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61 監督と陸連の偉い人に脅されました@中沢勇

「言っていることがわかるよな」


私の両肩をガシッと掴んだ監督に言われました


目を覗きこまれながら、です





どんだけ冷泉院さんを怖がっているのかが判りましたね




ごきげんよう


中沢勇です


二回目なのでセレブの挨拶はバッチリです




冷泉院さんから靴を貰いました


そうしたらその日の夕方の練習で監督に拉致られました


そして部室へ一直線





部室の中には陸連の偉い人がいました


いや見知らぬ人がいたので不思議がったら本人がそう言ったんですけどね




「大体、冷泉院の関係者は閉鎖的なんだぞ?


こちらから話を持ちかけても絶対に聞かない


関係を持つこと自体に嫌悪しているとしか思えない


大体、好意ですら拒絶すんだぞ?


名誉総裁とか数々の名誉職を要請や提示されても一切受けたことがないというほど頑固だ


それなのにキミに接触したんだ


どんなに奇跡的なことか判るか?」


一気に言われた





でも私にとっては隣のクラスの同級生


そこまで特別な存在ではない(はず)です





しかし冷泉院さん、ラスボスになっている


いや、悪役令嬢?



スペシャルなシューズをくれたいい人なんだけどな




いや、肩をガシット掴まれて


「将来、わたくしになにかありましたら助けてくださればよろしくてよ」


と言っていました




結局はタダで譲るというわけです


底抜けなお人よし?、だと私は思いますけどね


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