31 運命のくじ引き
くじ引きに自信は無いけど、
どうせ、ヤマトとは戦わないといけないんだし、
出来るだけ、早めに当たりたい。
くじ方式は赤と緑の球があって、
そこに、それぞれ1〜8の数字が書いてある。
まあ、ここからはよくあるトーナメントだ。多分。
ドームは二つあるから、
まずはそれぞれ1番と2番が戦う。
勝った方が2回戦に進める。
それをくり返して、各色の最後まで残った人が
決闘戦に出れるってわけ!
で、ちなみに、ヤマトは、緑の1番だ。
なんていうか、当たりにくそうな番号だな。
しかもだ、2番と3番はもう出ている。
一番いいのは、4番か?まあ最悪、緑ならいい。
!次私が引く番か!
私はくじ引きの箱に手を入れて、
一つボールを手に取り、ゆっくりと目を開けた。
私が掴んだボールは・・・
赤の8番だった、1番遠いわ!
緑ならいい、がフラグだったかな?
それにしても、もっと別な番号あったろ!
いや、赤なら結局一緒なんだけど。
まあ、悔やんでもしょうがない、優勝景品は欲しいから、どうせ優勝しないとだし!
さてと、全員終わったし、ヤマトの実力を確認するか。
私は4試合目なのでルイ達のところに行って、
一緒にヤマトの試合を観戦した。すぐに勝負はついたが、ヤマトは勝ちが決まってからも魔法を撃ち続けて対戦相手は保健室に運ばれて行った。
「見てて気分が悪くなるよ。」
「ホントだわ!さおちゃん、
ボッコボコにしてやってよね!」
「俺も出ればよかった!
さお、俺の分もあいつに勝ってくれよな!」
リン、ホシ、青江の順番で私の応援?
ヤマトの悪口かな?まあいいか、とりあえず、
私にめっちゃプレッシャー掛けてきた。
いや勝つつもりではあるけどね?
はぁ、どうしたものか。
私は心の中でため息をついて、2回戦の観戦に行った。




