」
ホシが扉の横にある文字盤を指差していった。
「えーと?この先、お一人様限定?」
ホシの言葉を聞き青江は文字盤を読み上げた。
「え?てことは!一人でボスと戦わないといけないわけ!?」
ホシがそう言った。
そうそう、一人ってきついよね!
それにしても、この文字盤、
もう少しかっこいい言葉にできなかったもんかねー
「さっ流石に、一人で挑むのは無理があります!」
「そうよ!だから言ったじゃない!帰ろうって!」
カイに続きホシがそう言った。
「うーん確かに一人で戦うのはきついかー」
青江が二人の言葉を聞き考え始めた。
「大丈夫!私ここのボスのこと調べてきたから!」
このままでは戻る事になりそうだったので、
私は攻略方を話すことにした。
「えっと確かここのボスはベヒーモス。
で、強い魔法を打ってくるから、
この鎧を着るといいよ!グレンデルのよろい!」
私はみんなに、出来上がったグレンデルの鎧を見せた。
「あっ!それもしかして、第二次試験の!」
私が言ったグレンデルという言葉にカイが反応した。
「?第二次試験のときそんな魔物と戦ったのか?」
青江とホシは知らないのでキョトンとしている。
「はい!とっても大きな魔物で、とても強かったです。」
カイは青江たちにグレンデルのことを説明した。
「カイ君が倒したんだよ!」
「え!いえ、僕はそんななにも。」
私がそう言うとカイは少し照れくさそうにいった。
「そんなことないぜ!カイが倒すなんてすげー!」
青江もホシも感心している。
「いえ、そんな!あ!話の続きでしたよね!」
カイが話の話題を戻した。
「あーえっとねー、最初に攻撃をくらって、
その後すぐに左に避けて、0.5秒後にジャンプして!」
「ちょっちょっとまって!色々聞きたいことがあるけど!
まず、くらうってなに?」
ホシが途中で聞いてきた。
「そのままの意味だよ?最初にくらうから、
この鎧が必要なの!これで一発耐えられるらしい!」
私はホシの疑問に答えたあと話を戻した。
「でね!次に!」
私がテンションを上げながら説明していると、
今度は青江が話しかけてきた。
「あのさ、そんなに詳しいなら、さおが戦ったら?」
青江にそんなことを言われた。
え!?
「そうですね、この中ならさおさんが一番強いでしょうし。」
今度はカイがそう言ってきた。
「まあ、無理にとは言わないけど、さおが一番適任かもね。」
終いにはホシまでそう言ってきた。
え!当然青江が戦うと考えていたが、
うーん、確かにここでの目的はあくまで、
ホシの最強武器を手に入れることだ。
それに、初見でクリアは中々ハード。
「うーん、わかった。やってみるよ!」
「よし!じゃあ任せたぞ!さお!」
私が答えると、青江はそう言った。




