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2 転生後の方向

あれから5年たち文字や言葉を憶えた、まさか転生が実在するとはね。


ちなみに今の名前は、さお。

この世界に名字は存在はしているが、

貴族しかつけることを許されないらしい。

髪は、桃色で、目は、黄色の少女に転生した。

で、今までこの世界の事を調べてきたが、

ある事がわかった。

ここは前に私がプレイしていたゲームだ。

いや確かにこういうのも流行ってた。

だけど、このゲームだけは転生したらダメだろ!

ていうか、転生したくなかった。

なんのことかというと、

転生する前に、多すぎると話していた、ゲームだ。

前回は言えなかったから言おう。

このゲームはバットエンドが多すぎる。


まあ、とりあえず、ストーリーを簡単に説明しよう。


数十年前に魔王を勇者と共に封印された。

で、主人公の青江が学園に通う。

そして主人公は卒業し、魔王を倒しに行く。


まあ、よくありそうな、ストーリーだ。

だが、難易度はよくあるものではない。


これも簡単に説明すると。


さっきも言ったが、バットエンドが多すぎる。

一つ選択をミスるだけで、バットエンドになる。

ハッピーエンドルートは、1種類しか無いのに対して、

バットエンドルートは私が出会ったものだけでも、

100種類以上ある。


で次が、魔王城までが遠い。

ストーリー的には三年だが、

何回もゲームオーバーになるので、中々辿り着かない。

仲間が一人でもやられたら、ゲームオーバー。

なのに、回復するためのポーションは高すぎる。


えっ?ゲームオーバーになっても、復活できるから、いいって?

甘いな。これが一番私の心を折った。

オートセーブ!しかも、途中復活不可能!

つまり、どれだけ進もうが、最初からだ。

オートセーブはあるが、

これは、続きから出来るというわけで、

ゲームオーバーになれば、最初からだ。

しかも、バットエンドが起こるのは、

魔王を倒した後が多い。

つまり、魔王を倒しても、過去に起きた、

一つのミスで、最初からやり直しだ。


ご理解頂けただろうか。

これが、絶対この世界に転生したく無かった理由だよ。




まあ幸か不幸かしらないが私ストーリーに出てこない、

ましてやメインの学園に通う予定もない、

ようはモブキャラだ。

私は平和に暮らせるってわけ。

・・・待てよ?確かバッドエンドには、

世界が終るのが多かったような・・・

つまり、世界終わる=私の人生終了。

・・どうしよう。








「何?上級学園にかよいたい?

あそこは、試験がある、無理だ」


私は主人公達の手伝いをするため、

お父さんに上級学園に行く許可をもらいにきた。


だが、お父さんは反対のようだ。

確かに、そこまで力に自身があるわけではない。

だけど、上級学園の試験は、意外と大変では無い。

まあ、第一次試験は知らんが。


だが、上級とついている。難しそうには聞こえる。

が、わたしだって合格するぐらいの力はある!

うーんどう説得しよう。

!もしかして、私が5歳だから舐めてるのか!

だが、それなら、お父さんが、思ってる以上の力を見せればいい!なぜなら私は中身は中学生なのだから!


「なら私の魔法を一つ見てください」

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