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序章 ワイ初めての1作目や!!
序章
ふと目が覚めた。白い天井、窓からは明るい光が差し込んでいた。ここは何処だろうか。どうやら、結構な時間寝込んでいたらしい。ズッと重い身体を起こす。
「あら、目を覚ましたのね。一生このまま起きない方が幸せだったかもしれないのに。」
人を殺すように鋭く、けれどどこか優しいような声が聞こえた。そこには同じ学校の制服を着ていて、白く大きなリボンを着けた1つ上の先輩がいた。
「まだ状況がわからないの?頭が少しよわいのね。まぁ仕方ないわ。あんなことがあったもの。あなた、なかなか酷い状態だったのよ?」
「え?」
まだ同じ学校の1つ上の先輩としかわからない少女に、酷いことを言われた。突如。ズキっと強い頭痛が起きた。ーーーーー「いたっ」