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64.再集合後の騒動⑤

 最近煮るラーメン半分を食べるのにハマっております。半分でちょうどいいヨネ。具を一杯入れるし。残りの半分はどうなっているかというと……。


 さておき、ちんたらやってたら枚数嵩むよ。この茶番いるのか?いらないきがするんだが……。でも茶番ほど楽しいっていうジレンマがね……。


 ノクターンとかで裏で奴らがナニやってるか書きたい気がするけど。そんな暇なんてあるわけもなく……。正樹と桐華の濡れ場とかかきてーなぁ。

 陸と徹と清藍の3Pなんて楽しそうなのに……。アホなことばっかり言ってるくらい頭おかしくなっている作者です。


 正直言うと主要メンバーのこういうシーンは考えておりません。忙しいしね。誰と誰がくっつくかも漠然としている状態なのでねぇ。


 皆さまは誰と誰がくっついて欲しいんでしょうかね。


 ハァ。勉強しよう……。ではまた来週(までに書けたらいいなぁ)

「正確には司書ではないと、昨日も言ったと思いますけど」


 崎宮さきのみや市は県庁所在地であるから、当然県庁が存在する。そしてその近隣には様々な関連施設が存在する。これはまあどこの県でも似たようなことだろう。


 崎宮市立図書館も当然その関連施設の一つであり、吉良きら彬華りんかが良くすれ違う場所でもあった。


 その際に彬華はスーツ姿で県の記章きしょう付き苗字プレートを身に着けて出入りしていた。それを見て吉良は、彼女がこの図書館に勤めていると考えたようだ。


 県の記章の付いたプレートを付けているということは県の職員であって、崎宮市の管轄している図書館に勤めているとは考えにくいのだが、そこらへんはご愛敬だろう。


 普通、図書館の利用者は本を借りに来るのが目的で、そこにネームプレート付きの人物がいればその施設の関係者だろうと考えるのは別に不思議なことではない。


 ネームプレートに付いている小さな記章など確かめる者がどれほどいるというのか。


「ああ、司書さんじゃなくて職員さん?」


 だからこんな風な返事になる。


「――……」


 彬華は目を細めて頭に手をやった。


「まあいいじゃない。その辺は落ち着いた時に話せば」


 仲裁するように新汰あらたが二人の間に入って声を掛けてくる。


 彬華はそれに応じて、ふっと息を吐いて表情を和らげた。


「そうですね」


 ごめんとでも言うかのように、小さく吉良に頭を下げてそれからすぐにベッドの住人に視線を移した。


「戸上さん……えっと、りくさんでしたか。まだ目を覚まさないんですね……」


 ベッドで眠る陸は、栄養補給のための点滴はされているものの、それ以外の処置の形跡は見当たらない。


 顔色も特に悪いというわけでもなく、万が一のために装着された、心電図モニターから表示される数字もおかしいところは見受けられられない。心拍も血圧も呼吸も至って正常と言える数字だ。


「変なこと言ってもいいですか?」


 急に重い沈黙に包まれた室内で、不意に彬華が声を上げた。


「頭おかしいと思われるかもしれませんけど、聞くだけ聞いてもらえます?」


 彼女の言い方は半ば確信があるが、信じてもらえないだろうという様な諦めを含んでいるような雰囲気だ。


「これって『霊障』みたいなもんなんじゃないですか?」


「え?」「?」「んん?」


 三人の男たちの視線が彬華に集中する。


「言ってることおかしいって判ってるんで、取り合えず最後まで聞いてもらっていいですか?」


 口を開こうとした新汰と吉良きらを少し上ずった声で制して先に彬華が声を上げる。


 二人は一時顔を見合わせたがすぐに口を閉じて、彼女の話を聞く姿勢を取ったと表すように彼女に視線を戻した。


 正樹まさきは最初から聞く姿勢だったのか、口を挟む余裕がなかったのかそれとも彬華にまだ見惚みとれてれているのか彼女から視線を動かしていない。


 三人が彼女の話を聞く体制に戻ったことを確認してから、彬華はまた口を開き大きく息を吸った。


「とは言ってもうまく言葉がまとまらないんですけど、戸上君の周囲に何か黒い靄みたいなのが見えるんです……私の目が腐っているのかも知れませんけどっ」


 どんどん声が大きく上ずって来ていることに気付いて、彬華は再度深呼吸して声を潜める。


「皆さんには見えていないんでしょうか。私……昔からこうで、人が見えないもの……特に悪いことに関することばかりなんですけど……幽霊とか、見えることがあって。そうなんです……私が見えるってことは悪いモノの可能性が高いと思うんです。戸上君に悪霊みたいなものが付いているんじゃないでしょうか」


「そんな馬鹿なっ!!」


 声を上げたのは吉良だ。


「陸君が倒れたのは本家の門の前だ。あの場所でそんなことができるわけが……」


 吉良の剣幕に押されて彬華は口をつぐんだ。急に大きな声を上げた吉良の様子を伺う様にそちらに視線を向けている。


  ()()()()()()()()()()()()()()()()()と言う注釈は付くものの、その意見には新汰も正樹も賛成だった。


 新汰は一昨日おとといまで陸と連絡を取っており、昨日の陸の予定を確認している。だからこそ、徹と会ったのだ。最初は自分の都合で徹が清藍せいらんの傍を離れることを嫌い断ったが、徹から陸の予定を確認し、更に自分も本人に確認するという念の入れ具合で。


 それにもう一つ。吉良が陸を陥れることができる程の実力差が開いているとも思えない。という事もある。


 吉良は確かに実力者の一人として周囲に認められてはいるが、もし陸を遥かに凌駕する程の実力であるならば、戸上からの待遇は今とは違っている筈だ。


 つまりそれは、それ程でなければ今の状況にはもっていけないという事だった。


「……えっと。ごめんね?あたしの私見だから。違うのかも知れないけど、何か確認する方法とか思い付かないかな……」


 吉良が大声を発したきり静かになってしまった病室に、状況にとまどっている彬華の声が静かに流れた。

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