52 説得!
ふぅ、なんとか倒せたとはいえ、結構やばかった。
正直、魔物を舐めていた。
私はゲームをクリアした事があるから、
みんなよりも、レベルが高いから、
そういった、考えがあり、
いつの間にか自分を過大評価していたのかもしれない。
ゲームをクリアしたとはいえ、何回もやって一回だ。
レベルだって、みんなより上と言っても、20差もない。
そうだよ!確かに、みんなより少し上だからって、
浮かれていられない!
少なくとも、魔王を倒すにはレベル80はいる!
もしかしたら、ゲームとは別の事が起こっているかもしれない。
ただでさえ、難しいゲームだ。
たった一回クリアしたくらいで、調子にのっていてはだめだ!
このゲームの恐ろしさを私が一番わかっているはずだろ!
まだまだ、強くなれる!
今の間にレベル上げをしなければ!
「あのさ、私も一緒に魔物倒していい?」
私は勇気を振り絞ってみんなにそう言った。
中々こういうこと言うこと無いからね。
「帰りの事?それなら助かる!」
「さおが入れば100人まえだ!」
「青江さん。多分100人力です。」
みんなは了承してくれた。
だが、一つ気になる事がある。
「帰りって?このまま下に行かないの?」
私はホシの言葉に疑問をいだきそう言った。
「えっ?だってさっきの魔物がボスでしょ?」
あぁそういうことか。
「いや確かに、ボスだけど、ラスボスじゃ無いよ。中ボス!」
「え!そうなのか!って事は!もっと強い魔物がいるんだな!」
「「!!」」
青江は結構ノリノリだ。
そして、毎度のこと、ホシとカイはいやそうだ。
「青江、帰ろう!」
ホシは必死に青江に帰ろうと訴えかけている。
「はは、これは夢だ!悪い夢だよ!
早く覚めないと!このままじゃ凶暴な魔物に襲われる!!」
カイに至っては現実逃避をしている。
「何言ってんだよ!これよりもっと強い魔物がいるなら、あって見ようぜ!」
「バカじゃ無いの!?そんなの、いやに決まってるでしょ!
ていうか!なんで青江そんなにやるきなの!
さっきまで、あの魔物に怯えてたじゃ無い!」
「そうだけど!俺!この四人となら、どんな敵でも勝てる気がする!」
青江はキラキラした目でホシにいった!
「いや、でも、・・・はぁ、わかったよ。」
どうやら青江のキラキラ目には勝てなかったようだ。
「ホシさん負けないで下さいよー!」
こうして、私達はドロップアイテムを拾って、階段を降りていった。




