39 ご飯の力は偉大!?
「おっお金が必要なんて、聞いとらん!
あやつもどこか、行ったし!」
エリさんはお金がないと食べれないと知り、泣き崩れていた。
可哀想だが、私がなんとかできるものでもない。
悪いが、放置して、私もご飯を食べよう。
そう思い、立ち去ろうとすると、ルイを見つけた。
お!いいとこらに!?だが、誰かを連れてるな?
「うっうー」
「まあまあ、僕が奢るので、泣かなないで下さい。」
そう言いながら、ルイは知らない男の子と歩いていた。
男の子は泣きながら、ルイと手を繋いで歩いていた。
なんかエリさんと似てるなー
!まっまさか・・
「!エル!」
「お姉さま?」
さっきまで泣いていたエリさんはルイと歩いていた男の子に気づき、涙をとめそう言った。
う、やっぱり!
「エル、どうしてここに?」
「じっ実は、お金がないと食べれないと言われ、
落ちこんでいたら、ルイ様が慰めてくれて、
その上奢ってくれるとのことなので。」
「む!そのてがあったな!」
「確か、お主は、授業で私と隣だった者であろう?
その縁で奢る、いや、金を貸してはくれぬか!」
なんでよりによって私に来るんだよ!
「あ!いや私もお金は持ってなくて・・」
「む?じゃあ、お主は、お昼どうするのだ?
は!もしや私と同じ!?」
エリさんと一緒にしないでください!
わたしはちゃんとお昼持ってきてるよ!
持ってるのはルイだし、作ってるのもルイだけど!
「ん?あ!姉さん!いたんですね!」
え?今?ルイにはとっくに気づかれているかと、
「あ!そうだ!良ければ、
エルさんとエリさんも一緒に卵焼き食べます?」
あ!ルイ、それだけは言っちゃいけない!
あの惨劇を忘れたのか!
リンが卵焼きを食べ、美味しいと言ったので、
学園中に話題になったのだ!
まあ、普段はからいい物食べてそうな、
大貴族だからね、リンの家。
それで、生徒が、卵焼きを食べたいと、
次々にねだってきて、流石に、数がないので、
あげないと、断った。
そう、そんなのあげたら、なんで転入生だけ?
ってなるのだ!だからダメなのだ!
「む?卵焼き、あの卵を焼いて食べるやつか?」
「はい!ですが、姉さんが作った卵焼きは、
一味いえ、二味違います!」
「「ほお!」」
ちょと!ルイ!エルフ兄弟が、
興味持ち始めてるじゃん!どうすんの!?
「えっと、そこまで、在庫がないので・・」
「え?今日作ったばっかりだから、沢山ありますよ?」
ルイのバカー!そこは、空気読んでよ!
はぁ、まぁルイに空気読みを期待するのは間違ってるな。
ルイは少し、鈍感なところがあるからね。
しょうがない。・・鈍感であってるよね?
あーとはいえ、どうしたものか。
ここからの言い訳が思いつかない。
素直に、あげたほうがいいか?
うーん、でもな。
「もう!らちがあかん!これでどうだ!」
そう言ってから、エリさんは、私の耳元で小さく言った。
「確か、お主らは、魔王が敵なのであろう?
ならば、私ら魔王軍の情報を教えて、やらんでもないぞ?」
は!?




