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5 絢子さんと友達になりましたわ

「判りましたわ」


絢子さんが雪子わたくしからの説明を聞いて一応納得してくださいましたわ




さすが幼稚舎からのお友達


話合えば判りあえるものなのですね




・・・けっして悪役令嬢の配下を作るスキルではなくてよ(たぶん?)





この分ならば庶民の方も楽勝ですわね


もうこれでヒロインと関わり合いになることもありませんわ





わたくしが突撃されることはないでしょう


そう思い雪子はホッとした


これで悪役令嬢ルートは無くなった(はず)だからだ





雪子は一之瀬絢子を説得できてほっとした


放課後に教室に二人っきりで絢子に話したかいがあったというものだ





何かされたのは勘違いである


いままではクラスは持ちあがりで知った顔ばかりであった


そこで知らない人間にいることに慣れていない


学校での女子同士の挨拶は『ごきげんよう』だがいきなり『こんにちは』と言われてショックだった


どうしても考えている事が判らない


等々、絢子に訴えた




クラスメイトがヒロインをイジメようものならすべて雪子のせいになる


そして断罪一直線


雪子には破滅への一本道しか見えなかったので必死だった



その甲斐があって絢子はなんとか納得して貰えた





ああ人生って素晴らしい


雪子は幸せを噛みしめてた



・・・それが勘違いだったと判るのは翌日の話(笑)

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