32 勝利とは?
2回戦3回戦はあっという間に終わり、
私が戦う番になった。時が経つのって早いね!
これで、勝たないと意味がない。緊張してきた。
「さおー、絶対勝ってねー!
流石にここで負けるのは、カッコ悪いよ。」
リンがそんな事を言ってきた。
「さお!こんなとこで負けるなよ!
絶対、優勝しなきゃダメだからな!」
青江も応援のつもりかも知れないが、
まじで今要らないから。
ていうか、君たち、私が緊張してる時に、
さらなるプレシャーを与えないでくれます?
はぁこりゃ勝つしかないな!
私は覚悟を決めて、ドームに上がった。
「それでは、4回戦スタート!」
さてと、まずは、相手の実力を測りますか。
私は試しに、水魔法★2を放った。
まあ、この魔法は、ただ、大量の水を出すだけだ。
たまご焼き作る時に活躍したやつね。
今更だが、チョイスをミスったかも。
相手は見事、かわしたが、濡れた地面に滑りこけた。相手はそのまま気絶して、私の勝利が決まった。
・・・なんか、ごめん!
そんな感じで私は勝ち進み決勝まで勝ち上がった。
なんだろ、決勝行けてよかった!っていう自分と、
こんなんで、決勝行っていいの!?っていう自分がいる。
「どうやら、決勝までは運よく勝ち上がった様だな!
だが、俺の前では何もかも通用しない!」
ヤマトがビシ!っと私を指して言った。
ヤマトの言葉を聞いて、私は考えるのをやめた。
決勝まで行けたんだ!
今はそんなこと考えてる時ではないか。
ヤマトになんとしてでも勝たないと!
「それでは、決勝戦を開始する!」
こうして、ヤマトと私の戦いが始まった。




