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95 さおを探せ!

約11時間前〜


リン視点


「さお!!」


「グゥ!」


僕はグラの上から下を見下ろしながら深く絶望する。


さおが僕らを守るために落ちたのだ。

真っ黒なドラゴンが現れたと思えば、さおは一人飛び降りブラックドラゴンを倒した。

そのおかげで今僕らは無事でいるのだ。


・・・。


僕はさおがくれた衝撃ペンダントを握りしめる。


今のさおはペンダントを持っていない。

こんな高さから落ちたら無事ではいられないことぐらいわかる。


「グゥ・・」


グラも悲しそうに下を見ている。


本当は今すぐにでも助けに行きたいであろうに動こうとしない。

きっと、僕を気遣ってくれているのだろう。


・・・・・!


僕の脳内に色んな後悔がうかぶ。

やっぱり馬車で行くべきだったとか、衝撃ペンダントを貰わなければとか・・でも一番は・・・


僕が魔道具を作ったせいで・・


そう、こうなったのは最初から僕が珍しい石で魔道具を作ったからだ。

僕の趣味のせいでさおを・・


!・・・・いや、こんなところで諦めちゃだめだ!

さおを探しに行かないと!

こんなところで友達を!生まれて初めての友達を!失ってたまるか!


僕はまだ、気分のすぐれない体をおこす。


覚悟はできた!


「グラ!さおを探しに行こう!僕は大丈夫だから!」


「・・・グゥ!」


グラは少し心配そうにしていたが、すぐに気合いを入れ直し強く頷いた。

そして、ものすごいスピードで、真下にある森へ向かう。


あ、ゆっくりって言うの忘れてた。


グラはものすごいスピードで着陸する。

いや、てか突撃する。


いったー!・・くない?


不思議と衝撃は感じなかった。

不思議に思いながらグラから降りる。

すると、首にかけてある衝撃ペンダントが目にはいる。


きっとこれのおかげなのだろう。


僕は衝撃ペンダントをギュと握りしめる。


「よし!いこう!」


正直今すぐにでも布団にダイブしたいぐらいの気持ちだったが、甘えを吹き飛ばしてあるきだす。


「さおー!いたら返事してー!」


「グゥー!」


当然返事はなかった。

それでも僕らは叫び続ける。

途中で魔物が出てきたりするが、グラがいっそうするので、特に問題にはならなかった。


やっぱりグラって普通のグリフォンじゃないよね?

さおは常識外れだからなー多分ちょっと珍しいグリフォンぐらいに思ってるんだろな。


僕はそんな事を考えつつさおを探す。




日が暮れてきて探すのが難しくなってきたころ一つの灯りが見える。



僕は不思議に思いつつその方向まで向かう。

すると、小さな家があった。


!?こんな森の奥に家!?


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