表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

31/82

31 おとといきやがれ御主人様、ですわ

「いらっしゃいませ」


お店に入ってきたお客さまに声をかけましたわ



・・・なにやっていまの、わたしく





ごきげんよう


冷泉院雪子ですわ




現在、苺ちゃんの家の近くの喫茶店でウエートレスをやっていますわ





・・・なぜかと聞かれもわかりませんわ


わたくしの方が聞きたいですわ




先日、苺ちゃんから相談を受けましたわ


転売野郎をどうにかして欲しい(意訳)by苺




わたくしのコメント


「売れないなら(わたくしが)たべれば良いのですわ」




苺ちゃんも賛同してくれましたわ


こうして大人気のモンブランは全部わたくしのモノになるはずでしたわ


・・・きちんとお金ははらうつもりでしてよ




ところが苺ちゃんに呼ばれてお家にいったところお家に入る暇もなく手を引かれました


着いた先は近所の喫茶店ですわ






なんのことか判りませんでしたわ




苺ちゃんが変な機械を持ちましたわ


押すとウニュウニュウニュと何かが出てきましたわ


作っているのはモンブランのようですわ


察するに栗のペーストを押しだしている?ようですわ


完成したモンブランを苺ちゃんの指示で3番テーブルに運びましたわ


ってわたくしはウエイトレスでしたわ!





なぜに?


ホワイ?


休憩時間になって苺ちゃんに言うと


「え?雪ちゃんが言ったんだよね?」


と言われました





相談をしたら喫茶店を見ながら、あそこで食べさせれば転売ヤーは手も足もでませんわ(意訳)


と言われました





わたくしはそんなことは言ってませんわ!


そして喫茶店なんて見ていませんわ!





これは冤罪ですわ!


断固として再審を要求しますわ!


そしてモンブランはすべてわたくしのモノにさせていただきますわ!






「あ、おきゃくさんがきたよ」


苺ちゃんに言われたのでつい


「いらっしゃいませ」


と返事をしてしまいました





orz


ウエイトレスが身体に沁みついていましたわ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