エピローグ
俺は何しているんだろう、彼女に浮気されお金も盗まれるし、家族に捨てられ、会社にはなぜか上司が怒り狂って俺をクビにしたり、挙句の果てに友達の借金を負わされる始末。これは詰んだなと思った、けど今の状況はなんだんだ!
いつも通りに仕事に探そうとしたら、
「おらぁぁぁ!死ねや!」
これだよ、急いで裏の道路に入ってらそこに女子高生が地面に座り込んで、女子高生を殺そうとしている刃物を持っているおっさんがいてさすぐに助けようとしたらさ
「いあやぁぁぁぁ!」
女子高生が俺を見た瞬間、すぐに逃げる始末そこで
「おらぁぁぁ!死ねや!」
で今の状況。
どうしよう、まぁここは格闘漫画のまだ主人公が一番やることそれは
回避!
「なんで回避するんだよ!さっさとしねー!」
なんて理不尽な!でも回避回避回避回避回避回避!
ズケッ
あっ、こけてしまったやばいやばい刺される!
ズサッ
うっ、右腹かよ。手術が難しいとこじゃないか!イテーーエ!
なんで俺だけこんなに不幸なんだよ、俺はただ単に女子高生を助けて逃げるつもりだったのに
ズサッズサッ
くそ、右肩と左胸やられた。そしていつの間にか右モモも刺されているしよ。いてーマジいてーよ、どうせこのまま死ぬのだから反撃だ!
「クソクソクソ!いてーじゃないか!フッ!」
ガシッ、
あいつの胸に掴んでからの右拳で三発、そして相手の左腕を折らしてまた殴る!
「オラオラオラオラ!」
まだだ、刺された分返していないぞ!
グサッ
えっ...
全身から血が抜かれていく感じがする、これは
「心臓が刺されているか、クソ」
ここで死ぬかもしれない、せめて目の前にいるやつでもボコボコにしないと俺は...
《何でこうなるんだ?俺は一生懸命に生きてきたはずなのに...なんで俺だけなんで俺だけなんで俺だけなんで俺だけなんで俺だけなんで俺だけなんで俺だけなんで俺だけなんで...》
やめろ、弱気になるな俺はまだいける。まだやつを倒せるはずだ、ここで倒れるわけにはいかない。
クラッ
やばい血が足りない、心臓がドクンとなれば血がどんどん減ってゆく、クソッ
「へへへお前死んだな」
醜い顔でこっちに話してくるなよ、俺が死ぬまで殴り続いてやる
「黙れよ、覚悟できているだろうな」
「へへへお前何いうッ」
ドゴッ、ドスッ、ドスッ、ドコッ、ドコッ×10
まだだ...まだ俺は...意識が...
ドスッ
ガハッ、横から蹴りが
「おっと危ないね、大丈夫かいそこの青年」
この声は...あいつの声だ...俺の彼女を奪った奴の声だ
「なぜお前がいる...OO!」
あいつは見下した目で
「君か、マイレディーの元彼か。マイレディーに振られているからってここまでやる必要あるのかい?君はなんというクズなんだ」
黙れよお前こそクズだろうが人の彼女を奪いやがって
「黙れよヒモ野郎。お前は何も知らないくせに」
「何を言っているんだい君は?僕は働なくてもいいんだよ、なんせ僕はこの世界の中心人物だからさ!後僕が来た理由は女子高生が裏の道路で怪しいおっさんとお兄さんが戦っているって言っていたからここにきたのさ」
何もわかっていないなこいつは...仕方ないおのおっさんの代わりにこいつをボコボコにしようか
「君なぜ黙っているんだい?あ〜あわかった図星だから黙っているのか?ハハハ、さて君をシバッ」
ドスッ
「ガハッ!へへへ君は何という愚かなことをしたんだ!世界級の顔を傷をつけるんなんて!」
ドゴッ、ドスッ、ドスッ、ドコッ、ドコッ
黙れよヒモ野郎、ペラペラうるさいな
パンッパンッパンッパンッ
ウッ、銃だと!?誰が撃った?
俺は後ろを見た、警官が撃ったようだ。なんで俺なんだ...俺は何もしていないのに...
助けんじゃなかった...生きたかった...まあ、それでも人...生...詰んで...いるがな...
《人が憎い人が憎い人が憎い人が憎い!オレハニンゲンヲユルサナイ!コロシテヤル!ジンルイヲホロボシテヤル》
【魔物に転生します、良い人生を鬼の人よ】