10 勝負の行方は?
結局、雷溂と戦う事になってしまった。
だが、勝負を受けると言ったからには、
どうしようもない。
でも、万が一があるかも・・・考えても無駄だ。
後はのりに任せよう!
「グラ、少し、手加減してね?」
私はグラにこっそり言った。
「よし!こっちは準備OKだぜ。」
「こっちも大丈夫!」
さて、これは勝つかどうかじゃない。
いかに目立たず、バッドエンドから遠ざかるかだ!
このゲームは脇役が目立つだけでバットエンドになりかねないからね!
まあ、私たちはただ応援することしか出来ないけど。
それにしても雷溂のグリフ?が使ってくる
魔法のスピードが遅いね。グラに軽々避けられてる。
これであの自信かー。まあ、威張ってたのは雷溂だけど、
あっ、グラが魔法を放った。
その魔法は見事命中、グリフに当たった。
速い。あれは私でも油断してたらくらいそう。
まあ、速いけど威力は弱いね。
でもグリフには効いてるみたい。
ゲームだったら"KO"って出てきそうな状態になってる。
あっ、グラがもう一発撃とうとしてる。
・・・待って!とどめ刺さないで!
ふう、なんとか止める事ができた。
ちなみにグリフは雷溂が病院に連れて行った。
まあ、こうなりそうだとは思ってたけど。
だって"Avs D"ランクだからね。
「すごいね。グラってあんなに強かったんだ!」
そーなんだよね。
さっきの戦いのせいで
なんか私たちの周りに人がいないんだよ。
多分グラを警戒して。
なにしてくれてるんだよ!ちょい役!
私は心の中で全てを雷溂のせいにした。
まあ、なってしまったものは仕方ないか。
「これより第二次試験を始める!
一次試験に受かったものは、プレートを持って、中央エリアに来い!」
結構いるね。これでも、絞られてるんだろうけど。
あっ、雷溂とグリフいる。怪我、治るの早くない?
そういえばここ異世界だった。
怪我は魔法で治すんだよね。道理で早いわけだ。
「第二次試験は実技試験だ!
近くの森で魔物をかり、時間内に合計10ポイントになったら、合格。
さっき渡した紙に、魔物ランクごとのポイントが書いてある。
また、なにをどれだけ倒したかが自動で表示される。
絶対に無くさないように!魔物を連れているものはここに残しておけ。」
グラは一緒には行けないのか。
グラにのって空から攻撃する予定だったんだけど。
しょうがないよね?
ちなみに魔物のポイントは、Fランクが2ポイント
Eランクが4ポイントって
各ランク2ポイントずつ増えていく感じ!
「言い忘れていたが、二人で一グループを作る。
同じチーム以外の人間は、邪魔する事も手助けする事もできない!
邪魔をしたならその紙が攻撃してくるぞ。
あと森には Dランクの魔物もでてくるから、
辞めるなら今のうちだぞ!」
おい!めっちゃ重要な事、言い忘れてたじゃないか!
知ってたけどさ。
てか、Dランクって聞いてか知らないけど、
人が半分ぐらい減った気がする!
Dランクってそこまで強かったけ?
それよりも、誰と組もう?
やっぱルイかな?
あっ!あそこにいるのは・・・




