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名前のない悪魔  作者: ジレスメ
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第三十八話 乱れ反らして惹かれれば

 いらっしゃい。

 空の赤が深まり、農作業から解放された人々の体も口も軽くなる。足早に歩く女性は、今晩は簡単なもので済ませようか、それともシャヴィさんにお願いしてしまおうかと、もうすぐ帰る夫を思い浮かべながら、食堂の窯を借りて焼いたパンを取りに向かう。

 そんな中、正門前には旅から帰ったアンジェラ達と、それを迎える村長やジルナートらが集まっていた。その中には、村に来る前に立ち去ろうとしていたアルカハクと、突如現れたビスカントの姿もあった。


「本……っ当に、申し訳ない! 国に帰った後、この者にはよくよく言い聞かせておきます!」


 ビスカントは平身低頭で村に謝罪をしている。どうもアルカハクの上司であるらしい。当のアルカハクは腕組みをして、他人事のように横で突っ立っている。


「馬鹿者、お前のために謝っているのだぞ! 怖い思いをさせた村の方々に頭を下げんか!」

「何のことだ? 以前決闘した時も了承は取ったし、今回も約束通りに来ただけだ」

「あ、の、なぁ! 俺には分からん。何で決闘に至るのか、まったく分からん! っていうか、何で武器持ち出したの?! 危ないよね? 使っちゃいけないよね?」

「私の全能力を使うに値する、至高の友が現れたのだ。それに、私の仕事はオークの討滅だったはず。武器を持ち出すことは想定済みのはずだ」

「馬っ鹿! 何でわざわざお前にその仕事回したのか考えてよ! 教会のお偉いさんがオーク憎しで依頼してきただけなんだから、適当に済ませりゃいいんだよ! お前は、オーク達に目撃情報出てるからネフレスクの近くをうろつかないよう伝えて、こっちには森の奥に逃げたようですとでも報告すればよかったの!」

「だったら、そう言えばよかったではないか」

「分かってくれると思うじゃん、じゃないと俺、わざわざお前に親族殺すよう命じる、血も涙もない悪鬼羅刹上司じゃん。あっちでは教会の目もあんだよ。俺達の班はただでさえ立場が弱いんだからさ。俺は、心配でわざわざオークの山まで見に行ったんだぞ!」


 本来ならばアンジェラ達が無事に帰還したことを祝う場となるはずだったが、今は想定外の来訪者によって別の騒ぎとなっている。

 情報の整理されていない状況では、皆離れることが出来ず、同行してきたオーク達は、旅の疲れを感じながら居心地悪そうに待ち惚けていた。


「あのぉ……、皆さんお疲れでしょうから、一先ず旅の汚れを落とし、食事をした後に再度お話をするというのは、どうでしょうかの?」

「いえ、有難い申し出ではありますが、ご迷惑をおかけした私達が、これ以上世話になるわけにはいきませぬ。早々に国へ戻ろうかと思います」

「戻る? これから日が落ちるのにですかの? そちらの方がお強いのは知っておりますが、いくら何でも急ぎすぎでは……」

「ちょっといいか?」


 杖を突いたルヴナクヒエが話に割り込んでくる。


「俺はちょっと前にオークの所へ行って、今帰ってきたところだ。俺のざまを見て分かる通り、かなり遠い場所にあった。だが、あんたはさっき見に行ったって口にしたよな? ってことは、そっちの奴を探して山へ向かってから、ここへ来たってことだ。どうやってそんなに速く? 今もちょっと出掛けたみたいなのりで、国へ戻る何て言ってるが、ここは王国の人間がすぐに来れる場所じゃないはずだろ?」


 ルヴナクヒエの問いかけに、ビスカントが少し考える。


「そうですね、別に隠していることでもない。手っ取り早く説明するために、私の魔法をお見せしましょう」


 そう言うと、ビスカントは空を指差した。指筋の向かう先に、黄金色に煌めく光が生まれる。


「あそこを見ていてください」


 光が四角い膜の様に形を変える。見れば、ビスカントの正面にも同じような光の膜が作られている。ビスカントが正面の光に手を差し入れると、上空の光から手が伸びた。


「これは……?!」

「私の空間魔法です。光の門を作り出し、遠く離れた場所と空間を瞬時に繋げることが出来ます。私が作ったもので、天門と名付けました。すごいでしょう?」

「……いや、おったまげたね。つくづく、魔法ってもんが理解の範疇を超えてると思い知らされるよ。なるほど、それで移動してたってか……」

「はっはっは、そうでしょうそうでしょう? 見ろ白牙、分かるだろ? 魔法っていうのは戦うためだけにあるんじゃないんだぞ」


 唖然とする村人たちの様子に、ビスカントの機嫌があからさまによくなる。実のところ、魔法を他者に認められたい欲求がそれなりにあったのだ。だが、現在、教会内で疎んじられているビスカントは、人目に付く場所で魔法を使うことが憚られ、鬱屈した思いが溜まっていた。

