19 カイと青江友達大作戦!
放課後〜
ふー、やっと授業終わった。
結構学ぶことはなかったな。
まあ勉強のために来てるわけじゃないんだけど。
だけど、少し問題があるんだよね。
「さおさん、何してるんですか?」
「うわ!びっくりした。」
声をかけてきたのはカイだ。
そして、今言っていた問題はカイと深く関わってる。
それは、カイと青江の仲だ!
あ!別に仲が悪いって訳じゃないんだよ。
ただ、仲がいいわけでもない。
特に関わりが無い。
要はカイにとって青江は、赤の他人なのだ!
つまり、カイが魔王討伐に参加しない可能性がある。
ゲームだと第二次試験で青江と戦って、
だんだん仲良くなって友達になり、
カイが使えるようになるんだけど、
実際に第二次試験でチームを組んだのは、私だし、
現に今も声をかけたのは私だ。
つまりこのままでは、カイが魔王城に行かない。
てか、多分絶対行かない。
多分で絶対って言葉がおかしいかもしれないけど、
とりあえずカイは魔王討伐に参加しないだろう。
もしかしたら、優しいカイなら来るかもしれないけど、
それと同時に臆病でもある。
そんな来るかどうかわからないのに
頼るわけにはいかない。
絶対にカイには出向いて欲しい。
カイは使いこなせば強い!
結構活躍したりした。
というわけで、
"カイと青江友達大作戦!!!"
をやろうと思う!
・・少し名前がダサい気はするけど、ともかく・・
「カイ君って友達とか作らないの?」
「え!あっ、やっぱり友達じゃないですよね」
あっ!なんか、ごめん。
これ、気まずくなるランキングに入りそう。
・・・それよりも、カイは私の事
友達だと思っていたのか。
いや、いいんだけど、そういう問題ではない。
私は青江と友達になって欲しいんだ!
「えっ、いやそうじゃなくて、男の子の友達とか。
例えば私と同じクラスの青江君とか!」
「あ、そういう事でしたか!
・・でも僕なんかと仲良くしてくれますかね」
・・・・・カイは今までいじめに遭っていて、
今更友達を作ろうと言われても、
素直に頷くことはできないか・・・
だが!そこで諦めてもらっちゃ困る!
せっかく作戦名まで考えたんだから、
意地でも、"カイと青江友達大作戦"
を成功してやる! (私の将来や世界にも関わるし。)
「大丈夫!感じ良さそうだったから!
カイ君と気が会うかもしれないよ?
私も手伝うからさ!声だけでもかけてみようよ!」
「・・わかりました!やってみます!」




