49 作戦
ここの5階層のボスは鬼だ。
金棒を地面に叩きつけて攻撃して来るのが基本。
だが、金棒は重いので、攻撃は中々こないうえ、
動きも遅いため、余裕でかわせる。が、
もしも、攻撃をくらったら、
即ゲームオーバーになるレベルの攻撃なので、油断は禁物。
まあ、ここの鬼なら10秒もあれば倒せるが、
青江たちなら、少し苦戦するかもしれない。
なにしろ、青江たちのレベルはたったの6だし。
青江たちの戦闘力は多分5歳児レベルだ。
いや!別にバカにしたいわけじゃないけど、
想像以上に弱すぎた。
だってこのままだと、魔王倒せなさそうなんだもん!
という訳でここは青江達に倒してもらおうと思う。
だが、さっさと進まないと日がくれるので、
私が囮になってその隙に倒して貰う。
ほんとは、プレイスキルもあった方がいいため、
避けるのもやってもらいたいが、
時間がかかるため、今回はやめておこう。
それに私はここのボスの動きを知っているが、
青江達は初めてだ。私だって初めは手こずった。
動きを見るのも大事だしね!
という訳で囮作戦をみんなに話した。
「・・わかった!だけど無理するなよ!」
「青江さんの言うとうりです!
危険だと感じたらすぐ逃げてください!
見るからにやばそうな金棒を振り回してますし。」
「まあ、攻撃の方は任しといて!」
私の言葉を聞いた3人は青江、カイ、ホシの順番にそう言った。
全く!心配症だな!
・・でも、こういうマルチプレイも悪くないかもね!
そうして、私達はボス戦を開始した。