 そんな中で訪れたクリモリ村は、教会の目が届かず、割とはっちゃけても構わないような気がしていた。人間、忙しい期間が長すぎると少しずつおかしくなるのだ。


「なあ、前にそいつから聞いた時も引っ掛かったんだが、その白牙っていう二つ名は何なんだ?」

「何です、気になるのですか? 実はですね、私が考えたのですよ。我らの所属する羊角の剣では、二つ名をつけようと。彼の場合、白い人間の肌にオークの牙、それに透明の刃を使うから白牙。思いついた時、我ながら痺れましたね。恰好良いって。ちなみに、私はさっき使った魔法の天門。天門のビスカント。いやあ、いぃ~でしょう?」

「…………あぁ。かっけーな」


 忙しい期間が長すぎたのかもしれない。

 しかしながら、実際凄い男ではある。空間魔法を扱える者など、この世界には数える程しかいない。それも、自身の転移を可能にした者は、ビスカントただ一人であった。

 突出した才と勤勉さを持ち合わせた男ケンプ・フィンド・ビスカント。だが、そんな人間に光が当たるとも限らないのが人生である。世に埋没したありふれた天才と言うには、尖り過ぎていたが、現状彼は表舞台から姿を消していた。


「本当に凄い魔法ですね、ビスカントさん。実は僕達もほんの少しだけ魔術の心得があるんです。丁度、食事の用意も出来る頃合いですから、腰を下ろして魔法についてじっくりお聞かせ願えませんか?」


 言葉を発さず黙って状況を見つめていたジルナートが口を開く。


「え、ははは、そうですか?! ……いや、しかし、私は仕事が……」

「いえ、そう言わずに。何のもてなしもせずに客人を帰したとあっては村の沽券に拘わります。それに……、そちらの方と以前、約束、もしていましたし」


 ……約束? 何の?


 ビスカントは脳内が急速に冷えていくのを感じた。隣で腕を組んでいる部下は、泰然自若としすぎて何を考えているのか分からない。


 何をして、何の約束をすることになったんだ……アルカハクよ……。


「……分かりました。いや、ほんとに、何とお詫びをすればいいか……、すいません……」


 ビスカントは、ジルナートの言葉に従うことにした。約束という言葉に、アルカハクが村で何かしでかしたのかと、想像を膨らませた結果である。

 ジルナートの言う約束とは、以前アルカハクが村にを去る時に取り付けた、食事をして話をしようという、それだけのものでしかない。だが、ついさっきまで村の近くで暴れていた部下を横にしては、ビスカントも深読みをするしかなかった。

 もちろん、それはジルナートがわざと約束という単語だけを強調した結果ではある。外の情報は貴重であるし、ビスカントにも村の存在を口外せぬよう頼まねばならないのだ。


 信用を無くす嘘はつかず、優位性を得る勘違いをさせ、その上でもてなす。これで国に村の存在を漏らすようなことは無くなるだろう。だが、有益な言葉を引き出すなら、もう一押し何かが欲しい。


 ジルナートは、ビスカントの性格を分析しつつ、さらに観察を続けることにした。




 食堂では、急遽客人用の食事が必要となり、料理自慢が集まって大わらわとなっていた。幸い、アンジェラ達の帰還祝いを想定して、食材は揃えられている。懸念すべきは、都会の人間に田舎料理の味付けが口に合うかだった。


「……どうですかな?」

「……驚きました。こんな森の奥で、これほど美味しい食事を頂けるとは、予想だにしませんでした。これ、おかわり頂けますか?」

「もちろんですとも! いやあ、よかった。これでサリエンさんは紛うことなき村一番の料理上手じゃな。なんてったって、都会育ちの方にも太鼓判を頂けたのだからのう!」


 来客の返答に、村長が大いに満足する。どんな言葉が返るかは予想がついていたのだが、ここ最近、食堂に負担を掛けることが多かったので、部屋の奥にも聞こえる声で女主人を褒め称えた。

 ビスカントにしても、どんな物が来ようと美味しいと言うつもりではあった。だが、想定を超えて料理は美味かった。普段は忙しさにかまけて、日持ちするパサついたパンに、しなびた具材を挟んで齧るのが常であったのだ。久しぶりの温かい食事に、縮んでいたはずの胃袋は大口を開けて歓喜した。


「おっ、嬢ちゃんお召し替えは済んだみてえだな。こっちに飯が用意されてるぜ」

「あ、あい、ご、ごはんごはん」


 ビスカントの横でメヒヤーが手招きしている。本日の食堂は、旅から帰還したアンジェラ達と来客のために貸し切られていた。アルメトラが村に訪れた日の失態は、村長の胸に教訓として深く刻み込まれていたのだ。


