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質問と訪問

まだ前のPCからの移植部分です。

僕たちはそろそろアパートに行こうと決め、歩き始める。

「ところで、冬野さんは平気なの?」

「何が?」

「異性と一つ屋根の下で暮らすことについて」

「気にならないね。僕はあまりそういうことは気にしないから」

「なるほどね」

「ただ・・・」

「ただ?」

「僕は眠くなったりすると、性格が変わるらしいから。そこだけ気をつけてくれると助かる」

「了解」

彼女は僕の上げた缶コーヒーをあけ、口を付ける。

「・・・・甘い」

「女性だからって、甘党とは限らなかったね。ごめん」

「いや、もらい物だからいいさ」

そのまま少し歩く、アパートまであと少し。

「ところで、荷物は?」

彼女は旅行かばんを一つ持っているけれど、少ないと思う。

「明日、宅急便で届く。これと同じようなのが三つ」

「家具は?」

「足りなかったら買いに行くよ」

「食器も?」

「うん」

「お揃いなところを気にしないなら、貸そうか?」

「ふむ、それは助かる」

そこまでは案したあたりで、部屋についた。

僕らが住む部屋は母の同級生が大家さんをしているところで、

個室が二つに、キッチン付リビングが一つ、合計3部屋。

トイレとお風呂も完備。

鍵を開けて雪を払いながら部屋に入る。

「おや?男性の部屋はもっと散らかっているイメージがあったのだけれど・・・」

「テスト前って、片付けとかしたくなるんだよね」

「道理で」

「そういえば、朝からずっとあのベンチに居たようだけど、受験は?」

僕は手洗いやうがいをしながらたずねる。

「僕は推薦でおしまい」

彼女も同じように手洗いうがいを済ませる。

「分からないところがあったら聞いていいかい?」

「そのかわり、家事を頼むよ。僕はその辺が苦手で。成績も家庭科はあまりよくなかった」

彼女の声に恥ずかしさが混じっているように感じる。

「いいけどさ、家事は嫌いじゃないし。でも、下着は自分でやってね?」

「フフッ、努力するよ」


もう少し、移植部分が続きます。

個人的に、美毛のような口調の女性は好きですw

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