私の秘密
「久しぶりだな!火鷹」
本当に与一と世永なんだ。
「う、嬉しいよぉ~!」
「与一、世永久しぶり!元気だったか?」
私と悠紀ははしゃいでいた。
私たちは小さい頃からずっと一緒に育ったそして、与一と世永は私の秘密を知っている。
ー私の秘密ー
私は特別な力を持っていた。
けして悪用してはならない。
とても強くてきれいな力を・・・
学校が終わり家に着くと私は、いつも日課にしていることを始めた
「鎮守神よ、かしこみかしこ申す。我の声に答えよ、そして我が前に現れよ」
鈴とした声・・・
そこに現れたのは三人の美しい男たちと一人の美しい女性だった。
「主よ、御呼びか?」
人間とは、思えない・・・美しい容姿
銀の髪 金色の瞳 美しい・・・
「主?どうかしたのか?」
「ごめんごめん。聖火。ただ、遊んでほしかっただけなんだ~」
聖火は、火之神だ。
「では、何して遊びたい?火鷹。」
この人は、水草。水神だ。
「そうだなぁ!じゃあ、まりつきがいい。」
「ふっ、ふはは!まりか、火鷹もう少し女の子みたいなものはないのか」
「うるさいぞ白虎‼火鷹様がまりがいいと言うのだ!」
この二人は、白虎と白神だ。それぞれ風の神と光の神だ。
「さぁ!遊ぼうみんな!」