「さ、アルメトラさん、あなたの楽しみにしていたお酒ですよ」

「え! あ、有難うございます!」


 ジルナートが蒸留酒を自ら持ち出して酌をする。


「やったお酒、お酒――あっ、すみません」


 アルメトラが杯を持った手を突き出し、ビスカントの手に触れた。


「い、いや、わ、私こそ周りに注意を払わず失礼した」


 ジルナートの目が光なく笑う。

 各人の席を決めたのはジルナートであった。ビスカントの奥隣りに座らせたアルメトラは、誘導に沿って予想通りに動いてくれる。


「それにしてもビスカントさん、教会の方にオークを討滅するよう依頼されたと仰っていましたが、教会はそれほどにオークを嫌っているのですか?」

「え……、オークの討滅……ですか?」


 ビスカントへ向けた問いに、隣に座るアルメトラが先に反応した。


「ん……、いや、確かに教会内で嫌う者がいるのも事実ですが、私事に動かせる戦力には限りがある上、この大変なご時世に目立つ動きをすれば、民衆からの顰蹙を買いますから……」

「それで、実力者揃いであるビスカントさん達、羊角の剣の方々に依頼が来たと?」

「そんな! 私達が人間と争っていたのは遠い過去の事です! そんなのひどすぎます!」


 アルメトラが注がれた杯を飲み干し、ビスカントを見つめる。


「む……、いや、だから私達は、その依頼を達成したことにして無視しようかな、と……」

「本当ですか!?」

「あ、ああ、本当、ほんと、ホン、ト……」


 アルメトラはビスカントの手を両手でしっかりと握り、首筋に呼気が当たるほどに顔を近づけて、上目遣いで見つめる。引き寄せられた手は、その豊かな胸に包まれている。酒で上気した体温が直に伝わり、潤んだ瞳としっとりと濡れた唇が懇願を続ける。牙に沿ってめくれた唇が薄く開き、すがる声を熱を帯びた吐息と共に漏らしている。


挿絵(By みてみん)


「実は、アルメトラさんもしばらくこの村に留まることになったんですよね。村にオークがいると知れたらどうなるのでしょうか?」

「ソレハ……、ソトニ、シレナイ、ヨウニ……」

「……もしかして、私達がいると村に迷惑をかけてしまうのですか……?」

「どうでしょう……、なんせ村全体の事ですから。僕の一存で勝手なことは何とも……」

「…………ル」

「ん~、何ですかあ?」

「……マモル! オレガ、アルメトラチャンヲ、マモル! ムラ、モ、マモル、ソレデ、イインダロォ!?」


 ビスカントの中で絶対的な何かが壊れた。


「……よく、仰いました。さあ、ビスカントさんもお酒をどうぞ」




 席の向かいでは、アルメトラが無自覚に男を篭絡している。

 少女は思った。すげえな、と。


「おい、ガキはちゃんと飯食って早く寝ろ。あれは見ない方がいい。俺も見るにしのびねえ」

「あ、ぁ、あい」


 確かに、よく知らない男ではあるが、今の姿は到底衆人環視の中に晒していいものではない。人間性の崩壊が、著しい言語能力の低下として表出している。可哀そうに。おそらく、男の脳内は多幸感に包まれているのだろうが。

 しかし、それは別として、アルメトラの潜在能力には圧倒された。

 体のスタイルが母様に近いこともあって憧れないこともない。……いや、羨ましいよ。私だってもっと恥じらえる体になりたいよ。若さは大切にすべきかもしれんが、老いる楽しみを感じてみたいんや。ちっちゃな体かて、おっきな夢は育っとるんやで。


「どうしたんだい、難しい顔して? あんたもお酒飲みたいのかい?」


 少しの間、考え事をして食事の手が止まっていたらしい。横から聞き慣れた声が届く。


「まったく、アルメトラちゃんは食べっぷりが良いんだけど、飲みっぷりも良すぎるんだよねえ。料理作った身としては、酒にばっかり舌鼓を打たれても嬉しくないよ」

「俺は下戸だから、何がいいのかさっぱり分かんねえな。頭も体も鈍るだけだろ。知らなくて困るもんでもねえし、お前もそのたっぱで興味持つのはやめとけ」

「ん、んん? ……あー、ぁ、あい……」


 あたしゃ呑兵衛じゃないよ。まあ、興味はあるんだけどさ、別にそんな考え事してたわけちゃうからね。ちょっと不満。


「さてと、じじばば方のごはん届けなくちゃならないけど、どうするかね。ルヴ、あんた行っとくれないかい?」

「ああ、なんで俺が!? 待ってくれよ、俺はもう足が……!」

「うるさいね、あたしが離れるわけにもいかないし、いつもの暇な奴らは締め出しちまってるから、頼める足がいないんだよ。今もじじばばがひもじい思いしてんだ、男を見せな」

