表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
47/106

44 夏の宝探し!

結局集まったのは、ホシとカイだけだ。

ホシは、もう慣れたと言うように、

カイは青江の行こう圧力に負けた。


逆に断った方は、


雷溂(らいら)は面倒そうって言ってパス。

リンは家の手伝い。ルイはやりたい事があるとの事。


まあ、元々ゲームで来るのは、

青江、ホシ、カイだけなので、

私がいる方がおかしいのかもしれない。

が!ダンジョンだよ?ダンジョン!

ゲームとかで散々見たあれ!

森に入ってレベル上げをしていても、

生ダンジョンは行った事が無いのだ!

それにさ、私も声をかけに行ったし、

来ないと、不自然じゃん!

まあ、ボスは一人でクリアしないといけないけど。

そう!いつしかの、グレンデルの鎧!

あれを使わないとクリアできないダンジョンだ!

いやー正直に言うと私もすっかり忘れてたんだよね!

思い出したの3日前でさ!

・・しょうがないじゃん!第二次試験の時だよ!?

何ヶ月前だよ!覚えてるわけないじゃん!

いや、このぐらいなら覚えているか。

お!見えてきた!


「お!着いたみたいだな!」


青江は地図を見ながら言った。


「え?なんかの見間違えじゃ無い?」


「そうですよ、ここはどう見てもダンジョンです。」


青江の言葉に二人は否定した。

まあ、薄々ここが目的地だと気づいてるだろうけど、

入りたく無いんだろうねー

ホシもカイも戦うのはできればいやみたいだし。


「いや!ここだ!きっとこの中にお宝があるんだ!」


青江に二人の思いは届かず、入りそうなムードになった。


「そうかもしれないけどー」


「じゃ!早速入ろう!」


ホシの言葉を聞いて、

洞窟に入りそうな青江をカイが引き止めた。


「やっやめときましょうよ!

なにがいるかわからないんですよ!?」


「この中にお宝があるかもなんだぞ!?

ここまで来たんだから入ろうぜ!」


青江はもう、入る気満々だ。

きっともう誰も止められないだろう。

それをホシも理解したのか、一旦拒絶をやめた。


「仮に行くとしても準備をそろえてから、

改めてここに行こうよ!そこまで遠い訳でもないしさ」


「いやだ!今日行きたい!」


今の青江はまるで遊園地にいけなかった子供のようだ。

となると、ホシとカイはそれに困る親だな。


あ!なんか、一家が完成した!

だが、こうなると、私はどの立ち位置になるんだ?

うーん、って議論が長すぎて、謎のこと考えてしまった!


あ!ちなみに、私はどちらかというと青江に賛成派だ!

今日入りたい!私は意外とせっかちなほうなので、出てきたイベントはその日におわらせたいのだ!

あのダンジョンべつに、

ボス以外はそこまで強く無いし!

それに!


「装備やポーションはいっぱいあるから大丈夫!」


「「・・・」」


私がダンジョンに役立ちそうな、

物を入れたバックを見せたら、

青江は嬉しそうにしているが、

ホシとカイはお互いを見て、

まさか、と言いたげな顔をしている。



「・・もしかして、さおさん、

目的地がダンジョンってわかってたんですか?」


カイは私に視線を戻し、そう言った。


!?なぜバレた!?


「はぁ、その表情を見る限り、図星のようね。」


考えていた事が表情に出ていたのか、

ホシにそう言われた。


「え!知ってたのか?さお!」


「え!あっ、はい。」


私は3人の圧力に押されてあっさり答えた。


だってしょうがないじゃん!

3対1だよ!?勝てるわけないじゃん!

それに、嘘が思いつかないし、そもそもバレそうだし!


「はあ、やっぱり、で、どうして、ここがダンジョンって知ったの?」


流石に異世界転生者って事は説明すると、長くなるし、

展開が変わり最悪、バットエンドに繋がる可能性がある。



「いっ一度来たことがあるんですよ。ここのダンジョン」


嘘は言ってない。


「ふーん、まあいいや、別に責めるつもりないし。」


よかったー、なんとか、許してもらえた!


「あ!そうだ、許すからこれちょうだい!」


そう言って、土属性強化のネックレスを指差した。


「ホシさん流石にそれは」


「もー真に受けないでよ!冗談だよ!冗談!」


「あ!別に構いませんよ?私土魔法使いませんから。」


「え!本当にもらっていいの!?」


「うん。もともと、皆のために持ってきましたからね。」


これで許して貰えるなら安いもんだ。

あ!そうだ!


「良ければ、そこにあるもの、

好きなだけ取ってって下さい!青江君とカイ君も!」


「え!まじで!やったー」


「じっ実は僕、さっきから、気になっていた物があって」



そう言って、皆は私のカバンからお宝探しを始めた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