将棋
こんにちは、NiOママ@blog主です。
ツクツクボウシの鳴き声が聞こえなくなったな、と思ったら、秋の虫が鳴き始めましたね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
最近6歳になる息子が、将棋にはまっています。
若冠14歳の天才棋士に影響されたのでしょうか。
この前はインターネットで将棋をしながら『やったー、リアルponanza相手に29連勝したよ!』と可愛らしく笑顔を浮かべており、『我が家の天才棋士くんも、いつかは藤井くんみたいになれるのかな?』などと、親バカなことをちょっぴり考えております。
さて、実は私、将棋についてほとんど分からなかったので、息子に説明してもらいました。
ぎこちない手で駒を並べる息子でしたが、その説明に戦慄してしまいました。
まず、『歩兵』です。
名前からも分かる通り、兵隊なのです。
しかも一歩ずつ、前にしか進めない……これは敵前逃亡を赦さないおぞましい軍国主義を思わせます。
他にも、『香車』は同じく後退のネジが外れた直線移動しか出来ないと言うのです。
これも『神風特別攻撃隊』……片道燃料の『バンザイ・アタック』のオマージュでしょう。
更には明らかに優秀な『飛車』や『角行』……未来ある若者を敵陣に突っ込ませ、お偉いさんである『王将』『金将』『銀将』は自陣の奥でふんぞり返る様などは、正に戦中の大本営を想起させます。
この様な思想をゲームを通じて子供にまで植え付けていくことで、日本を戦争の出来る国にするつもりなのでしょうか。
一人だけ安全な場所に隠れた安部首相と言う名の王将は、穴熊の中で笑顔を浮かべています。
先程まで頼もしく聞こえた息子の駒を板に叩き付ける音が、まるで遠くから響くグンクツの足音のように聴こえて来るような気がするのです。