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幼なじみと再開
私は、自分が大嫌いだ。理由?そんなのないよ。
登場していきなりえーと、な、なんだけそうそう!ネガティブだ。
ネガティブなことを言ってる私こと、杉波火鷹は超がつくほどネガティブ人間だ。
「って!学校遅れる~‼ん?何か視線を感じる気が・・ま、いいか!ヤバイ、こんなこと言ってる場合じゃない!」
キーンコーンカー、ドタドタ‼
「セーフ!」
「セーフ、じゃねぇ!杉波何度言えば分かるんだ!まぁ、いい席につけ」はーい、だって朝起きれないんだもんって言えば怒られるか、「何してんだよ!いつも言ってるだろう、迎えに行くって」
そう言って話しかけてくるのは、幼なじみの昴悠紀だった。
「だって、悠紀てば朝早く来るじゃない」
悠紀はいつも私を心配してくれる。
「そこ!うるさいぞ。さて、今日はこのクラスに転校生がくる、入れ。」
「どうも!鷹尾与一といいます。僕は鷹尾世永といいます。よろしくお願いします」
え!嘘?まさか・・・
「もしかして!いっちゃん!なっちゃん!?」