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籠の鳥  作者: 真夏冬花
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出会い

雛鳥は言いました。

「私は籠の鳥でいたいのです。外の世界は私が生きるには辛いことが多いのです。」

男は言いました。

「貴女はここでその“誰か”を待っているのですか?」

雛鳥は少し考え言いました。

「そうですね。私はここでその“誰か”を待っているのかもしれませんね。」

男は言いました。

「貴女のその行為はただ逃げているだけではありませんか?」

雛鳥は少し驚いた様子で言いました。

「その通りかもしれません。でも私はもうこの考えを非難されても直す勇気はないですよ。

それくらいに私は捻くれていますから。」

男はそう言って笑う雛鳥を見つめました。

雛鳥は続けて言います。

「もしあなたが私を拾ってくださるなら、これから先私はあなたの為だけに生きましょう。

あなたの為だけに鳴いて。あなたの為だけに全てを捧げましょう。」

気づくと男の手には鳥籠が握られていました。

男は驚き雛鳥を見て言いました。

「君は一体な…」

雛鳥は遮るように言いました。

「さぁ、どうしますか?私を拾ってくれますか?」

男は何かに導かれるように雛鳥に手を伸ばしていました。

雛鳥はその手に乗ると鳥籠の中へ入っていきました。

雛鳥は言いました。

「これで私はあなただけのものです。これからよろしくお願いします。」

そう言って雛鳥は嬉しそうに鳴きました。

男は自分の持つ鳥籠を見ながら、反対の手に鳥籠の鍵を持っていることに気がつきました。

それを大事にしまうと男は自分の家へと歩き始めました。

男は小さく言いました。

「なんだか君に騙されたような気がしてならないよ。」

雛鳥はそれを聴こえなかったのか、まだ嬉しそうに鳴いていました。

細々続きを書いていこうと思います。

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