「ぐ……、くそ、おいメヒヤー、お前の出番だ! ちょっと外を回るぞ、来い!」

「外? 待ってくれよ、俺は今飯食ってるし、ビスカントさんと話もしてんだからよ」

「うるせえ、来い! ちゃっちゃと終わらせて、さっさと帰りゃいいんだ! 俺も腹減ってんだよ!」

「たく、しゃあねえなあ。じゃ、そう言うことなんで、ちょっと席開けるぜビスカントさん」

「アア、マタ、アトデ、ナ」


 ルヴナクヒエがメヒヤーの肩を借りて、外へ出る。暫くすると、扉の向こうからギシギシと、荷車を動かす音が聞こえ、二人の声と共に段々と遠ざかっていった。


 ……日常に帰ってきた実感が湧いてくる。体の疲労感は、確かな旅の証で、見てきた全てが現実のものであったことを教えてくれる。

 この場所は変わらない。いつもと同じ安心感がある。シャヴィさんは特別に労るでもなく、普段通りに振舞ってくれる。本当は何か思うことがあるのかもしれないが、これが疲れた者に最も安らぎとなることを知っているのだと、私はそう思う。


「あ、あの、し、しゃ、シャビ、さん」

「おや、どうしたんだい?」

「……い、ぁ、う、ううん、にゃ、な、何でもな、い」

「? そうかい。そんじゃ、あたしは厨房に戻るからさ、ご飯食べ終わったら、机はそのままでいいから、ファルプニさんに声掛けておくれ。ひどく疲れてたみたいだから、消化に良いもん作っておくよ」

「あ、あい」

「それと……」

「あい?」

「おかえり。無事に帰ってきてくれて嬉しいよ」

「あ……あい! た、ただい、ま!」


 私を変わらずに待ってくれる場所。

 そんなものは、とっくの昔に失った。そう思っていた。

 でも、それが今、私にはあった。

 私を、見つけてくれていた。




「あの、本当にもう行ってしまわれるのですかの?」

「少し、……羽目を外してゆっくりし過ぎました。私には、仕事が山積しています。時間があれば、また来させていただきます。知っての通り、私はすぐに来れますから……」


 酒に体をふらつかせながら、ビスカントが夜道に足を運ばせる。酔いつぶれたアルメトラを食堂に残し、村長にジルナート、アルカハクが見送りに来ている。


「ビスカント、私はまだ用事が残っている。今日は戻れない」

「……ああ、そうか寄っていくのか。頼んだぞ、俺が過労で倒れる前にな。……しかし、久しぶりに妹に会ったのだろう? だったら今日明日くらいはゆっくりしていけ。そういうフォローも出来ちゃう上司なんだ俺は。上司の俺が、君を思ってそう命じたんだ。分かるな? 話す事がなくて困ったら、仕事場の話なんかしてもいいかもね。気のいい上司の話とかさ。頼んだぞ、白牙」


 部下が怪訝な顔をしている。

 朴念仁で、何を考えているか分からない奴である。だが、それは純粋で真面目な事の裏返しだと、俺は知っているぞ。お前には素晴らしい妹がいる。お前の全てを許そうとも。


「さて、ここらへんでいいだろう。ほい、天門天門っと」

「待ってくれ」


 呼び止める声がした。食事中に隣で聞いていた声だ。足音はなかったが、もう一人見送りに来ていたらしい。


「おお、メヒヤー、見送りに来てくれたのか」

「ああ。それでよ、聞きたいんだが、その魔法ってのは、ビスカントさんだけしか移動出来ないのかい?」

「ん、これはそうだな、出来んことはない。いや、それどころか、十人くらいであれば一度に転移させることが出来るだろう。だが、空間を歪めるという性質上、不完全な形で魔法が成立すると非常に危険なのだ。今もこうして広い場所に出て、巻き込みの危険性を排除している。失敗したことはないが、他者の命を預かるとなれば、責任を持てん。緊急時に班の者を何度か送ったことがある程度だ」

「……ってことは、命を懸けるなら、問題はないってことだな?」


 飄々としていた男の表情が引き締まる。その目は、光を見つめるようにビスカントを真っ直ぐ見据えている。

 ビスカントは、その目に確固とした信念を見た気がした。そして、一方でそれは、

見つけ出した希望にすがる、男の切実な声であることも理解した。


「……訳ありか。だが、事情によるぞ?」

「ああ……、ビスカントさん、あんたにも納得してもらえると思う事情だ。頼みを聞いてくれ」

 お疲れさまでした。

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