53 最下層!
私の役割は援護だ。
水タイプ5で拘束したり、水タイプ5で拘束したりと、
とりあえず、相手の動きを止める役目だ。
とは言っても、私だって、魔物を倒してはいる。
だが、流石に四人だからなーレベル上げの効率は悪い。
無いよりましだが、こんなものでは、
なかなか、レベルが上がらない。
・・・帰ったら、一人でダンジョンでもいくか。
そんなことを考えながら進んでいくと、
ついに私たちは最下層にまでたどり着いた。
「はぁはぁ、どんだけ広いわけ?このダンジョン!」
ホシがついにダンジョンに文句を言い始めた。
「ホシさん、怒ってもダンジョンは狭くなりませんよ?」
「わかってるわよ!そんなの!」
カイの言葉にホシは逆ギレした。
「だけど、ここの階層が最後だとおもうぞ!」
ホシたちの会話に青江がそう言い出した。
「・・なんでわかるの?」
ホシが少し不機嫌そうに青江に尋ねた。
「あぁ、なんていうかな、
今までにないほどの、めっちゃ、強い魔力を感じるんだ!」
「え!青江そんなことわかるの!すご!」
青江の言葉にホシが感心していると、
カイがふとつぶやいた。
「え、てことは、今までのボスよりも、
もっと強い魔物が現れるってことですか!?」
「え!!」
カイの言葉に、ホシはめっちゃ驚いてる。
まあ、ボスだからしょうがないでょ。
ていうか、青江もルイと同じく魔力が感じられるのか!
もしかして、意外といるものなのか?
「ちなみになんですけど、青江さん、
その魔力って、今までのボスと比べるとどのぐらい高いです?」
カイが恐る恐る、青江に尋ねた。
「ん?だいたい、10倍くらいか?」
「「帰ろう!!!」」
青江の言葉を聞いたホシとカイの言葉がハモった。
いや、今から戻る方がきついだろ、
普通にダンジョンクリアした方が、早い。
「今から、帰るのは時間がかかるだろ。」
青江も同じ意見のようで、ホシとカイにそう言っている。
「そうだとしても、そんな魔物勝てるわけありません!」
カイが絶対むり!と言わんばかりに、青江にそう言っている。
「そんなのやって見ないとわからないだろ!」
「「わかるよ!(わかります!)」」
青江の言葉にまたもやホシとカイの声が被った。
「えーでも、ここまで、きたしなー」
このままでは青江が負けそうなので、
私からも一押ししておこう。
「でもまあ!!魔力=強さじゃないしさ!」
「いや、そうだけど、十倍だからね?
強い魔法バンバン打ってくるでしょ。
前のボスですら、魔法が尋常じゃなかったから。」
「さおさん、流石に、無理があると思います。」
ダメだった。
確かに!一発当たったら終わりの魔法を、
目で見えないくらいの速さで、バンバン打ってくるけどさ!
「これじゃあ埒が開かないし!じゃんけんで決めよう!」
「えーこんな大事な事をじゃんけんできめる?」
青江の言葉にホシが正論を言った。
「うーんでも、このままでは進めなさそうですね。
青江さん頑固ですから。」
カイがそう言うと、ホシも仕方なく了承した。
「う、確かに。・・なら、私とカイは二人で、
青江が一人でならいいよ。」
ホシはせめて有利を取ろうと青江に交渉し始めた。
「うーん、わかった!」
青江はすんなりその条件をのんだ。
「よし、じゃあ!じゃんけん!」
青江が掛け声を言って、みんな手をグーにして、
構えた。
「ぽん!」
結果はカイとホシがチョキで青江がグーだ。
「「・・・」」
ホシとカイはお互い顔を見合わせた。
「よっしゃー!俺の勝ち!じゃあ早く!行こう!」
青江は二人をひっぱりながら、歩いていった。
「「いやだー!」」




